韓国kakaoで人気のノベル 今度のパパは大悪党(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
今度のパパは大悪党23話あらすじ
数日後、セラモアが正気を失ったという噂が広まった。真相を確かめるべく地下牢の前をうかがっていると、拷問の責任者であるデュボス子爵が出てきた。私はぺこりと頭を下げながら牢獄の扉を盗み見て、セラモアのおじいちゃんはまだお仕置きされているのかと確認した。正気を失ったからといって足首でも切って労働場に放り込んでおくわけにも、と言いかけたデュボス子爵は、拷問は終わり、もう悪さをすることはないと答えた。私は歓声を上げた。アンリの件でただの子供ではないと察知されたかもしれないと悩んでいたが、セラモアが狂ってくれたのは棚からぼた餅だった。
上機嫌でスキップしながら歩くと、使用人たちが笑顔で挨拶してくれた。おやつを食べに行くのだと答えた。最近レアがたくさんおやつをくれるのだ。侍女たちは私がセラモアに突き飛ばされたことにひどく憤慨していた。物騒な罵詈雑言が飛び交う中、レアだけは静かだった。なぜ何もおっしゃらないのかと周囲から問われると、彼女は包丁を手に立ち上がり、セラモアを殺してくると言った。侍女たちが死に物狂いで止めなければ本当に仕留めていただろう。あの目は本気だった。
ひとしきり悪態をついた後、侍女たちは私を抱きしめて泣き出した。子供の頃のトラウマが残ったらどうしようと震え上がり、それ以来、毎日お嬢様は大切な方、悪い奴には天罰をと呪文のように唱えながらおやつを捧げるようになった。今日のおやつは桃のシロップ漬けのパイだと楽しみにしていたのだが、侍女のダリアから、公爵と一緒に食事をするため昼食を早めると告げられた。おやつが遅れるだけでも憂鬱なのに、あの公爵と食事だなんて。昨日見かけた時は連日の会議で殺気立った顔がいつにも増して恐ろしかった。胃がもたれると嘆きながら象のバッグの中を探り、消化剤を用意した。
***
食堂に着くと上座にはすでに公爵が座っていた。入れ違いにイシャークが来て一礼し、続いてアンリが優雅な装いで現れた。城が騒動に包まれている間、アンリはずっと部屋に引きこもっていた。心配していた一番ひどかった腕の怪我は治ったようだった。公爵とアンリの様子を伺った。二人が最後に一緒にいたのは、セラモアの虐待をアンリに問い詰めた時だった。親子の仲がさらにこじれたのではと心配した矢先、アンリが学術院を休学し領地で教育を受けたいと申し出た。
セラモアの事件で注目が集まるこの時期に残るのかと私は驚いたが、公爵は平然と理由を尋ねた。周囲でいろいろ言われるだろうから自分が整理したほうがいいと判断したとアンリが答えると、公爵はしばらく沈黙した後、わかったとだけ言った。二人の会話はそれだけだった。公爵はアンリと同じ年頃に何度も血縁者に殺されかけ、アンリはこの数年間虐待を受けてきた。それでも、あの二人はあまりにも家族というものを知らなさすぎる。人生四回目まで血縁者のいなかった私より知らないなんて。メラメラと公爵を見つめると、彼は私の視線を苺への欲求と勘違いし、自分の皿から苺を取って置いてくれた。
私はアンリのことが気になって仕方がなかった。心の一角に穴が開いているような子にはおせっかいが必要だ。公爵の袖を引っ張り、アンリも苺が好きなのだと伝えた。反応がないので何度も繰り返すと、公爵はビクッと肩を揺らし、ちらりとアンリを見てから彼の皿に苺を置いた。
アンリは細めた目でそれを見つめていた。無表情ながらも気まずい空気が流れる中、公爵が食べろと言い、アンリがぎこちなく礼を述べた。私は満足し、さらに公爵の袖を揺らしてイシャークにもと言った。差別はいけない。公爵は再びぎこちない手つきでイシャークの皿にも苺を置いた。
***
食事を終えて食堂を出た。緊張であまり食べられなかったが、おやつの桃のパイを楽しみに待つことにした。一度目、二度目の人生では一日だけでも休みたいと願っていたのに、今の最大の悩みは何をして遊ぶかだ。やはりここは天国なのかもしれない。歩いていると、一階の廊下の突き当たりの扉が開いているのに気づいた。東館と西館を繋ぐその扉はいつも閉まっている。東館は行政機関や図書館があり外部の人間も出入りするが、西館はデュブレッドの血族のためだけの空間だった。公爵の寝室と公子たちの部屋も西館にある。
ルブレインも養子になったからには近いうち西館に移るが、部屋は工事中でまだ東館の貴賓室にいる。私は一度も行ったことがないので興味が湧き、こっそり扉を開けた。東館の重厚で威圧的な空間とは違い、温かみのある大理石が陽光を反射してきらきらと輝いていた。廊下の突き当たりの木からは心地よい香りが漂い、妖精の王が住む宮殿のようだった。夢中であたりを眺めていると、扉のないアーチ型の通路を見つけた。中を覗くと壁一面を占める巨大な肖像画が飾られていた。デュブレッド家にしてはどこか見劣りし、額縁にはアメジストが一つ埋め込まれているだけでひどく古びている。
描かれていたのは一人の老人だった。髪は灰色に白み、顔のあちこちに皺が刻まれているが、どこか優雅で美しかった。誰だろうと呟いた、その瞬間だった。「・・・カヤ。」
今度のパパは大悪党23話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

メイドたちが赤ん坊に対して「君は大切で、愛されてもいい子だ」と言うとき、なぜそんなに胸が熱くなるんだろう?幼い頃に傷ついた子どもたちに、大人があんなことを一度だけ言っても、こうなるよ

今、ここでメイドたちが突然暗器を抜いて戦闘したり、実は隠遁の名手だったとか言っても、驚かないだろうね。このお姉さんたち、すごくタフだね。かっこいい!

映画『The Help』に出てくるセリフです。あなたは優しくて大切だと。黒人の人権に関する映画です。この映画を見てたくさん泣きました。多くのことを考えさせてくれます。ぜひご覧ください

イチゴは公平に!

レアの前世は関羽で決まりました。この酒杯が冷める前に敵の首をとってこい

「You is kind, you is smart, you is important.」

イシャーク。私にも、私にもくれるかな・・・って見てたんだろうね〜

ぎこちなくイチゴをくれるお父さんと、更にのせたイチゴを見ながら動揺しているアンリ。本当にとてもかわいらしい

私も遊んで疲れて、趣味で勉強をし始めるような人生を送りたい
わたしの感想◎象のバッグの中に消化剤を入れているの!?
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
24話
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