シゲタサヤカ絵本 クリコ、まな板、おにぎり、コック、兵士などなど

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シゲタサヤカ

私は、絵本作家シゲタサヤカさんが好きで、絵本が家に何冊かあります。そこで、我が家のシゲタサヤカさんが描いた絵本をランキング。ぜひ、あなたの、絵本を選ぶ参考にしてください。

シゲタサヤカさんは、第28~30回講談社絵本新人賞で3年連続佳作を受賞し、第30回で佳作を受賞した「まないたにりょうりをあげないこと」で絵本作家としてデビューしました。

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シゲタサヤカ絵本ランキング順位発表

私の選ぶシゲタサヤカさん絵本ランキングは、以下の順位になりました。これは私の主観的なものです。どれも素晴らしい本です。各本へのコメントを書きましたので見てください。「りっぱな兵士になりたかった男の話」は、グイード•スガルドリ作、シゲタサヤカ 絵の作品です。

第1位 まないたにりょうりをあげないこと(講談社)
第2位 りょうりをしてはいけないなべ(講談社)
第3位 コックの ぼうしは しっている(講談社)
第4位 りっぱな兵士になりたかった男の話(講談社)
第5位 遊んで学べる神奈川県民ジモトかるた(講談社)
第6位 キャベツがたべたいのです(教育画劇)
第7位 オニじゃないよおにぎりだよ(えほんの杜)
第8位 クリコ(小学館)

第1位 『まないたにりょうりをあげないこと』(講談社)あらすじと感想

料理を食べるまな板と、料理をあげてしまうコックさんの話です。料理が欲しいというまな板にコックがこっそり料理をあげてしまうとまな板がだんだんと太ってしまい、、、、という破天荒なストーリーがシゲタサヤカさんの楽しい絵で進みます。厨房での風景が細かくいろんなコックさんが料理をしているのを見てるだけで楽しくなります。見開きの料理が並んでいるのが特に好きです。

第2位『りょうりをしてはいけないなべ』(講談社)

月間MOE第二回絵本屋さん大賞新人賞入賞作です。

好き嫌いが多く、料理をすると笑ってしまう鍋。とうとう使われなくなってしまいます。料理ができなくなった鍋が料理をしたそうにしている様が面白いですね。最後に頑張っているのは応援したくなってしまいます。途中、端の方に見慣れたあの道具がいますね。

こちらの見開きは、失敗した料理と成功した料理が表と裏になってます。ぜひめくりながら比べてください。

第3位『コックの ぼうしは しっている』(講談社)

まな板、鍋に続く今度は、コックの帽子です。嘘つきコックに我慢がならないコック帽は、ついにコックの嘘を大声で言おうとしますが、、。鍋やまな板と違い今回は、コックに問題があるようです。コックの嘘がちょっとひどいですが最後にスカッとするのでよかったです。

第4位 りっぱな兵士になりたかった男の話(講談社)

グイード•スガルドリ作、杉本あり 訳、シゲタサヤカ 絵の、兵士の物語。この兵士は、九ヶ条の紙を常に持ち歩き、これを順守して兵士としての仕事をしています。九ヶ条自体は間違ったことではないのですが、これを守ろうとする姿勢が、頭が固く感じ、読んでいて少々きつくかんじるかも。でも、ある任務を仰せつかり、そこにいる人々と話すことによって、 この九か条が全てではないぞと理解していきます。逆に、この九か条はルールだけど、 これが間違ってる場合もあるなということもわかってきます。そのような兵士の成長物語です。

大変読みやすい本ですが、毎回きちっと上官に対し大きな声で返事をするシーンなど、細かい描写も丁寧に書かれています。

この九か条みたいな考えを持っている人だと、 教訓になるかとも思います。。別にこの九か条が間違ってるわけではありません、 決して。下手したら、世の中では、この九か条が通用する場面の方が多いぐらいかもしれません。しかし、この九ヶ条に囚われていてはいけないと言うことに気づかせてくれます。

第5位 遊んで学べる神奈川県民ジモトかるた(講談社)

シゲタサヤカさん作、絵のかるたです。神奈川県の各地のみどころや名物などがかるたになっています。神奈川県の地図にイラストが書いてある地図もついています。絵札の裏には、市町村の形が書いてあり、形あてかるたも出来ます。神奈川県民ならぜひ買いです。シゲタサヤカさんの作風どおり、読み札がかるたというより、絵本風な文章になっていて、絵本を読んでいる人ならより楽しめます。そういう意味では少し上級者向けかも。

第6位『キャベツがたべたいのです』(教育画劇)

幼虫のころ食べたキャベツの味が忘れられないちょうちょたちがキャベツを食べるために八百屋に行きます。そこで、やさしい八百屋のおじさんがジュースをくれますが、、、。とにかくシュールでナンセンスなシゲタサヤカワールドです。最後のオチも、それでいいのか!と突っ込みたくなります。

第7位「オニじゃないよおにぎりだよ」(えほんの杜)

おにぎり大好きなオニたちが、にんげんたちにおにぎりを届けようとしますが、、、。やさしいオニたちのにんげんへのいたわりが大変こころ温まります。ないた赤オニおにぎり版のようなかんじもちょっとあります。裏書を見るときちんと取材協力おにぎり専門店「ボンゴ弐」と書いてあります。どうりでおいしそうなわけです。見たことある八百屋のおやじさんがちょっと出ています。

第8位「クリコ」(小学館)

今度はケーキです。いつまでもクリスマスだったらな。と子供のころに考えたことはありますか。こんなクリスマスだったらどうでしょう。これは、ケーキやご馳走、お料理の絵を楽しんで、クリスマスの不思議な世界を楽しんで!という絵本です。ストーリーよりは、イラストを楽しむ感じの絵本ですね。

まとめ

シゲタサヤカさんの絵本をランキングにしましたがどれも楽しいのでお気に入りの本から読んでみてください。

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