※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない418話(エピローグ15話)あらすじ
彼は本当にかみ合わない男だった。彼が笑うほど彼女は気が狂いそうになり、遠くに姿が見えただけで逃げ出すこともあった。かと思えば、どんなに打ちのめしてもびくともしない彼に食ってかかる日もあった。だがそんな時でさえ、逃げずに向き合ってくれたことを喜ぶような態度で返され、どうあがいても彼女が勝てるはずはなかった。
彼は彼女の放つ心ない言葉を本心から喜んでいた。この世にいない存在のように扱われるくらいなら、最も卑しい存在になるほうがましだと。突き放そうとする腕を優しくなで、涙に濡れた目元に口づけながらそう囁く声に、崩れ落ちるのはいつも彼女のほうだった。どう言えばもっと傷つけられるか、どう言えば耐えきれないほど苦しめられるか――今やそんなことばかり考えなければならなかった。本当は少しも傷つけたくない。だからこそ突き放しているのだと、分かっていた。
彼の視線を避けながらも時折盗み見ると、その顔が哀れでたまらなくなった。だが作り込まれた平穏な表情と向き合えば、首を絞められるような息苦しさに襲われた。
夜会の華やかな場で、悲鳴を上げたいかのような彼女の表情を、誰かが意味深に見つめていたのだろうか。それを皮切りに、メンドーサの人々が二人に注視した。密やかに交わされる視線――一方は執拗に追いすがり、もう一方は必死に回避する。その不均衡から、人々はどちらが結婚を望み、どちらがもはや望んでいないかをすぐに見抜いた。
カルステラの僻地に引きこもり、二度と戻らないと思われていたエスカランテ若公爵夫人が、大量の荷馬車とともに突然姿を現した理由も噂された。かつての夫妻は、メンドーサに顔を出す際は常に若き貴族夫婦の模範だった。穏やかな政略結婚の典型。互いへの尊重と適度な愛情が前提となった世界。そうした完璧な姿は、もうどこにもなかった。
そもそも、イネス・エスカランテがメンドーサの住処としてヴァレスティナ公爵邸を選んだという知らせこそが、不幸の予兆だった。夫婦仲が最悪だと誰もが確信してからは、その事実は静かに、しかし公然のものとなった。一方は終始冷淡で、もう一方だけが切なげな表情を漂わせている。イネスは自身の不仲の噂をあえて放置した。その多くは夫ではなく彼女自身の評判を下げるものだったからだ。若公爵がヴァレスティナ公爵邸を訪ねても、彼女は姿すら見せない。夜会でなければ、夫がいないかのように振る舞っていると。
社交の場では、人々が扇や葉巻の煙の向こうで噂を交わした。夫への嫌悪を露わにしすぎではないか、こじれたのはイネスの傲慢な性格のせいだ、ヴァレスティナ公爵夫人に瓜二つだ、あれほど完璧なカッセルに何が足りないのか、と。一方で、一緒に暮らさねば分からぬこともあると擁護する声や、二度も子を亡くした不幸に触れる者もいた。そんな中、呪われた腹だという者がいた。死ぬ子ばかり産む呪いだと。更にカルステラに閉じ込められていたのはカッセルの執着のせいだと。婚約時代から一方的だったと。
勝手に言わせておけばいい。イネスは口元をわずかに歪めたまま、彼らの話し声を通り過ぎた。呪い――その言葉を反芻すると、自嘲の笑みが浮かんだ。そう、呪いでなくて何だというのか。
皇太子がダンスを申し込んできた。エンリケ・オソルノと次の曲を待っていたが、迷わずその誘いを受けた。エンリケが傍らで「呪い」という単語を耳にして以来、彼女を直視できず棒立ちになっていたせいもあるが、カッセルが一瞬も目を離さずこちらを凝視していたからだ。
手癖の悪い皇太子の手が背中から腰の際どい部分まで撫で下ろしてくるのを、イネスは無関心に放置した。今の彼女は、自分が他の男と踊るだけでカッセルが嫉妬に狂うことを知りすぎていた。シガールームで笑い、踊り、ワインを飲み干す理由。それはただ、カッセルの瞳が最後には真っ黒に焦がれるように自分を見てくれるからだった。酔えばそれが心地よかった。拒絶し続けているのにまだ愛してくれている――そんな確認が、酒に溺れた彼女を安堵させた。酔いが覚めれば、自己嫌悪だけが残った。壊しながらも「まだ私のものだ」と安堵するおぞましさ。呪い――自分を表現するにふさわしい言葉を見つけた彼女は、すっきりとした顔で彼を見て微笑んだ。貴方にとっても、子供たちにとっても、一貫して「呪い」でしかなかった存在。
曲が終わり、皇太子に窓際へ連れて行かれ葉巻を勧められた。従兄の話を装い耳元へ伸びてきた手をきっぱりと振り払ったが、端から見ればその拒絶さえ、親しげな語らいに映っただろう。卑猥な言葉を吐く皇太子の視線が他人にどう映っているかは分からない。だが少なくともカッセルには、彼女が皇太子をさほど恐れていないことが分かっていた。
彼女はオスカルのからかいと求愛にすぐさま嫌気がさし、ルシアーノの元へ戻った。もともと妹を心配していたルシアーノは、待っていたとばかりに彼女を馬車へと乗せた。薄れゆく意識の向こうにカッセルの姿が見えた気がした。そしてその夜、カッセルは皇太子の騎士を殺害した。
***
それは表向き偶発的に見えるが、意図的に引き起こされた決闘の最中の出来事だった。エスカランテ若公爵の銃口が実質的に皇太子を捉えたことは、夜会に残っていた者全員の周知となった。己の妻に手を出した主君に対し、最も忠実な「忠犬」として名高い騎士を身代わりに立たせることで、警告を突きつけたのだ。
この結婚はどうせうまくいかない418話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

これほどまでに救いようがないなんて……本当にもう……。一体いつまで続くの。この胸の苦しさはいつ終わるんですか? もう何話か飛ばしたいくらい!

やっぱり成長過程って大事……。すべてを手に入れたように見えても、一番大切な母親の愛情が歪んでいたんだもの

オルガのような母親に、人間ではなく「子宮」として扱われて育ったのに。実際の原因が誰にあろうと、イネス本人は「すべて自分のせいだ」と思い込んでいて、自分の役割を果たせなくなったからその座を降りたいと言っている。それがなぜ「わがまま」になるの?前後の状況や彼女の心境をすべて知っている読者として、「そんなことしないで」と切なく思うのはわかるけれど、それを越えて被害者である彼女を責めるのは違うと思う

イネスの気持ちもわかるけど……。カッセルに対してあまりにも残酷すぎるよ

この苦しみ、いつ終わるの!?!!

本編では、イネスはかっこいいヒロインだと思っていたのに……。本編のイネスを引き立てるために、エピローグのイネスをあまりに追い込みすぎじゃない? 愛し合っているのにこんな風になっちゃうの?

イネス、そんなことしないで

イネスは「後悔ヒロイン」だね、カッセルに対してひどすぎる……。そんな行動、お互いに後悔と苦しみしか残らないのに

イネスが悪い!
わたしの感想◎ううう~ん。イネスが望むようにこの後カッセルが再婚したとしても、カッセルにも再婚相手にもハッピーエンドにはならないことに気づいて・・・
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
419話(エピローグ16話)

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