※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない346話あらすじ
問題は死地へ飛び込んできた3隻ではなく、交戦を想定して敵が残した2隻だった。海賊船の砲撃は旗艦に多少の修理が必要な程度で、動揺のせいか命中精度も低かったが、それでも横並びに構える二隻を同時に相手にするのは厄介だった。下層甲板での砲弾の装填には時間がかかり、至近距離の銃撃戦では技量より運の要素が大きかったからだ。
舷側で砲兵助手がよろめいて転倒した。彼への罵声が飛び交う中、起き上がった瞬間にその腕を弾丸が貫く。「メディコ(軍医)!」の叫び声が甲板に響き渡った。それと同時に、カッセルの傍らの下級将校が頭部を撃ち抜かれて倒れた。運に見放された者の末路だった。ラッパ銃(Blunderbuss Pistol)を構えた海賊が無造作に旗艦兵を狙うたび、散弾が不気味な音を立て、最後には肉を食い破る音で幕を閉じた。
カッセルは、時代遅れの銃を手にしただけで天下を取ったようにニヤつく海賊連中が反吐が出るほど嫌いだった。機械的に再装填を終えると、下級将校を殺した男の額を正確に撃ち抜いた。すぐさま死んだ仲間の銃を奪いとった別の海賊のぎらつく瞳がカッセルを捉える。ラ・マンチャの奴ら特有の自信に満ちた面構え、必中を疑わない確信、これから屠る相手への蔑み、そして他人の人生を無慈悲に踏みにじる悦び。そのすべてがカッセルへと向けられていた。手にあるのは死んだ仲間のラッパ銃に過ぎないというのに、まるで世界そのものを手にしたかのような尊大さだった。
海賊の太い銃口が弾丸を撒き散らした瞬間、間髪入れずカッセルは男の頭を撃ち抜いた。計算通り、海賊の弾は軍靴の先にすら掠めなかった。一度の射撃で複数の敵を同時に仕留められるというあの銃器は、実のところ「これだけバラまけば、一発くらいは誰かに当たるだろう」という程度の命中率でしか持たない。訓練なしに殺傷能力を得た者は、簡単に人を殺せることに高揚し、束の間、死にゆく者の王になったと錯覚する。殺すための努力すら惜しむ賊どもを、カッセルは心底嫌悪していた。
カッセルは足を撃たれて甲板を這う水兵を安全な側へ引き寄せ、戦死した将校の遺体は踏まれぬよう死角へ寄せた。そして死者のために数秒間祈りを捧げてから立ち上がる。数十回の戦闘を共に乗り越えた仲間たちは、ひとつの体のように息が合った動きをみせていた。勝利は時間の問題だった。カッセルは甲板に降り注ぐ銃弾の間を縫い、一人につき一発ずつ正確に狙いを定めて排除していく。二挺の拳銃で十一発を放ち、十一人を仕留めた。
いつの間にか近づいていたマウリシオの感嘆を聞き流しながら、空の拳銃への弾の補填が面倒になって放り投げた。しかしその瞬間、カッセルの無表情な顔に当惑が走った。イネスから贈られた、彼女の名が刻まれた銃だったことをかろうじて思い出したのだ。くそ!狂っている、頭に一発食らってなきゃ、こんな真似ができるはずがない!と自分を罵り、先ほど投げ捨てた銃を、まるで別人のような手つきで大事そうに拾い上げホルスターに戻した。マウリシオには一連のことがまったく理解できず、首をかしげた。
カッセルは副官の手から拳銃を奪い取ると、次々と海賊たちを射殺していった。一人で三十人を仕留める間、マウリシオから拳銃を奪い続け、マウリシオはマウリシオで、戦死者のほとんどいない戦艦の上で、死体から銃を剥ぎ取って回るのに必死だった。激しい爆発音が八回ほど立て続けに鳴り、旗艦の船尾側に接舷し、側面後方から砲撃で味方を援護していた海賊船が爆発し始めたのが見えた。砲門攻略の計画が成功したのだ。幸いにも旗艦へ火が燃え移らない程度の距離は保たれている。火薬樽が次々と誘爆し、上甲板に逃げた海賊は船体が傾いた瞬間に海へ投げ出され、船首が暗礁に激突して沈んだ。水兵も敵も、炎を飲む荒波を呆然と凝視していた。
