今世は当主になります ノベル252話  あらすじ&韓国原作小説レビュー

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今世は当主になります

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。

ここでは、ノベルの252話のレビューからまとめました。

個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。

今世は当主になります 地図注意
今世は当主になります 年表1注意
今世は当主になります 年表2注意
今世は当主になります相関図2
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今日のひとこと

そうして彼は、自ら皇太子になった。

ノベル252話あらすじ

会議室には円卓が用意されている他に、普段皇帝が座っていた場所に高い壇上が設置され、黄金で飾られた赤い皇太子の冠が置かれていた。「お久しぶりです、ロンバルディ当主」ミゲンテ・アイバンが嬉しそうに挨拶した。フィレンティアも4人の代表当主たちに混じって会話を始めた。

すでにロンバルディが病院を建てるという噂が広まっているらしい。フィレンティアの思惑通りであった。ミゲンテ・アイバンまで知っていたので、早く皆に広めようとした当初の目的は達成したようだった。病院とは何ですか、とサーシャウ当主が尋ねてきたので、「一種の大きな診療所だと思っていただいてかまいません。ロンバルディの市民なら誰でも治療を受けられる所です」と答えた。本当はアカデミーのように全ての帝国民を対象にする予定だが、わざと縮小して噂を立てておいた。誰でもと聞いて、ルーマン当主代理のアビノックスは驚いた。

まわりの貴族たちの視線もかなりフィレンティアに突き刺さっていた。ティアがそれにぶつくさ言うので、ロンバルディ当主様がどんな方なのか気になって仕方がないのでしょう、とミゲンテ・アイバンが苦笑いした。しかしアビノックスが「それだけではないでしょう」「まもなく皇太子になられる第2皇子殿下に対する恐怖のためでは」「アンゲナス家と皇后を引きずりおろした方です。恐れを抱くのも当然でしょう」「陛下が病に伏せっている状況で、誰が皇子殿下に逆らうことができるでしょう」と率直に意見を述べた。それから皆の視線にやっと気づき、自分がストレートに言いすぎたことを謝った。東部の人は嘘がつけませんから謝ることではないですよ、とティアは言った。実際間違っていないし。いつ自分が皇権を確固たるものにする見せしめにされるか怯えている貴族は少なくなかった。

そこへ皇室の騎士を伴ったペレスが入場した。会議場はすぐに静まった。ペレスの威圧感が人々を萎縮させたのだ。数百人の貴族を掌握する完璧な機先制圧だった。フィレンティアがゆっくりと立ち上がり、署名式を進行した。

皇太子任命書が円卓上に置かれ、代表家門たちが順番に署名と印を押していった。最後の署名者はフィレンティアだった。”第2皇子、ペレス・ブリバチャウ・デュレリーを皇太子として任命する”任命書の文言を見、その下の署名たちを見、顔を上げてペレスを眺めた。無表情だった。素直じゃないな、と思った。もう少し喜んでくれたら、やりがいを感じたのに。その瞬間、ティアだけがわかるくらいペレスの目が細まった。やっと笑ってくれた。ティアは微かに笑い返し、署名した”ロンバルディ当主、フィレンティア・ロンバルディ”。そして印を押した。

任命書は完成し、ガラスで覆われ素早く会議室の外へ運ばれていった。ペレスが席を立ち、壇上に上がった。本来、皇帝が皇太子に冠を授けることになっているのだが、皇帝も皇后も不在であった。貴族たちがこの後どうなるのだろうと見守る中、ペレスは冠を手に取り、自分の頭の上に載せ、自ら皇太子になった。離宮に捨てられ人々からも忘れ去られていた皇子が、強力な皇権を握る皇太子になった。その壮絶な旅路を象徴する瞬間でもあった。

ノベル252話レビューまとめ

ここまで来るのに苦労したよ、ペレス♡

ペレスが自ら冠を頭にかぶる姿が本当に不気味に怖いだろうね、貴族たち。

こんなに面白い小説でロマンスはただの付加要素だなんて

自分でかぶるなんて、自ら席を勝ち取ったことを表現しているのでしょうか

ペレス、あとはティアとの結婚だけだね。おつかれさまでした。

ティアに載せてもらうのかと思ってた!ティアの前でしかひざまずかないだろうし

ナポレオン・ボナパルトを思い出す

持っているもの1つもなかったのに、感動です

わたしの感想◎おめでとうペレス!ペレスの任命書にロンバルディ当主として署名するのがフィレンティアだなんて。本当に二人ともがんばった。

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