「この結婚はどうせうまくいかない」ノベル438話(エピローグ35話)あらすじ・原作漫画レビュー

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

この結婚はどうせうまくいかない外伝
スポンサーリンク

※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

イネス前前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない前世

イネス今世6才時点での相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない今世

イネス今世(現在)相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまく行かない
スポンサーリンク
スポンサーリンク

この結婚はどうせうまくいかない438話(エピローグ35話)あらすじ

礼拝堂には、カスタニャール一族やアルマグロの司祭、別れに集まった遠戚や部外者が数名いた。一晩堂を守った者たちはうとうとし、伯爵夫人を慰める貴婦人たちも涙を拭うのに精一杯だった。沈黙の中で、感情だけが騒がしく波立っていた。

棺の傍らに立ち尽くす伯爵に対し、ありきたりな慰めの言葉をかける彼女に気づく者はほとんどいなかった。

イネスは伯爵と二三言交わした後、木棺のビビアナの若く美しい顔に野花を添えた。病の色は残れど、苦しみのない安らかな表情だった。伯爵はビビアナがやっと楽になったと呟き、誰より憔悴したミゲルへ目を移した。記憶の中ではいつも穏やかに笑っていた少年だった。棺を睨みつけては慟哭を漏らすミゲルから、イネスはいたたまれない思いで目を逸らした。自分にあとどれほどの時間が残され、死後これほど安らかな顔を見せられるかと思い、善良でいつも屈託のない少女だったビビアナと自分は違うと自嘲した。

彼女はビビアナに向け、冗談を言うかのように最後のお別れを告げた。

――もしかしたら、私たちはすぐに会えるかもしれないから、そう長い別れの挨拶はいらないわ。

しばし祈り、わざわざ首を廻さずとも正面にカッセルが見える離れた席へと移った。聖書を読むふりさえ惜しんで彼を見つめたが、絶望に打ちひしがれる兄弟を介抱し、彼が完全に崩れ落ちてしまわないよう支えている間、彼は一度も彼女の方を見なかった。それこそ彼女が望んでいた完璧な最期だった——自分は彼を見つめ、彼は妻を視界に入れず、死ぬまで彼女を意識しないこと。

幽霊が独り、生者をじっと見守るかのように、彼女はすでに死んでしまったかのような眼差しで彼を捉えていた。いっそ、本当に死んだ状態でここへ来たのなら、どれほど良かっただろう。彼が「見ない」のではなく、どんな手を尽くしても「見ることができない」存在になっていればよかったのに。──私の死を最期に知った時、貴方は今のように悲しんでくれるだろうか。

自分に対してずっと馬鹿正直だった男だから、これほど酷い妻が死んだとしても、いくらかは憐れんでくれるだろう。けれど、少し振り返ってみるだけで、自分はそれほどの価値がある女ではないと思い知らされた。放った棘や刃の言葉が蘇り、死そのものより取り返しのつかない日々が恐ろしかった。何にせよ、彼にはミゲルのように苦しんでほしくない。痛みを伴うのが愛なら、彼はもう自分を愛さなくていいと思えた。

スポンサーリンク

ミゲルが椅子から崩れ落ちた。カッセルは失神した弟を抱え、カスタニャールの家人の助けを断って会堂を出た。ただの一瞬も彼女を振り返らずに。だが、ビビアナの遺体が香り高い木の棺を離れ、冷たい石棺に横たわる頃には戻ってくるはずだった。地下墓所まで見送れるのは親族だけ。もう少し欲をと葛藤したが、ここまで来られたことで終わらせるべきだと、彼が消えた場所を見つめ、二度と彼に会えぬ絶望を噛み締めた。すべての機会を奪われ、ようやく人生は安らかになった。死ぬまで己を明かさず、自分は彼の同情も知らない。それで十分だった。アリシア・ヴァレンザは望み通り消え、カッセルの姿をとうとう目に焼きつけることができた。

司祭の暗唱に貴婦人たちが声を合わせる中、イネスは瞼の裏に彼を刻むよう目を閉じ、死者のための祈りを聞いた。彼女の中の空の杯には記憶だけが静かに波打っていた。やがて祈りに背を向け、彼が戻る前に立ち上がった。

どうやって馬車へ戻ったかも覚えていない、あるいは馬車の中でどれほど自力で座り続けていたのか、記憶になかった。最後に考えていたのは「最初に会堂へ入る時、私はちゃんと歩けていただろうか」といった、たわいもないことだった。あの時ばかりは、彼が自分を見ていたのかどうか、どうしても確信が持てなかったから。

視界から光が失われ、マルベージャへの道中で意識を失った。とうに重篤な状態であったため、改めて危篤と呼ぶのも今更ではあったが、容態は乗車すら難しいほど悪化し、一行は宿を転々とした。名も知らぬ田舎の宿で、彼女は残された時間を推し量った。意識の晴れた隙にメイドへ金貨を分け、見捨てることは簡単なのに、誰も捨てないでくれてありがとうと礼を述べ、戻る前に死んでも遺体をエスカランテやヴァレスティナに返さず、立派な場所にも埋めなくていいと告げた。情を寄せたメイドたちは泣き、それがありがたくて彼女も少し涙した。彼が遺体を見つけられぬなら、病んだ姿を想像もできまい——それでいいと諦めた。

アルマグロを離れて半月。往路はわずか一日余りだった道が、帰路は半月が過ぎてもなお終わりも見えぬまま、なおマルベージャへ近づいていた。イネスは何も知らなかった。道中で彼女たちを見つけ出したエスポーサの兵士が護衛していることも、彼女が乗る馬車が変わり、遠くから様子を伺う従者の声が添えられたことも、夫がマルベージャで待っていることも。

夢現のような声の終わりに、主人が拒むなら無理やりにでも連れて行くと告げ、抗弁するセシリアの声が——。意識は遠のき、イネスは深い眠りに落ちていった。

スポンサーリンク

この結婚はどうせうまくいかない438話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

最後に一目会うために、死を覚悟して行ったイネス。読んでいて涙が止まりません。あんなに切実に愛していながら、わがまま一つ言えないように育てたオルガのことは許せそうにありません。元凶である皇太子妃を殺したとしても、オルガがイネスに何十年もしてきたことは虐待であり拷問でした。彼女が心からの愛を感じられなかった原因ですから。他人であるアリシアと、実の母であるオルガの罪の重さは、天秤が釣り合うほど同じに感じられます

カッセルの心がズタズタだ……

さすが主人公は違うわ〜 カッセル、よくやった、最高! 本当に一途なんだから!! きっと幸せになれるよ。胸が痛すぎて私が死にそうです、作者様……

イネスと一緒に私も死にそうな気分

この凄惨な時間を正すために、3回も回帰したんですね……。お互いに愛し合っていたのに、すれ違ってしまったすべてが、あるべき姿に戻るように

(ぐすん、ぐすん)

カッセルが来たの?

一体、愛って何なの……何だっていうの、こんなに壮絶で……ただ頼ればいいのに。少しはわがままを言って、自分勝手に望んでよ

ううう……心が引き裂かれるように痛いです……。そばにいる人の大切さを改めて痛切に感じ、もっと愛し、惜しみなく表現しなきゃと思わせてくれる珠玉の物語ですね

わたしの感想◎イネスとの約束を果たすために、カッセルはものすごく意識してイネスを見つめないように頑張ったのかな

まとめ

この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

437話(エピローグ34話)

439話(エピローグ36話)

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました