※未読の方はネタバレにご注意ください
Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。
韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前は特に固有名詞を日本語にする場合は異なる場合が多いので、あとで修正が入るかもしれません。
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
忘れられた野原318話あらすじ
漂う光の群れを見上げていたタリアは、聞こえてきたかすかな歌声を口ずさもうとしたが、喉からは掠れた金属音が漏れるだけだった。気管にへばりつくような空気の中で苦しい息を吐き、やがてまぶたを閉じた。暗闇の深淵が彼女を呑み込んだ。
目覚めたのは、ズシンという重い衝撃だった。まぶたが動かない。みぞおちに強い圧力が加わり猛烈な吐き気が込み上げ、喉の奥から苦い液体が逆流した。痙攣する腹部を抱え、発作のような咳とともに黒ずんだ赤い薬物を吐き出した。絨毯にシミが広がるのをぼんやり見下ろしていると、低いすすり泣きが聞こえた。
いつのまにか彼女はベッドの下に転がっていて、頭上に巨獣の影があった。ダイアウルフが彼女のうなじに首を傾け、巨体を震わせていた。タリアは手を伸ばして狼の頭を抱えた。銀青色の瞳からは熱い涙が絶え間なくあふれていた。
親指で頬を拭っても涙は止まらなかった。泣かないでと言うと、狼はさらに苦しげに目元を歪め、彼女のうなじに頭をうずめた。タリアがカーンの背中をなだめるように叩くと、不規則な鼓動が手のひらに伝わり、彼女の口からもすすり泣きが漏れた。私が悪かった、二度とあなたを一人にしないからと、残された力で強く抱きしめた。
銀色の欠片が散りばめられた青い瞳に自分だけが映っていた。まるでこの世のすべてであるかのように見つめるその眼差しに、この世の誰よりも自分を愛してくれる存在がいる。だから彼女はもう少し生きようと決意した。
* * *
長い夏が過ぎ、風の季節が迫っていた。数週間の謹慎が解けて以来、タリアは毎日カーンを連れて城内を散歩した。貴族や使用人の苦々しい視線は気にとめなかった。
詳しい内容と続きはピッコマでご覧ください!
「忘れられた野原」制作秘話が読める記事はこちらから↓
忘れられた野原318話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

カーンがみぞおちを圧迫して毒を吐かせたのかな? 最初読んだときは毒のせいで胃の調子が悪くて吐いたのかと思ったけど……カーンがみぞおちを押して吐き出させた気がする……

これがバルカスが初めて救ったタリアなんだね…。脚があんな風になった時もアイラを救おうとしてタリアを救えなかったし、ガレカスを救おうとしてタリアを救えなかったし…

ここまでヒロインを酷い目に遭わせる理由は何なんだろう…。周りにまともな人間がここまでいないことってある? みんな腹黒いか利用しようとするか。○○○されそうになって障害を負ったのも道具としてしか扱われないし、こんな風に苦しめられているのに男主はこの数々の不幸ポルノを一つも防げずヒロイン以上に無力だし…

そのなかでもブリシャ、マジで最高すぎる。認めるわ。ブリシャがタリアを救ったんだよ、これは。ブリシャは「タリアに命令されてカーンを助け出す」って言ってたけど、実はただタリアを一人にしちゃいけない気がして、自分ひとりでカーンを解放してあげようと決意して行ってたんだよ…

>ほんとそれですよ〜メイドたちはタリアの味方だったんです!体調を崩してさえいなければ、治療術師たちに裏切られなかったかもしれないのに

>あ、本当だ。「大公妃殿下がカーンをお探しだ」って197話でメイドたちが言ってたけど、タリアは自殺しようとしてたから… 単にメイド長とメイドたちがタリアを慰めるために解放してあげたんですね

>東部は男がどいつもこいつも無能で性格も悪いのに、女たちは頼もしいな。ライナ以外は

いっそのこともののけ姫みたいにヤックルに乗って去っていっちゃダメ?頼むから

>マジで。もうフツーに離婚して逃げようぜ〜〜〜

>離婚もしてくれないし、他の場所で暮らすことも許さないし、死ぬことすら許さない。バルカスがタリアの呪いそのものだよ

タリアが純粋に愛したのは、なんだかんだ言っても結局バルカスだったっていうのが悲しい。いっそエドリックみたいな人を好きになっていれば、ここまで辛い思いをしなくて済んだのに…とばかり思ってしまう

「バルカスの中に頭が3つある狼がいる」って言ってたから、命が3つあるってことなのかな。無感情で1回、カーンで1回、残り1回はどんな方法であれ復讐するかタリアのもとへ行くか?このままどんどん話が進めば、みんながどうして心からタリアの死を悼んでいたのか、その理由がすぐ分かりそう涙 スピーディーな展開でいいね..

>えっ!!!!!!!!!!! 本当にこれなのかな?????? 考察が当たることを願っておきます…..!!!!!!

