※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない323話あらすじ
ダンテは別荘に先客がいることに気づき、暗闇で眉をひそめた。招待した覚えのないアリシアが、主のように彼を出迎え、蝋燭の明かりで読書していた。彼女は立ち上がり、名前を呼んでダンテを手招きした。死んでも名前では呼ぶまいとしていたくせに。目的は明白だった。ダンテは舌打ちをしながら、明かりの方へと歩み寄った。
光を浴びたアリシアが妖艶に笑い、愛人を取り替えたのかと尋ねた。ダンテは、別荘を愛人のための隠れ家として使い、噂を流すことでアリシアの存在を隠してきた。皇太子妃が関与すべきことではないとダンテは答えた。もはや何も隠す必要がなくなったため、女はもう外に出したのだ。ダンテは、ショールを脱ごうとするアリシアの手を押し戻した。
ダンテは今夜は抱く気がないと断ったが、アリシアは引かなかった。ダンテは敢えて”バルカ”と呼びかけ、気にかけているふりや嫉妬のふりはもうやめろ、と告げた。アリシアの顔は途端に和らぎ、態度を変えて彼の腰に抱きついた。彼女は寄り添える場所が欲しいだけだ、一人ですべてを耐えるのがつらいと訴えた。
かつてダンテはこうした言葉に振り回され、幼い頃に見たあの純粋な少女の片想いを汚し、堕落させることに悦びを感じていた。自分を犬のように扱うオスカーの婚約者を奪うことで、裏切りを楽しんでいたのだ。だが本心では、幼い日のあの彼女の心は自分の物であってほしかったのだ。最後まで手に入らないのなら、オスカルにとっても不完全なものであればいいと願っていた。
ダンテは冷ややかな目で変貌した彼女を見つめた。オスカルの後ろ盾から離れることをもう決めていた。もともとオスカルの後ろ盾についたのは、どこまでも愚直で息苦しい父親の影から逃れるためだった。またあの影の下に戻ると決めれば済む話だ。カッセルのようにオスカルと血筋で縛られた仲なわけでもなく、弱みなら今やオスカルよりもむしろ自分の方が多く握っているとダンテは考えた。
もはや彼が即位の日まで生きているのかさえ怪しい状況だが、泥舟が沈む前に海へ飛び込むことに何の躊躇があろうか。オスカルは、将来ふさわしい待遇を約束していたイハル家の長子を、常に犬畜生同然に扱ってきた。三ヶ月前の時点でさっさと手を引くべきだったとダンテは後悔していた。オスカルは三ヶ月前、自らが皇帝に焚き付けた、あれほど切望していた開戦の前後で静かに狂ってしまったように見えた。カッセル・エスカランテを死の淵に追い込んだ直後のことだった。あいつをどう殺してもいいし、たとえ生きて戻ったとしても死ぬより惨めな境遇に叩き落としてやればいい、と豪語していたあの男が。
ダンテはアリシアに元の計画(カッセルを戦場で殺す計画)に戻せないかと尋ねられたが、ダンテが買収した男は今や海の上にいる、動かしようがないと答えた。一体どんな未練があって、これほど時間を引き延ばしてしまったのか。アリシア・バルカがフォルメンテの試合以降、正気を失って何をしでかしたかを知りながら、危うく、自ら死地へと足を踏み入れるところだった。今この瞬間まで、自分に対して「もっと深い死地へ先に入れ」と促すような女のために。
もはや策を講じる気はないとアリシアに告げた。彼の腰に回されていた女の手が、ゆっくりと離れていく。イハル家でも戦時国債を買い込んでおり、あの時とは状況が違うとダンテは説明した。あのエスカランテの小僧は、もはやカルデロン・エスカランテの孫でも、皇太子の従兄弟でもない。今やただの『カッセル・エスカランテ』になった。俺にどれほどの不利益を被れと言うんだ?と彼は尋ねた。
アリシアは彼が死ねば敗戦につながると主張したが、ダンテは黒幕が明るみに出ればイハル家全員が責任を負わされる、と反論し、カッセルを殺す気はないと宣言した。アリシアの瞳に一瞬にして凄まじいほどの憎悪が宿って彼を射抜いた。しかし、ダンテは気付かぬふりをして言葉を続けた。それに、わざわざ殺そうとしなくても、戦場には死ぬ理由などいくらでも転がっている。放っておけばいいと。
カッセルが天才的な才覚を現し、イネス・エスカランテが工作を逆手に取ったことで、今や彼は帝国の英雄だ。だが、そこまで予想しなかったのは、何も君の夫だけではない。だから、今回の件を失策だと、夫に失望する必要はないとダンテはアリシアを慰めた。そのうえで、自分が崖から帝国の英雄を突き落とす理由はない、皇帝陛下が軽率にも心変わりして彼を寵愛し始めた以上、彼を傷つけることは反逆も同然だと主張した。
