※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない421話(エピローグ18話)あらすじ
ーーカッセル・エスカランテ・デ・エスポーサ
エスカランテ若公爵夫妻が久しぶりに連れ立って宴に姿を見せただけで、まるで主役のように注目を浴びた。冷え切っていたはずの二人が、にわかに睦まじくなってメンドーサに再び現れたというのだ。しかし実際には、妻ばかりを見つめるカッセル・エスカランテの態度は何も変わっていなかった。妻への慈しみは常にあった。ただ、それを表に出す機会がなかっただけだ。変わったのはイネス・エスカランテの方だった。
睦まじい二人を称賛する空気の裏で、すべてが喜ばしかったわけではない。破綻していた結婚生活に、無意識の優越感を覚えていた者は少なくなかったはずだ。あの高貴なカルデロンの孫が、完璧なヴァレスティナの娘が、たかが結婚の不快感如きに耐えきれず、歪み、苦しむ姿を見るのが、彼らにとって密かな愉悦だった。ゆえに彼らの和解はかえって反感を買った。
ある者は、エスカランテ若公爵のようにこの世に二人といない完璧な男を、まだ世間知らずなうちに捕まえて独占し、自分の気分次第で振り回すイネス・エスカランテが気に食わないと言い、またある者は、あの愚かな夫の想いが、天のように高いイネス・エスカランテの心にようやく届いたらしいと皮肉った。
しかし当人たちはそうした視線に微塵も興味を抱いていなかった。とりわけ、妻の微笑みに没頭する男にとっては。カッセルは、誰が何を言おうとどうでもよかった。あまりに大きな幸運を前に、もちろんイネスを疑いもした。だが、たとえ一瞬の気まぐれだとしても構わなかった。彼女がそうしたいと望んだなら、それに何の非があるだろう。自分はいつも彼女に、やりたいことは何でもできると言ってきた。その前提は、幼少期も、彼女の権力を苦々しく憎んだ近頃も、一度も揺らがなかった。
無様だと思われても構わない。自尊心など重要ではない。彼女が手を差し出しさえすれば、人生のすべてを差し出せる。愛の格差とは、元来そういうものだった。すべては自分の愛が積み上げたものなのだ。それによって少しでもイネス・エスカランテの一部になれるのなら、それで満足だった。
彼女が彼に手を伸ばすことが、どれほど困難かを知っているから。泰然とした美しい顔の裏で、多くのことを必死に耐え抜いている彼女を知っているからこそ。
皇帝の退屈な乾杯の中、久しぶりに自分に囁くイネスの唇が狂おしいほど愛らしく、そのまま飲み込んでしまいたい衝動をすでに数十回も耐えていた。イネスが前を向くよう促しても、カッセルは皇帝はもう酔っていると取り合わず、久しぶりに会えたのだからもう少しこのままでいたいと譲らなかった。普段ならすぐ従う彼が、今は一瞬たりとも惜しかった。テーブルの下で握り合った手が震えた。
結局は束の間の出来事に終われば笑い者になるだろう。だが、その後の悲惨な日々まで含めて覚悟はできていた。たとえ一瞬でも良い。一瞬で終わらないなら、これ以上の幸せはない。そして、気まぐれさえイネスにとっては容易ではないのだから、これは取るに足らない瞬間などでは断じてない。カッセルは視線を逸らす代わりにイネスの手に深く口づけを落とした。彼女を盗み見るメンドーサの連中の顔ぶれをいつもの癖で記憶はしても、奴らを殺害する想像などで時間を無駄にすることもしなかった。
イネスは何度も彼と踊った。儀礼的な一度をとうに過ぎて。結婚したばかりの頃、あらゆる夜会に引っ張りだこだった頃の二人のように。初夜の後でさえ彼女の目を長く見つめられなかったあの頃、彼女は腕の中からあれこれと指図をした。皇太子とぶつかったらタダではおかないと脅してきた婚約者の時と、何も変わらない。辛いことだけでなく、時にはあまりにも好きすぎて耐えがたいこともあるのだと、彼は彼女を通じて知った。
その瞳をようやく穏やかに見つめ返せるようになったのは、イヴァナを身ごもった頃だっただろうか。今の自分はむしろ初夜の頃の青二才に戻ったようだった。ただ眺めているだけで幸せなのに、見つめられると胸がいっぱいで耐えられない。音楽が終わり、身を預けてくる彼女を片時も離したくなかった。離れようとするイネスをしばらく離せずにいたり、自分の腕を組んだまま平然と誰かと話す彼女を不思議そうに見つめたり。目が合えば慌てて頷くばかりで、まさにあの中途半端で間抜けだった頃のエスポーサそのものだった。
別れ際、さらに滑稽な姿を晒す彼を見て、イネスが楽しそうに笑い、昔の婚約者そっくりだと言った。まるで別人のことのように言っているが、それは数年前の彼自身のことだ。カッセルは自嘲気味に、一番間抜けだった頃だと返した。イネスはそんな意味ではないと否定し、しばらく言葉を選んだ後、かすかに微笑みながら、あの時は顔立ちに見合わない情けなさが可愛かったのだと思う、と告げた。カッセルはそれを褒め言葉だと受け取り、今日は誕生日かと満足げに呟いた。
良い夜だった。ヴァレスティナ公爵邸の前に止まった馬車の中で、二人は短く唇を重ねた。彼は子供の頃のようにイネスの体に指先一つ触れられないまま、耳の付け根を赤く染めて馬車を降り、5年前の婚約時代と同じように玄関まで一緒に歩いた。イネスの疲れに気づいた彼は、早く休むよう促した。するとイネスが、すぐにカルステラへ帰るのかと尋ねた。それが帰らないでほしいと言っているように聞こえ、心の中で喜びを噛みしめながらも平静を装って問い返した。
イネスは明日も会いたいとだけ言った。カッセルは冗談めかして、まさかイザベラから彼の命が長くないとでも聞いたのかと尋ねた。イネスは吹き出し、晴れやかに笑って彼の頬を撫で、あなたはすごく長生きすると言った。カッセルが今にも心臓が破裂しそうだと返すと、イネスは呆れたように、心臓はそんなに簡単に破裂しないと答えた。呆れたように見つめるその瞳が、今はただ嬉しかった。これが自分を愛おしんでいる時の目だったなんて。
この結婚はどうせうまくいかない421話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

