※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
『暴君皇帝の初恋』のCHIWA先生、『ちびっ子リスは頑張り屋さん』のhumpback whale先生、そしてpaldangdam先生によるロマンスファンタジー。素直で美しい心をもった主人公と彼女を見守る勇者とその仲間たちの冒険のその後の物語が描かれています。漫画アプリーピッコマで連載中、ぜひおすすめです。
韓国カカオウェブでは、小説版も掲載されていて、小説は外伝まで完結しています。
漫画のあらすじと韓国原作漫画のレビューをまとめました。
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい第28話あらすじ
ジャミルはその時、壮大な計画をたてていて、その実行には多額のお金が必要だった。エルキナスはお金持ちの家の息子だから、助けてもらおうと思い、「あたしの人生に責任取ってくれないか」ともちかけたらしい。
エルキナスの答えは「アレンヌに聞いてこい」だった。ジャミルもそれは当然な答えだと思った。この旅が終わってもずっとエルキナスのそばにいるのはアレンヌだけだろうから。エルキナスがこの旅が終わってもずっと一緒にいようと言った時のことをアレンヌは思い出した。しかし、それは”田舎暮らしの幼馴染を自分の領地に呼び寄せただけ”と解釈していた。
「こんな重大な問題はエルの結婚相手であるあなたに決定権が・・・」とアレンヌが口を開くと、ジャミルは”結婚”を否定した。「気持ち悪いこと言うな!想像するだけで吐き気がする」その言葉を聞いても、いつもふたりきりでどこかに消えていくのを見かけているアレンヌは、そんなふうにしてみせなくても二人の関係は分かってるわ、と思った。
友達をとられた子供のようにアレンヌはモヤッとした。その表情を見てジャミルは、これでエルキナスに交渉できるかも、と喜んだ。「このあたしが協力してあげるから安心しな。」「いろいろね・・・教えてやってもどうせアレンヌにはわかんないよ」
あの時のジャミルの話が、エルキナスとの約束ってことかな?とアレンヌは思い出してから考えた。エルキナスと今日あった出来事を話していると、彼はドラゴンに変人が多い理由がわかる気がすると言い出した。
「長い時間を生きていると、出口のみえない洞窟をひたすら歩くように毎日が虚しくて、いつ死んでもいいと思うようなそんな人生だ」
死んでもいいって・・・なんでそんなことを!?「俺の友人が死に際に言っていた。”すごくいい気分”だと。よく、その言葉を思い出す」アレンヌはそう話すエルキナスに叫んだ「世界を救っておいて、どうして・・・どうしてあなたは死ぬことを考えてるんですか?」「勇者様の幸せを願い、友人は犠牲になったのです!友人のためにも幸せになるべきでは?」
エルキナスは落ち着いて言った「・・それはできない」「あの子の存在が、俺の幸せで、すべてだった」「なのに・・そのすべてを失ったこの地獄で、どうやって幸せになれっていうんだ?」エルキナスの自嘲気味な声が響いた。
”エルは強くて賢い人。親友の死で悲しんでも、すぐ立ち直り前へ進める人”そう思っていた自分が悪かったのかな。アレンヌの目から涙があふれた。「アデル、どうして君が泣くんだ?目を強くこするな、傷がつく」エルキナスの手がアレンヌの顔を包み込んだ。
エルキナスは部屋の前までアレンヌを送って、最後ににっこりしながら声をかけた「ところでアデル。さっき話にでた友人。”俺のために犠牲になった”と言った覚えはないんだが」「なぜ君がそれを知っている?」
お父様から聞きました!!!とごまかしたアレンヌ。とりあえず今日は勘弁してやる、とニヤッとしてエルキナスは自分の部屋へ帰っていった。
一方、さきほど、涙を流すアレンヌをなぐさめているエルキナスの姿を窓からずっと見ていた人物がいた。ユージュリアン皇女だった。
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい第28話レビューまとめ
誰かが二人の様子を見守っていたら、ちょっと面白いなと思って読んでいましたが、あんなに積極的に見守っている人物がいたとは・・・
皇女、家に帰らないの?
エルキナス、一線を越えずに圧迫してくるのを見ろ・・・怖い策略男
皇女さま、あの子がアレンヌです。公爵の唯一無二の人生の理由であり、世界が安寧するためにはそばにいなければならない人です
はて、公爵は出ていけと言っていませんでしたか?
正直に言ってみて。誰だかわかってるでしょ。なんでからかうの
最後のシーン、ゾンビかと思った
わたしの感想◎エルキナスがアレンヌを思い出し、俺のすべてだったと話すシーン。笑っているアレンヌの思い出がとにかく美しくて、エルキナスが本当にかわいそうだった。よく80年も耐えているよ
まとめ
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい あらすじとレビューをまとめました。
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