主人公の養女になりました ノベル111話(漫画107話~108話)あらすじ&韓国原作レビュー、感想

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主人公の養女になりました

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください

ピッコマ大人気ノベル「主人公の養女になりました」全話(外伝含む)あらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに一緒に楽しんでいただきたいと思い、作成しました。韓国webサイトで読破。少しずつ上げていきます。

「想像もできなかった令嬢の人生」のlatineさん原作のノベル『主人公の養女になりました』漫画では、ttonaさんが絵を担当。素敵な世界を描いてくれています。

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主人公の養女になりましたノベル111話(漫画107話〜108話)あらすじ

フェリオはあきれた目で子供の頭を見下ろした。「それにしても欲まみれな親孝行だな」「さようでございます、お父様」否定する気のないレオニエをフェリオは抱き上げた「この親不孝娘が」ゆさゆさと激しく揺らしてやった。憎らしいのに叱れないという父親の複雑な心境がよく現れた遊びだった。揺らされたレオニエはリズムに合わせて奇妙な声を出していた。一年前には想像すらつかなかった平和なボレオティの日常風景だった。

ゲートを通過し、北部に入った。4か月ぶりの帰郷。レオニエはメレスと一緒に周囲を散策してまわったが、残念ながらレオニエはこの場所をほとんど覚えていなかった。そこで、思い出探しにメレスがひとつの木を指した「この木です」猛獣の子が北部に初めて足を踏み入れた途端、豪快に吐いた思い出深い木だった。わたしが肥料をあげたからこの木だけ少し大きい気がする、とレオニエは言った。メレスは、果たして木もそう思っているかしらと疑問がわいたが、忠実な騎士は口に出さずに微笑んだ。

馬車の点検が終わり、フェリオがレオニエを呼んだ。このまま休むことなく北部に向かう予定だ。元気よく駆け寄ったレオニエはさきほどの木の話をした。体を目いっぱい伸ばし、どれだけ大きくなったのかを表現しながら。

フェリオが木に視線を向ける。その瞬間、フェリオだけでなくその場にいた皆が、去年の秋に初めて会った時のレオニエの姿を思い出した。誰が見てもひどい身なりをしていたレオニエ。痩せ細った体には、虐待された跡が生々しく残っていた。体を洗っていないので、悪臭が漂い、乗り物酔いまでして枯れた雑草よりも生気がなかった。

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「・・・大きくなったな」子供は見違えるほど成長した。フェリオはレオニエと過ごした時間を思い浮かべながらつぶやいた。妙な気分だった。生まれた時からそばにいるような気がした。他の人も同じだろう。レオニエの影響力が大きく、もはやレオのいないボレオティなど想像できなかった。大人の心も知らず、レオニエはやっぱりあの木だけ大きいでしょ!?と満面の笑みだった。

馬車は再び走り始めた。ついにボレオティ領地に到着した。迎えに出たカーラは、レオニエを見て目に涙を浮かべた。執事も眼鏡を外してすすり泣き、フェリカも目元をエプロンで拭いながらレオニエの帰宅を喜んだ。レオニエは慌てて彼らを慰めた。大好きで会いたかった人たちが、自分を見るなり泣き出すのを見てとても驚いた。自分の成長を喜んでくれる人たちに、恥ずかしくもあり幸せでもあった。

フェリオはそんなレオニエを優しい目で見つめていた。昔の服は着られそうにないレオニエに、カーラはすぐに仕立て屋を呼ぶように使用人に命じた。アクセサリーも必要だとフェリカが言うので、レオニエは来る途中で買ったことを伝えた「生まれて初めて”ここからここまで下さい”って言ったの」実によくできましたとフェリカが褒めた。でもレオニエには質のいいものが必要だから、次からは職人や店主を呼んで買いましょうと言った。「お父さんも同じことを言ってたよ!」レオニエは少し驚いた。

フェリカがカーラに言った「お嬢様にお金の使い方をお教えしないといけませんね」執事とメイド長が二人掛かりで請けおった。「お嬢様」その時、モノがうれしそうに近づいてきた。「これはこれは、誰かわからないくらい大きくなられましたね!このままでは、あっという間にお嫁に行きそうですね」モノの言葉を聞いて、フェリオがモノをにらみつけた。「レオがどこに嫁ぐっていうんだ。相手の男がうちに婿入りするんだろう」フェリオはそれさえも気に入らないとばかりに、不機嫌そうだった。レオニエが男を連れてきても、許すつもりは毛頭なかった。

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「でもお父さん、わたしに結婚はダメだけど子供は生んでいいって言ったよね」「閣下・・・」モノがフェリオを悲痛な声で呼んだ。レオニエは使用人たちに挨拶をしに行くと言ってその場を離れた。「・・・わざと行かれたのでしょうね」「ああ見えて気が利くからな」モノとフェリオは同じことを思っていた。モノが挨拶を終えてもフェリオのそばにいることに気づき、レオニエは察して席を外したのだ。

すぐにアレが今どこにいるのかとフェリオはモノに尋ねた。地下の監獄だった。誰にも知られないように2人でその場を離れた。階段を降りていく。「娘のお客様たちは元気かな?」「いつも元気です。でも、最近はおとなしいですね」最初は無実を訴え、暴言を吐き反発していたやつらも、グラディーゴ騎士団の献身的な”もてなし”によって、事実をすべて話すと言いながら素直に従うようになった。

光が一切入らない薄暗い空間に到着した。明かりに火をつけると、監獄の姿が見えてきた。明るくなった途端、うーうーという奇妙な声が聞こえてきた。声の正体は、孤児院の先生たちだった。フェリオが話しかけると、彼らは悲鳴をあげながら体を丸めた。「お探しの方は一番後ろにいます」モノが案内しようとしたその時。「ちょ、ちょっと!」鉄格子の隙間からせっぱ詰まった声がした。

「お前は・・・」フェリオは目つきを鋭くし、すぐに誰だか思い出した。レオニエに、ニアという淫らな小説に出てくる売春婦の名前をつけた孤児院の院長だった。

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主人公の養女になりましたノベル111話(漫画107話〜108話)レビューまとめ

木の意見も聞いてみないとって・・・

うん?まだ生かしてくれって言うんだ。このくらいになると殺してほしいかと思っていた

孤児でも小説に出て来る娼婦の名前をつけるなんて

メレスが口にしなかった言葉をフェリオが口にしてくれました

院長、まだ生きていましたか!?

やっぱり〜お父さん、素敵です。レオに婿が嫁いできます〜

生かしたあなたの忍耐に拍手を・・・!

わたしの感想◎フェリオたちはレオニエのことを大きくなったな・・・って感じたのに、レオニエが無邪気に私のおかげで木が大きくなったでしょって言っているところが良いね!

まとめ

主人公の養女になりました あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

110話

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