「子供を産んでこそ妻として価値がある」という母親のマインドコントロールが、イネスを壊してしまったみたいで辛い……子供ができた時だけカッセルに笑顔を見せて、心を開いているように感じる

心が痛すぎて辛い……。偶然が重なってすべての真相が明らかになって、あの女に天罰が下って、健康を取り戻して、子供もまた……。ああ、でも前の人生の3人の子供たちはどうなっちゃうの。それでも、家族みんなで幸せに暮らしてほしい。何度も人生を繰り返して、ようやく辿り着いた結末だったんだね。あの女の最期は残酷すぎるかと思ったけど、そんなことなかった。そのまま死なせてたらと思うとゾッとする

「0回目(最初の人生)」がどんなに過酷だったか知っているのに、それでも甘い展開ばかりを期待してしまいます

ああ……ごめんね、ヒーロー。君のことを誤解してたよ……

イネスに狂った男め……、この愛に狂った男……

あの女さえいなければ、本当に良かったのに。カッセル似の息子と、イネス似の娘に囲まれて、本当に幸せだったはず。最初の人生があまりにも苦しすぎる。そもそも、あの女は皇太子妃の座を争っていたわけでもないのに、どうしてあんなクソみたいなことをしたの……最低な女!!!

カッセル、今の言葉……冗談のふりをした本音じゃないよね……?寿命が……
わたしの感想◎イネスがどんな状態だろうと変わらないカッセルの愛があることが本当になにより
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
422話(エピローグ19話)

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