※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない310話あらすじ
カッセル・エスカランテが出征を前に皇帝の命により大佐へと特別昇進した。昇進に厳格な現皇帝の治世では類を見ない特進であった。驚く者もいれば、エスカランテという名だけで納得する者もいた。しかし結局、誰にとっても意外なことではなかった。今回のラス・サンティアゴ征伐において、カッセル・エスカランテが実質的な指揮権を握ることになったという事実も。
少なくともカッセルには自ら戦場を駆け抜けて立てた武勲があった。一方で、士官学校エル・レデキヤを卒業するやいなや厚顔無恥にも左官級として任官した例は過去にどれほど多かったことか。軍内の視線など気にせず初任官から高い地位を得たグランデス・デ・オルテガの長子たち。その中で歴史に長く名を刻んだ者は皇帝の長子も含めて一人もいなかった。
現皇帝の兄であり先皇の皇太子だったロドリゴは、二十歳を前に海軍将官に任命され、陸海軍すべてを統べる統帥権を手中に収めた。しかしロドリゴが軍事について知っていることは何一つなかった。彼が士官学校に入学し、天才的な成績で卒業したと称賛を浴びたその瞬間まで、実際に学校に滞在した時間は一週間にも満たなかった。
病魔に蝕まれた皇太子に対し、軍人たちが未練もなく背を向けた理由は、その一週間という時間にあった。身分と地位さえあれば他のことなどどうでもいいと思っていたツケは、決定的な瞬間に表面化した。彼は皇太子のまま死に、数年後には皇位を継いだ弟によってその名さえも抹消された。
階級社会においては、人々の忠誠心ほど大きな権力はない。態度と実力の両方を兼ね備えるのは難しく、まずは手堅く態度こそが基本となる。カルステラの権力は、メンドーサのそれとは異なっていた。「軍隊において、生まれ持った身分に態度と実力が伴えば、人生を謳歌したも同然だ」カルデロン大佐が孫に口を酸っぱくして言っていたものだ。逆に身分だけではカルステラでは何の発展も約束されないのだ。とりわけ自身の家臣に対しても嫉妬を隠さない皇帝の統治下ではなおさらだった。
皇帝は侍従長から厳かに剣を受け取り、カッセル・エスカランテに勅命を授けた。ラ・マンチャ人が帝国の船舶を略奪し続け、こちらが根絶やしにはしない慈悲をかけたにもかかわらず再び虐殺を繰り返したこと、この度オルテガ臣民の安寧のためにアラバ海峡から海賊の根を絶やし、ラス・サンティアゴ諸島全域を帝国の領土として服属させることを命じた。カッセルは信義と誠実さをもって命に従うと答えた。
もちろん、嫉妬は皇帝だけが振るえる特権ではなかった。いくらカルデロンのエスカランテ家の者とはいえ、あのような青二才が何を知っているというのか。メンドーサの若者たちの一部は、血筋一つで一夜にして長となった若造の下に跪くことになる老練な将校たちに同情を寄せていた。現皇帝の治世において最も記録的な特進であるだけでなく、軍部で行うべき行事を宮廷で開き、皇帝が直々に任命する。カルデロンの孫だから、皇后の甥だからと、これほどまでの特恵を受けて……。
むしろ血筋だけでは通用しないカルステラにおいて、今回の特進におおむね異論がなかったことを考えれば、周囲の懸念は滑稽ですらあった。かつてカルデロン・エスカランテが少尉として軍歴を始めたように、カッセルもまた謙虚に少尉から任官した。直属の上官たちの間でも一貫して礼儀正しく、士官学校時代は同級生の間で伝説として語り継がれていた。
口先だけで参戦したと言いつつ後方に居座る大貴族の子弟たちとは違う。カッセルはただの一度も身を惜しむことなく、銃撃と砲撃が飛び交う中を駆け抜け、数十回もの実戦をくぐり抜けてきたのだ。それにもかかわらず、甘やかされて育ったセニョールたちが下らない反発心を抱いているのは、ひとえに皇帝の見せつけるような執着のせいだった。イネスは侍従長から厳かに剣を受け取る皇帝の姿を苦々しく見つめた。
サファイアで飾られた真鍮の鞘に、バルカナ鋼を鍛え上げた刀身。そこには皇帝自身の名前まで刻まれていた。普通は下賜品には受け取る側の名前を刻むものだが、これは徹底して与える側が自分自身に酔いしれた代物だった。しかし、ある者たちにとってはそれさえも嫉妬の対象となるのだろう。何もかもが大袈裟だった。度を越して華やかなこの会場も。皇帝は、自分自身が通ってきた道ゆえに、若造たちの嫉妬心を誰よりも熟知していた。
