韓国kakaoで人気のノベル 今度のパパは大悪党(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。2026年2月からピッコマでも漫画の連載が始まりました。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
今度のパパは大悪党55話あらすじ
翌日、議長が悪夢の件で訪ねてきた。城内が騒ぎになっていたと聞いたという。議長が聞いてくるので、自分のせいだが議長のせいもちょっぴりあると答えた。言い方がちょっときつかったかと伝えると、議長は咳払いをして視線を逸らした。私はお願いがあると切り出した。議長はこの前も過労で倒れそうになったと呆れたが、私が精一杯可愛らしく笑うとたじろぎ、とりあえず聞くと折れた。
身代わりを一人用意して偽の身分を作ってほしいと頼んだ。球体関節人形——本物の人間そっくりに作られた魔道具で、魔力や神聖力を吹き込めば身代わりになる。平民で二十代後半、ホープ商会を筆頭に事業をまとめ、傭兵団も運営する騎士という設定にしたかった。議長は莫大な費用がかかり、人形師は帝国にたった一人で探し出すのも困難だと難色を示した。私はスピネルを売った金と亡命資金の残りを充てると答えた。亡命資金を使えばどうやって逃げるのかと問われ、私は席から立ち上がった。
もうここで暮らすことにした。デュブレッドを帝国から独立させ、神殿や皇室の干渉を受けない独立国家にする。それが私の亡命になる——強かな人間として、自分が確実に安全になれる手段が必要なのだ。議長の顔が強張った。初代当主から現公爵まで誰もが掲げながら成し遂げられなかった夢だという。しかし口角が震えていると指摘すると、この年になっても『独立』という言葉に胸を躍らせる自分が滑稽だと自嘲した。デュブレッドに籍を置く者は皆、己の欲望に正直なのだと。帝国の偽善者たちはそんな我々を悪党と呼ぶがね、と。
私が大きくなるまで人形を身代わりに使うつもりだと伝えると、議長はルイがくれた誕生日プレゼントはスピネルではなく赤ちゃん様だったのだと口にした。議長と私は顔を見合わせ、悪党のようにニヤリと笑った。
***
新たな目標のためにやるべきことは山積みだったが、亡命準備のおかげでいくつかは完了していた。資金を援助するホープ商会と権力を持つ協力者。残るは兵力だった。デュブレッドの軍事力は優れているが、皇室や神殿に対抗するにはまだ心もとない。私はアンディを城に呼び出した。
豪華な部屋に圧倒される彼にクッキーを差し出し、本題を切り出した。ここで一緒に暮らさないかと。アンディは目を見開いてクッキーを落とし、いつから自分のことが好きだったのかと顔を真っ赤にして問い詰めてきた。パンをくれた瞬間からか、困る、ルブレインは本当に可愛いけど、正直ルブレインほど可愛い子は初めて見たけど、でも自分は13歳で4歳児を恋愛対象にするような変態クズではないと慌てふためいた。
一体何を想像しているのか。私は冷めた目で、騎士になってほしいと言っているのだと告げた。ザカリーを捜す計画を白紙にしたわけではないが、次善の策が必要だった。ザカリーを見つけたとしても、私の味方になってくれるとは限らない。アンディは明らかに私に好感を持っており、能力も十分だ。4歳児まで含む烏合の衆を率いて大人の男たちを追い詰めた戦略、思い切りの良さ、先頭に立つ勇気。すべてを考慮して高い評価をつけていた。
馬も武器も買えないし、自分を従騎士にしてくれる騎士もいないと彼が言うと、私はイシャークがくれた琥珀やダイヤモンドを両手いっぱいにすくって見せた。ルブレインの騎士になればアンディたちの孤児院もデュブレッドが支援し、院長も変えてあげられると。彼は手のひらを返すように態度を変え、忠誠を誓うと宣言した。処世術に長けたデュブレッドにふさわしい卑劣さだと私は満足した。3人目の忠誠の誓いともなると慣れたもので、さっさと済ませようという気分だった。
アンディはまず挨拶をしようとして言葉を止め、騎士を名乗るには平凡すぎる名前だ、名前を変えようと呟いた。そして床に膝をつき、私を見上げた。騎士ザカリーが主君にご挨拶申し上げます、と。
私は全身が固まった。アンディがザカリーだなんて。しかし彼はめちゃくちゃ弱いはずだ。本物なら、なぜ侍女たちの攻撃に無抵抗だったのか。理由を訊くと彼は女を殴るわけにはいかないからだと答え、泣いたのは殴られる回数を減らすための策略だったと明かした。ザカリーを見つけられなかったことをあんなに悔やんでいたのに、まさかアンディがザカリーだったとは。私は眉間を押さえてやるせない気持ちを静めた。
レアを呼び、ザカリーに剣を教えるよう命じた。侍女が剣を教えることに首を傾げていたザカリーは、おとなしくついて行った。そしてその日、ザカリーは本当に泣いた。
***
一週間の指導を終えたレアは、ザカリーには剣より槍が向いており才能があると報告した。呼吸法を身につけるなり気配に敏感に反応したという。騎士への憧れが強く、人前では礼儀正しく演技しているのが面白いと笑った。私は槍を振り回すザカリーを眺めながら、前向きに考えることにした。うちにはイシャークとザカリー、『4人の騎士』のうち二人がいる。あの4人が集まれば帝国の戦力の半分はなすすべもなくなるという噂だ。ザカリーをしっかり育てて使い倒すと決意した。
商会の護衛としてまともに育てるにはあと数年かかりそうなので、まずはある傭兵団との取引をセリアに指示した。前世で物乞いとして使い走りをしていた傭兵団で、団長はわりと義理堅い人物だった。商会を大きくしなければならない。人目に付かず動かせる資金も必要だ。そして商会が育つまでの間、家族とも仲良く過ごそうと思った。心の壁を作らないと決めてから見ると、彼らはごく普通の父親であり兄たちだった。私のことを嫌っていない家族ができたのだと思うと、嬉しくて胸がドキドキした。
火照る頬を押さえていると、お父様に呼ばれた。小応接室にはソファでだらだらしているイシャークと本を読んでいるアンリがいた。挨拶を交わして二人の間に座ると、お父様がノースを連れて入ってきた。ノースの手には小さな箱が三つ。テーブルに並べられた箱を、開けてみろと言われた私たちは不思議そうな顔で一斉に開けた。
今度のパパは大悪党55話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