>私もこれだと思います。残りの1つが第5幕で出てきて活躍しそう

バルカスには本当にチャンスがたくさんあった。ルーカスが自分が行くから城を守れと止めてくれ、ダレンも城に戻れと勧め、果てはタリアが自ら訪ねてきて会話までしてくれた。ほぼ全宇宙が助けてくれているレベルだったのに、本人がそのチャンスをことごとく蹴り飛ばし、テクテクとガレスに向かって歩いて行っただけ

>ガレスは皇女として生まれるべきでした

>ガレスが男でも一歩も引かずにやり合っていたタリアだから、もし皇女だったらタリアにボコボコにされてたんじゃないですかね

>そして彼には常に言い訳(理由)があるんですよね。「感情の去勢」と「誓約」。感情に関してはやっと最初の一歩を踏み出した赤ちゃんのような状態の男主が、(ヒロインの不幸を糧にして)感情を芽生えさせ、探し求めていく過程うんぬん〜〜

バルカンスはちょっとしたことでボロボロ泣くし、人間になったらあだ名は泣き虫になりそう

バルカスはタリアが薬を飲んだことすら気づかずに通り過ぎたのに、それをカーンが見つけて助けたんだね。カーンになって初めてタリアが薬を飲んだことに気づいたんだなぁ

いっそメイドたちがカーンをずっと閉じ込めておくべきだった……。そうすればタリアもいっそ死んで穏やかに休めたし、カーンは閉じ込められたまま餓死してこんな虚しい回帰も起きなかったはず

涙 カーンはバルカスなんだよ…ずっと前から君を愛していたバルカスなんだってば…バルカスは君を愛してる 泣 心がすごく痛むよ

あーもう知らん…あんたたちのせいで、私も一緒に涙がボロボロ…

バルカスへの気持ちを吹っ切ってカーンをより愛したとしても、結局その二人は同一人物なわけで…姿が変わっても「ワンアンドオンリー(唯一無二)」だなんて頭がおかしくなりそう。これぞ運命だよね

いっそのこと、カーンが本当に失われた子の生まれ変わりだったら救いがあったのに。巡り巡って最後に頼ることになった人物までバルカスだなんて、タリアの人生が狭すぎて胸が痛むよ。バカね…一体あの男の何がそんなに良かったのよ

カーンがいなくなった時、タリアがなぜあんなに足掻いていたのか本当に良く分かった気がする

カーン、今度はお前の弟がいらだたしくても噛みつかないで上手くやってみてくれ… まあ… 頭突きでもするか

どう考えても今の時点って、202〜203話でバルカスが出征したタイミングっぽいし、204話の「噛みつき事件」が始まるから、マジで今週中に出てきそう……。おいでませ精神病、ルーカスお前マジで何したのか見せてもらおうか

悲しいのは、タリアはここで死んでおけば、この後これ以上苦しまずに済んだってこと……。本当にバルカスはどんな状況でも結局タリアを苦しめるだけなのが失笑ものだわ。ここから先はさらに大きな絶望しかないのに、生かしてどうすんの……。カーン、お前が防ぐつもり? でも毒殺すら防げなかったじゃん? ちょっと我慢すればいいのに暴れて監禁されて。カーンになってからの男主は、心的な安定を除けば対外的にはヒロインに害しか及ぼしてないし……。お前何のためにいるの……?

タリアは生き返るとしても、すべての記憶を忘れて、トラウマになる傷も全部忘れて、一度くらいは自由で幸せにたくさんの良い人たちから愛されて、心から笑いながら生きてほしい。その後にバルカスとよりを戻すなり何なりすればいいよ。あまりにも狭い世界で傷ついてばかりで、良い人たちに出会えてなさすぎる

「この世界の何よりも自分を愛してくれる存在がいる。だから彼女は、もう少し生きてみることに決めた。」この部分が悲しすぎる…

いやタリアもレジェンドだな。自分が死ぬ直前に見つけた生きる理由を殺した男の幸せを、また願ってあげるなんて。バルカスは前世で何をしたからこんなに果報者なんだよ

タリアも自分の愛の方が愛する相手よりも大事なタイプだから、見ていて本当に辛いです。夫に毒を盛っておいて「あなたが信じたいように信じればいい、私の感情が一番辛くて苦しいから言い訳すらしない」っていう妻…を信じてあげるには、「あなたのティーカップに毒を入れたよチャレンジ」でもあるまいし。バルカスもタリアも、みんな愛されなくて未熟な人たちが自分の傷ばかりを一番痛くて重いと思っていて、もうめちゃくちゃです…
もちろん女性の人権が崩壊した世界観なので、同じように感情面で未熟でもタリアはかわいそうに見えて、バルカスは憎々しく感じちゃいます

韓国の診断メーカーのお題で爆発的にヒットしたもの。
診断タイトル:”네홍차에독을탔어.” [소녀혁명우테나기반]당신의반응(「あなたの紅茶に毒を入れたよ」[少女革命ウテナベース] あなたの反応)
「うちの推しならこう答える」「この2人の関係性ならこう切り返す」と言い合う大喜利や、イラスト・小説を描く創作タグとして広がった。

タリアを一番追い詰めた人も、一番愛して世話してくれた人も、結局はバルカスなんだよね…
わたしの感想◎カーンと時を経ることでなんとか穏やかに過ごせているタリア。あのバルカスとの対話の内容があんなものでなければ、事件が起きた事自体はもともと時が癒せたのにと、より考えてしまう
まとめ
忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
319話

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