誰もが愛国心を口にしながらも、心の底では目の前の男が失脚することを願って注視している。あるいはあらゆる羨望と幻想によって、すべての期待をカッセル・エスカランテという個人に背負わせようとしている。どちらにしても、この戦争の責任はわずか二十四歳のエスカランテ小公爵の肩にのみかかっているのだと天下に知らしめているようなものだった。
イネスは、事がうまく運べば皇帝がそれはすべて自分のおかげだと言うつもりだろうということが、ただただ不快な気分だった。しかしその一方で、カッセルが華やかな礼装用の制服に身を包み、同世代で最も優れた男として皇帝の前にただ一人立っている姿を見ると、誇らしい気持ちが込み上げてくるのも事実だった。イネスは昂ぶっては冷めるのを繰り返す己の感情を穏やかな表情の下に隠し、この虚飾に満ちた美しさを一瞬たりとも見逃すまいと努めた。
皇帝の前で膝をついたカッセルが剣を受け取ると、雷鳴のような拍手が沸き起こった。イネスは彼が去ってしまうという実感が湧き、胃がムカムカしてきた。彼女は不安を打ち消すため、皇帝は心底この遠征の成功を望んでいると自分に言い聞かせた。エスカランテ家への試練は長男が自ら出征の意思を示したことで無事に過ぎ去り、皇帝は最近カッセルをかなり気に入ってさえいた。見栄えの良さから新聞に売り込むのにも都合が良く、その名を使えば戦時国債も飛ぶように売れる。少なくとも失敗するまでは、カッセルと自分を運命共同体として扱ってくれそうだった。
皇帝は、首尾よくいくことを願いながらも、いざ失敗した時にはどこを切り捨てればいいか、計算することから始める男だ。また、自分以外により注目が集まると過呼吸を訴えるような男でもあった。だが、イネスは醜悪な元義父のそのような性格と彼をある程度あしらう術を知っていた。かつてオスカルが余裕を失い苛立つたびに、彼の代わりに義父へ忠誠心溢れる愛嬌を振りまいて、鎮火させてきたのは彼女だったからだ。
問題は父帝の意向を微塵も気にかけないオスカルの攪乱だろう。イネスはホールの向こう側から、しきりに自分へと向けられるオスカルの視線とふと目を合わせた。彼女が微笑んでみせると、彼は二度と彼女から目を離せなくなった。アリシアの視線が彼にぴたりと吸い寄せられているのが、少し滑稽でもあり、いつものことながら実によく似合っている。イネスはオスカルの視線を完全に釘付けにしたのを確認すると、すぐさま顔を背け、大司教の按手礼(あんしゅれい)を終えて席を立つカッセルに目を向けた。
どんなふうに微笑んで見せようかとあらかじめ計算していたはずなのに、彼を目にした瞬間、抑えきれない幸福感が顔いっぱいに広がっていくのを感じた。イネスはホールにいる皇帝の画工たちに賄賂を贈り、今の光景を描かせてあらゆるところに飾らなければと思った。自分の夫がこれほどまでに素敵だったという事実は、子々孫々に至るまで語り継がれるべきなのだから。
やがてカッセルが真っ先に彼女を振り返り、両腕を広げた。メンドーサの貴族たちの視線がすべて一か所に注がれる中、イネスは彼のもとへと駆け寄り、その胸に飛び込んだ。下賜された剣を握った手で彼女の背中を支え、もう片方の手で腰を抱き寄せて、彼は彼女をひょいと抱き上げた。そしてまるで周囲に誰もいないかのように、熱烈な口づけを交わした。
それは間違いなく、メンドーサの週報に一ヶ月もの間、載り続けることになる光景だった。
この結婚はどうせうまくいかない310話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

抱擁する姿が目に浮かびます

私はすべて誇りに思っているようです

その描かれた絵、私も見ます!

子々孫々・・・これはいいですね

元気なカッセルと凄いイネスの出陣だ!最高将軍になって帰ってきて

じゃあ、一ヶ月かけて載せるよ!臆病者は見てくださいね!

誇らしくて可愛い

イラスト!イラストをください!!!

とっても甘いです

ああ、本当に出征だなあ

泣ける
わたしの感想◎最後の場面、すごく良い!政治的思惑や嫉妬、計算が溢れる中で、二人だけの純粋な愛が!週報、どんなにロマンチックに書かれたことだろう〜読んでみたい!
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
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