デュブレッドにふさわしい卑劣さだって

いや、マジで泣いたんだって

4歳児とおじいちゃんのケミ(相性)が異次元すぎる

ある程度予想はしてたけど、それでもザカリーで爆笑!

子供とおじいちゃんのケミ爆発、最高すぎる。ザカリー、何を想像してんのよ。なんで顔赤らめてんの。心の声が漏れたみたいにルブを見て「可愛いけど」って、その言葉の意味は何よ

自分の名前をなんでそんなに簡単に変えちゃうの

ザカリは一人二役かと思ったら、ただの演技だったのか。騙されたわ・・・

一文読むたびに爆笑する。ザカリーとアンディの差が億万光年離れすぎてる。デュブレッドにふさわしい卑劣さ。ああ、議長様大好き。冷たそうに見えてすごく面倒見のいいおじいちゃんだよ

前世で品のある騎士として名を馳せたのは、全部格好つけるための演技だったのかよ

予想はしてたけど、「名前は何だろう、隠された名前とかはないだろうし」と思ってたら、騎士にふさわしくないからって13年間使った名前を捨ててザカリーに改名しちゃうなんて

議長と悪党みたいに笑ったって。表紙にいるあんなにちっちゃい子が、悪党みたいに笑ったところでどれだけ可愛いかしか想像できなくて心臓が痛い・・・。うちのルブ、悪党みたいにも笑ってみたの?

デュブレッドの人たちは普通のパパとお兄ちゃんだった?? 普・・・通・・・?

ルブも剣を学べたらいいな(一読者の願い)

亡命のスケールがデカすぎます。デュブレッドを独立させて亡命だなんて、思いもよらない方法だ!!!
わたしの感想◎レアに鍛えられるザカリー。かなり強い槍騎士になるのかな。楽しみ
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
56話
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