カッセルはイネスの銃を再び取り出し、弾を込めた。目に見えるものは常に一部であり、見えないものこそがすべてだ。皆殺しにしたように見えても、船上にはまだ狡猾に隠れている者が十数人はいるだろう。そしてその下には、これまで殺してきた者の何倍もの敵が潜んでいるはずだった。カッセルは、爆発に驚いて上甲板に飛び出した海賊を一発で射抜いた。その銃声が兵士たちの恐怖を断ち切り、皆が瞬時に正気を取り戻した。
続けてカッセルは、箱の陰に隠れて銃口だけをこちらに向けていた海賊を、一撃で仕留めると、呆然と自分を見つめるだけの副官の横を通り過ぎ、上甲板で待機していた砲兵たちに合図を送った。我に返ったマウリシオが至近距離の砲撃は危険だと訴えたが、不可能だからこそやるのだと答える。帆柱を正確に狙った砲弾が放たれ、へし折れた帆柱が旗艦の舷側に斜めにのしかかった。海賊たちが理解不能な言葉で喚き散らしながら、その帆柱を伝って乗り込んでこようとした、その時だった。
坊ちゃん育ちだとは知っているが仕上げは海賊よりも海賊らしくやれ、マウリシオ、と声を掛けると、カッセルは倒れている水兵のカトラス(18〜19世紀に船乗りや海賊が使用した、幅広で反りのある剣)を拾い、左腕の腱が切れるような痛みも意に介さず帆柱の上へ跳躍した。もちろん右手の拳銃をホルスターに収めてから、剣を握り直した。
甲板に喊声が響き、士官や水兵が後に続く。帆柱を這い上がった海賊を斬り捨て、断末魔の叫びが海へと落ちるより早く、カッセルは海賊船の甲板へ飛び降りた。またたく間に海賊たちのカトラスがカッセルを包囲した。彼らの方が多勢でありながら、不安に震える様は見ものだった。
カッセルはラ・マンチャの言葉でオルランドの居場所を問いかけた。答えが得られず、甲板へ飛び降りてきたオルテガ海軍の狙撃兵たちが海賊の二人を射殺し、硬直した別の一人を一太刀で斬り捨てながら再び尋ねる。四方に青い旗を掲げているのに、奴の旗だけが見当たらないと。こんなところで時間を潰している余裕などなかった。カッセルの心はとうにカルステラ港へ飛び、提督の馬を奪ってでもメンドーサへと向かっていた。凍りついたまま何も答えられない年配の男を斬ると、二十歳をようやく過ぎたかという幼さの残る目の前の顔を凝視した。カッセルはお前一人になった、最初は五人いたはずだがと声をかけ、今度は慎重に答えた方がいいと告げた。
この結婚はどうせうまくいかない346話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

投げてしまったイネスがくれた拳銃を自覚したときに、攻撃されるかと思ってドキドキしたのは私だけ?

彼ら、彼・・・彼が私たちの主人公なのか隣の味方兵なのか海賊なのか。おもしろくよく読んでいます。最近は大体流れだけ見る気分で読んでいますね

戦争シーンも見せてくれるから不安じゃないよ

マウリシオ!カッセルが彼を呼んだよ。静かにしろって聞こえたかな

自分の仕事を果たすのはとてもセクシーです

戦闘中は容赦ない人物で軍人そのものだが、イネスがくれた拳銃は怪我をした小鳥を扱うような慎重さ・・・

完全に戦争に没頭

イネスがくれた拳銃を放り投げちゃうなんて!!!
わたしの感想◎順調に進んでいるけれど、やはり戦いは心配で仕方がない。イネスの銃を気にするシーンは、私もドキドキした!
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
347話
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