シスコン夫と離婚します！漫画68話あらすじ＆韓国原作漫画レビュー、感想

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

「公爵家のメイドに憑依しました」のAlohaが画く、ピッコマで連載中の「シスコン夫と離婚します！」（原作Oaen）韓国カカオウェブでは、小説版も掲載されていて、小説は外伝まで完結しています。

漫画のあらすじと韓国原作漫画のレビューをまとめました。

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シスコン夫と離婚します第68話あらすじ
シスコン夫と離婚します第68話レビューまとめ
まとめ

シスコン夫と離婚します第68話あらすじ

イーデルはエリオットの頭を扇子で小突いた。エリオットはされるがままでいた後、もう満足したか？と訊いた。以前に、エリオットに扇子で小突かれたイーデルのやり返しだった。「自分がやられてみると、かなり侮辱的行為だな・・あの時は私がやり過ぎだった」とエリオットは反省した。

イーデルの要望は叶えたので、エリオットのお願いの番だった。エリオットのお願いとは、裁判で懲役刑が決まった場合、収監される刑務所をエルシンジャ刑務所にしてほしいというものだった。これにはイーデルも驚いた。

西の国境側、エルシンジャ地方にある刑務所。イーデルはエルシンジャ地方は、ミロアム伯爵領の近くね〜とニヤニヤ笑ってみせた。「勘違いするな！私が発案した計画がこのままではもったいないからだ！彼は話せば話すほど地域開発に対して無知で、ひとつひとつ教えるにしても時間が足りないくらいなんだ。エルシンジャ刑務所なら、いつでも伯爵が私を訪ねてくることができるはずだ」

イーデルは、あそこは後進的な地域だから刑務所の環境も劣悪なはずだけど？と言ってみたが、エリオットは発展させるやりがいがあるだろうと答えた。

「リエナは？エルシンジャでは、リエナが面会に行くのは難しいと思うけど？」イーデルは思いきって訊いた。「リエナお嬢様はそんなに来ないと思う・・・対外的には私は欲に目が眩んで不正を犯した人間だし、お嬢様が訪ねてきたら疑う人間もでるだろう」「あと・・・もっと正直に言うと・・・あまりお嬢様に会いたくないんだ」

エリオットの言葉に、イーデルはエリオットがどこか悪いところがあるのではないかと、急に心配でたまらなくなった。しかし、どこか悪いわけではなかった。エリオットは自分で考えたらしい。「お嬢様と一緒にいると、なんだか自分でなくなるみたいで怖いんだ」「私はかなり論理的な人間で、そう生きてきた。しかし、お嬢様と会ってから、自分自身をコントロールできていなかった。お嬢様に関することになると、何も考えられず、計算することもできなかった。愛とはそういうものだと聞いていたけれど・・・」

「お嬢様と離れて、昨日伯爵の言葉を聞いて、より混乱した・・・今でもリエナお嬢様が好きだ！本当に可愛らしくて愛らしいと思う！だけど・・・自分でわかるんだ。またお嬢様に会ったら、昔の自分に戻ってしまうと。だから、離れたい」「伯父様は私に世の中に役立つ人間になれ、とおっしゃった。その言葉に縛られて生きるつもりはないけど、少なくとも悪い奴にはならないはずだった・・・いったいどこから間違ってしまったのだろう・・・」

翌朝、皇室で声明が出された。イベール商団事件の主犯はエリオット・ルード。カシウス令嬢の関与はなし。こうして、エリオットの身柄は判決が出るまで治安隊本館に移動となった。エリオットはイーデルにお礼を言った。イーデルも収監されることがあったら、エルシンジャ刑務所を希望してね、元気で、と笑顔を見せて、イーデルとエリオットは別れた。

イーデルはテレンスに、エルシンジャへ行ったエリオットはもうリエナと手を結ぶことはないし、帝国のために有益な人材のはずだと説明した。テレンスは納得し、エリオットを排除する考えをやめた。「エリオットのことは嫌いですが、イーデルの判断を信じます。あの傲慢で生意気なやつに真実の謝罪までされたのでしょう？」「エリオットを変化させたのは、私ではなくミロアム伯爵ですよ」「エリオットにミロアム伯爵を会わせたのは誰ですか？イーデルはすごい人です」そう言ってくれるテレンスの言葉に嬉しくなって、イーデルは満面の笑みを浮かべ、素直に言葉を受け取ることにした「そうですか？じゃあ私がちょっとすごいってことにしましょう！」そんなイーデルを見て、テレンスも嬉しかった。

大使館邸。久しぶりに戻ってきたイーデルがベッドで眠りにつくと、ある声が聞こえてきた。”彼が、あなたが間違った選択をしないようにと祈った人物ですか？””あなたはかわった人ですね。いつも自分のために祈るあの子とは違うようですね”イーデルは、放浪者の森の神殿で聞いた声が自分をからかっているように聞こえてきた。声は、”因果律には反するけれど、どうせ起きたら忘れているだろうから、あなたが気になるものをみせてあげる”と言った。

イーデルの体は、ある都市の空に浮いていた。白髪の人物がある宮殿のバルコニーに立っている。そこへフードをかぶった青い髪にメガネをかけた人物が近づいた。白髪の男性は、ここから見える都市の様子すべてが宝物だ、と言った。昔は困窮していた土地が信じられないほど発展した都市に変容していた。「ありがとう。みんな君のおかげだよ」と白髪の男性がフードの人物にお礼を言った。