悪女ですが追放先で幸せに暮らします　37話あらすじ＆韓国kakao漫画レビュー、感想

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください

kakaoで人気の小説原作の漫画「マロン侯爵」日本ではピッコマで、「悪女ですが追放先で幸せに暮らします」という題名で連載されています。大変面白く、注目している漫画ですので紹介します。

文　hound
他の作品「優しいあなたを守る方法」　優しいあなたを守る方法は、コミック3巻まで発行されている人気漫画です。）

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絵　enuhasu（天の川）　　　　　

原作　JAYA
他の作品「悪しき侍女たち」、「エボニー」

「悪女ですが追放先で幸せに暮らします」各話一覧表はこちら

悪女ですが追放先で幸せに暮らします37話あらすじ
悪女ですが追放先で幸せに暮らします37話レビューまとめ
まとめ

悪女ですが追放先で幸せに暮らします37話あらすじ

アスタがシリルを助けてほしいとヘイリーに願ったことを聞いたシリルは驚いた。しかもシリルは、ヘイリーが自分を愛していないということが信じられない様子だった。腹が立ったヘイリーはシリルをドカドカと殴ったり蹴ったりした。
マリスが見かねて止めに入る。当初の目的どおりにヘイリーはシリルの汚染の進行速度を遅くすると、自分が魔性の男だという妄想を捨てて気を引き締めろと命令して牢屋を後にした。

マリスが馬車でヘイリーを連れて行ってくれる。シリルは一ヶ月は理性を失わないはずだとヘイリーは説明した。マリスは調度よいシリルの「使い道」を提案した。マリスとアスタが教団の秘密をあぶり出す間に、注意を引く役割をさせるそうだ。バンディシオン侯爵はニエベ王国内では、王族に続く地位の高さのため、その後継者であるシリルが悪魔の発生原因を探すと宣言したらどうなるか、という考えだった。

馬車が牧場に到着した。マリスがヘイリーに牛を買ってあげようと言う。つがいの牛、鶏20羽、羊12匹、ヤギも買ってくれた。大喜びのヘイリーが見れて、マリスは楽しかった。もしもっと欲しくなったら使って良い、とマリスは白紙小切手までヘイリーにくれた。なんでこんなに良くしてくれるんだろう、もしかしてマリスって私のこと好きなのかな？とマリスを見てみると、その瞳は好きな人へのそれではなく、異国の見慣れない動物を見る目だった。マリスはヘイリーへの興味深さを語った。そういうのを人は”魅力”と呼ぶのよ、とヘイリーが言うと、マリスはその通りだね、と微笑んだ。レイカールトやドライアドとは違うその反応、素直な頷き、魔性の男はここにいた・・・ヘイリーは思った。

ヘイリーはご機嫌で帰っていった。シリルがアスタを気にする様子に、マリスは少なくともアスタへの気持ちは嘘ではないらしいと確認し、シリルにこれからの指示を出した。

その頃。ウジェーヌ。教団を破門された聖騎士二名が訪ねてきた、と部下が告げた。「ランゴ」からの紹介と聞いて、ウジェーヌは自分だけで対面することにする。部下は、教団を心から信じていて、この街の人々は聖騎士が悪魔に変わったという嘘とか、教団が自分たちを教会に閉じ込めたと話すのをよく思っていなかった。ウジェーヌのことが心配で、部屋の中の声が聞こえる窓の外で部下は様子を伺うことにした。

ウジェーヌの前に現れた二人はヘイリーに救われた話を始めた。自分たちが魔気に侵されたこと、失敗作のために閉じ込められていたことを話す。とても他の人には聞かせられない、異端者扱いされる秘密の話だった。ウジェーヌはヘイリーから聞いていたことから、自分で知っている範囲の教団の話をして、セルボーンに現れた悪魔も聖騎士だったと告げた。幼い頃から継続的に注入される教育と洗脳、虐待と拷問を通じて作られる偽の聖騎士。ヘイリーが救ってくれたことで、聖騎士の二人はやっとそれがおかしかったことに気がついたと話した。そして、これから自分たちはどうしたらいいかをウジェーヌに尋ねた。ウジェーヌの答えは、教団を止めたいのならば彼らが望んだ悪魔になることだった。