アリシアはカッセルが死ねばオスカルも正気に戻ると主張したが、毎日殿下に毒を盛り続けている本人がそれを言うのかとダンテは鼻で笑った。オスカルはカルデロンの狩猟場での暗殺未遂の証拠を偽造し、ダンテの父に罪を着せようとした。そんな状況でオスカルへの忠誠を尽くせると思うのかと返した。
アリシアはダンテの本気を感じたのか、態度を変え、せっかくここまで一緒にきたのに、オスカルはもう自分を必要としていない、彼のためではなく自分がダンテを必要としているのだと訴えた。彼女はダンテの腕を掴み、抱きつくとフォルメンテでの出来事を語り始めた。彼がイネス・ヴァレスティナを愛していると言い出し、後継ぎまで彼女のものにすると決めたと。ただイネスを楽にさせるためだけにアリシアを身代わりに立てたと話したことへの怒りを露わにし、今度はイネスがカッセルを愛するようになったことでオスカルは完全に狂ったのだと明かした。
ダンテは手を止めた。アリシアの瞳には理性がなかったが、まだ利用価値のある情報がありそうだった。彼女はオスカルが夜通し呟く戯言を語った。
「お前は定められた運命から外れている。カッセル・エスカランテを愛したことなどなかったではないか。そんなはずはない、お前を救うためにどれほどのことをしたと思っている。愛だと……? すでに踏み外した運命だというのに。本当に、あいつを一度も愛したことなどなかったのに……」
泣きながら呪詛を繰り返し、翌日にはカッセルへの呪詛を繰り返すという。
「あいつを殺してやりたい……殺してやりたい。カッセルを、あの野郎を引き裂いて殺してやりたい。死体も取り戻せないように、イネスが訪れる墓さえ残らないように、この世に何一つ残らないように……。殺してやりたい。神が私にこんな仕打ちをなさるはずがない……。イネスを……我々の運命を、あの野郎に奪わせるわけにはいかない。殺してやる……」
にも関わらず翌日には、カッセルが死んではいけない、と生死を確認するのだと。アリシアは、この声を聞かされ続けると自分がオスカルを殺したくなると漏らした。本人の口から殺意を露わにしたのはこれが初めてだった。
ダンテは、オスカルは毒の効き方が一般的と異なるだけではないかと感じ始めた。フォルメンテから半年以上が経ち、アリシアは新しい薬の供給源を見つけていた。ダンテはあの時点でこれ以上の薬を渡すのを拒んだため、その後何が皇太子の口に入ったのか知る由もなかった。アリシアも市中に出回る薬物については無知で、裏社会で薬を売るものたちは、貴族をそそのかす術を心得ているときている。ビルゴ薬の過剰摂取で理性を失い、開戦の頃には絶望に沈んでいたオスカルに、何か新しい要素が作用したのだろう。
崩れかけた精神が完全に叩き潰され、粉々にされる形で。ひとたびそうなってしまえば、かつての疑い深く、警戒心の強かった明晰な状態に戻ることは、二度と叶わない。オスカルが日に日にひどくなっているとつぶやいたアリシアの言葉。日に日にひどくなるということは、薬がよく効いているということだ。ビルゴ薬ともう一つの何かが・・・。ダンテはアリシアの背中を撫でながら、問いを投げかけた。
この結婚はどうせうまくいかない323話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

アリシアが皇太子を台無しにしても、真の愛というのが、皇太子がイネスにしたことをそっくり返してもらえるようだ

自分が薬を飲ませておかしくなってるのに・・・サイコパスですか?

ダンテもねじれた愛をしていましたが、アリシアは正気ではありません

本当のクレイジー愛。あらゆる種類の愛の饗宴にめまいがする

あなたがひっくり返そうとしているそれがあなたの運命です

最初は喜んで利用されて横に立っているだけでも好きだった女性が、今は殺してしまいたいだけに

怖いよ、アリシア
わたしの感想◎前回に引き続き、ひたすらなんだか空気が淀んでいる。もはや悪いことに加担してきたから、ダンテはこのままでは済まないだろうなあ
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
324話
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