忘れられた野原ノベル34話あらすじ・原作小説レビュー

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忘れられた野原
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※未読の方はネタバレにご注意ください

Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

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忘れられた野原34話あらすじ

扉はびくともしなかった。タリアは内側から閂が掛けられていることに気づき、忌々しいアイラめ、と怒りが煮えくり返った。だが、これで良かったのかもしれない。何の準備もなく衝動的に動いて失敗すれば、犬死にするのは自分だ。彼女は呼吸を整えて廊下を後にした。

階段を下りようとした時、物音が聞こえた。タリアは慌てて柱の陰に身を潜めた。自分の部屋のすぐ隣の扉の前に、すらりとした体格の女が立っていた。母親のつけてくれた随行員の一人だと気づいたタリアは、女が深いフードを被って去っていく背中を凝視し、すぐさま後を追った。

女は、ぬかるんだ土道を素早く進んでいった。諜報訓練を受けた経験があるようだった。本堂の裏手にある小さな後園の近くで足を止めた女を、タリアはアーケードの柱の陰から盗み見た。やがて黒い修道服姿の司祭が現れた。顔に見覚えがある。晩餐会に出席していた修道士の一人だろう。四十代に見えるその修道士は、懐から小さな薬瓶のようなものを取り出して女に手渡した。女は蓋を開けて中身を確認すると、来た道を戻り始めた。

タリアは慌てて宿舎に駆け戻った。寝室に飛び込むと、ドアに背を預けて呼吸を整えながら、しばらくするとドアの開閉音が聞こえ、あたりは静まり返った。目撃した光景が何を意味しているのか分からない。あの修道士は母の計画の協力者だろうか。渡したものは何だったのか。まさか、毒殺でも企んでいるのか。こんな複雑な手順を踏まなければならないものなら、首都への持ち込みすら不可能な代物だということだ。一体何を企んでいるのか。

セネビアは一度決めたことは何としてでもやり遂げる。彼女が長年の邪魔者たちを排除しようと決めたのなら、皇太子はすでに死んだも同然だった。運が良ければ、アイラもこの世から消えてくれるだろう。興奮で心臓が激しく鼓動するのを感じながら、タリアは口元に満足げな笑みを浮かべた。

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***

再び、長く退屈な旅が始まった。強烈な太陽の下を黙々と進んでいく。地図を広げていたエドリック・ルボーンは、ふと静まり返った馬車を見つめた。皇女はいつものように、窓に厚いカーテンを引いたまま引きこもっていた。馬たちですら荒い息を吐くほどの猛暑だ。少し換気をされてはどうかと尋ねたエドリックに、失せろと返事が返ってきた。エドリックはため息をつくと、馬を走らせて先頭へ移動した。

最前列にはノルネク産の黄金馬にまたがった皇太子が陣取っていた。ガレス皇太子は顔を真っ赤に上気させ、シアカン卿に苛立ちをぶつけていた。これは一筋縄ではいかない旅になりそうだ。エドリックは首を横に振り、バルカスの傍らへと寄った。上官のバルカスは、皇太子の不平不満を受け流しながら、慎重な眼差しで道を確かめていた。帝国の次期後継者が隣でどれほど怒鳴り散らそうとも、気にする素振りさえ見せない。エドリックは暑さのせいで兵たちが疲弊しているので、休息を取ってはどうかと提案した。

バルカスが振り返った。エドリックは思わず身を固くした。バルカスの前に立つといつも奇妙な重圧を感じるのだった。彼は出過ぎた提案なら許してほしいと言い訳した。バルカスは、あと半刻ほど行けば湖がある、そこで休むと言った。その様子を不満げに見ていた皇太子が、大きな声でこぼした。俺が話しているときは聞き流していたくせに、あんな青二才の言うことは聞くのかと。バルカスは、必要はないと判断し口を慎んでいただけで、殿下の言葉もすべて聞き届けていると答えた。誰の勝手で答える必要がないなんて決めているのだと、皇太子が金切り声を上げた。

鼓膜がジンジンと痺れた。エドリックは舌打ちしたい衝動を堪え、再び後方へ移動した。火のような気性の激しさで悪名高い皇太子が、シアカン卿の前ではまるで聞き分けのない子供のようになるのが、どこか不思議でならなかった。バルカス・ラエドゴ・シアカンが東部へ向かった後、皇太子の暴走を止められる者は一人もいなくなる。第一皇女もバルカスと共に東部へ行くため、皇室に残されるのはガレスとタリア・ロエム・グルタだけだ。二人の手に負えない皇族を相手にしなければならない騎士団の将来を思うと、目の前が真っ暗になる心地だった。

ほどなくして、前方から休憩を知らせる笛の音が響く。エドリックは馬を止め、部下たちに天幕を張るよう指示を出した。彼は馬車の窓を軽く叩き、休憩時間なのでそろそろ外へ出てはどうかとタリアを促したが、返事はなかった。一日中閉じこもっていては体に障ると、わざと荒々しく言い放ったが、中からは何の反応も返ってこなかった。エドリックは眉をひそめた。まさか、本当に倒れているのか。不吉な予感に駆られ、彼は乱暴に扉を押し開けた。

すると、蜂蜜とミルクが混ざり合ったような甘い香りと共に、熱気が顔にむっと押し寄せた。顔をしかめながら薄暗い馬車の中を窺ったエドリックは、床の上にぐったりと倒れている皇女の姿を見つけ、その場に凍りついた。

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忘れられた野原34話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あの母親がタリアを旅に同行させた理由は、皇太子を毒殺してタリアに罪を着せるためではないか?最後までタリアを利用しようとしている!?

まさかその薬をタリアに飲ませるつもりじゃないよね?

しかしガレスは本当に見たくない。

タリアは愚かだ。まさかセネビアが自分のためにそんな手間をかけてくれると思っているのか。むしろその逆だろう。今回の旅でタリアが犠牲になるのではないかと心配だ

しかし宮殿に皇太子とタリアだけが残ると思うと…

南の真ん中で休んでいこうと皇太子が言う時は聞いていないのに、エドリックが言うとすぐに休憩するのは、タリアが大変だと分かってすぐに答えたのではないか?

いや、エドリックには共感できない

熱中症です

皇太子を無視して、タリアの護衛が言ったから休憩を取るのを見て~

タリアは永遠に哀れな運命なのだろうか…?とても辛くて見られないと思った

私はロマンスだと思っていた。

タリアを誰かがちょっと守ってほしい

もしやタリアが毒殺を止めようとして自分を犠牲にしたのではないか?

わたしの感想◎まずはタリアがアイラの部屋に入ることができなくて良かった。タリア熱中症かな?倒れたことを知ったら、バルカスが猛スピードで駆けつけるんじゃないかな?

まとめ

忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました

33話

35話

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