※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。
イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみノベル135話あらすじ
激しく息を吸い込み再び目を覚ますと、私は見慣れた空間の中に立っていた。見渡すと、そこは私の一人暮らしの部屋だった。あのクソ長男にわざとあてがわれた薄暗く狭苦しい部屋。私は改めて部屋の中を見渡した。
その時。ブーン、ブゥゥーン・・。ハエの羽音が聞こえ、生臭い嫌な匂いが鼻をついた。匂いの元を探すと、かなり大量のハエの群れが集まっている場所を探し当てた。マットレスの上。飛び回るハエだけでなく、そこには人さし指くらいの黄色いのが動いているのも見えた。私は驚愕し、吐き気をもよおして後ずさりした。
その瞬間、扉の外に誰かの気配と声がした。「キャッ!なんてこと!」「大学に入ったばかりの若い子が、こんなに早く死んじゃうなんて・・」「しっかりしたお嬢さんだったのに。最近姿が見えないと思ったら・・・」最後の声は、私が毎朝家の前で牛乳を買っていた売店のおばさんの声だった。
「私・・・死んだの?」手を伸ばして、そっと自分の体に触れた。”こんなに生々しいのに・・・?”「まさか」死ぬはずない。もう一度戻って来るために、私はあの世界で必死に生き延びたんだから。これは事実じゃない。私は扉に向かって走った。扉を開くと、そこは外の世界ではなかった。
青い光が視界に広がり、再び目を開けると、あたり一面に咲いた菊の花。真ん中には、私の遺影。大学入学時の証明写真の適当なものだった。葬儀場にあるテレビがニュースを流していた「XXグループ会長の末娘・・・さんが、10日前、一人暮らしの自宅で亡くなった状態で発見されました」「司法解剖の結果、死因は栄養失調と過労によるショック死」
「ざけんなよ!」次男が悪態をつく声が聞こえ、テレビが消された。「家から出て行って、ようやく平穏に生活していたのに、あのクソ女」次男に大きな声をやめろと注意する父親。外に記者がいるぞ、と長男も次男に警告した。「マンション借りてやれって渡された父さんの金を中抜きして、しょぼいアパートに住まわせた兄貴のせいだろ!」と言う次男に、長男はお前も食事をさせないようにしただろ、と言い返した。父親は会社の株価が急落しているから喧嘩をやめろと叫んだ。
頰を伝って、涙がポタポタ落ちた。なんてひどい人たち。人が死んだっていうのに。私はそのまま座り込んでワンワン泣いた。「なんでいつも私だけ!?」怒り、挫折、絶望、虚無感。”・・死にたい””もう、楽にさせて・・・”その瞬間、目の前がぱっと明るくなった。
危険!危険!あなたは[悪の勢力]から[洗脳攻撃]を受けています!
突発クエスト発生!魔法で攻撃を防御しますか?[YES/NO]
システムウィンドウだった。これは現実じゃない。ハッと我に返った。慌てて[YES]を押した。
[洗脳ゲージバー]が0%に達するまで、魔法の呪文を大声で唱えてください!
(魔法の呪文:ラクラシオ)
ゲージバーが浮かび、数値は90%に迫っていた。私は、恥も忘れておかしな呪文を大声で叫んだ。「ラクラシオ!」一瞬通じるが、またすぐにゲージバーは急上昇しようとする。私は休む間も無く叫び続けた。大声で唱えるほど数値が大幅に減少した。”52%”
私の前にひろがっている現世の幻影が、音を立てて鏡のようにひび割れ始めた。”44%”幻影は、粉々に崩れていった。家族たちの顔がバリンと割れて落ちていくと、目の前には硬直して目を剥いているイヴォンの姿があった。「あと少しで成功だったのに、なんでこんな早く・・・!」
「私のことは放っておいてって言ったでしょ!」私は大声を出した。あんたは、絶対に触れちゃいけないものに手を出したのよ。「これでも食らえ!ラクラシオ!」どこからか拳ほどの白い光の塊が飛んできて、イヴォンのみぞおちに命中した。イヴォンがうめき声とともに反対側に吹き飛ばされた。
咳と共に血を吐き、床に倒れるイヴォン。私は、あまりに強大な魔法の威力に困惑した。ゲージバーは見当たらないが、成功したというウィンドウも出てこない。血を吐きながら、イヴォンが私が悪かったと言い始めた。同情するどころか、ゾッとした。するといきなり目の前が明るくなりー。
突発クエスト失敗!
[悪の勢力]は阻止しましたが、あなたの精神は[18%の洗脳の呪い]に侵食されました!
なんで!?指示どおりにやったのに!?反論する前に、文言が変わる。
メインクエスト:真実の向こう側
呪いを解くには[古代レイラーの墓]に行き、[真実の鏡]を探してください
「一体・・・」困惑したその時、扉が開き、エミリーとメイド長が部屋に入ってきた。部屋の中の光景を見て、メイド長がイヴォンのもとに駆けつける。最悪だ。血を流して倒れている”本物の公女”と私。
”逃亡!逃亡!”私は直感した。鍵があけられた机の引き出しから必要なものを取り出し、金貨の袋と魔法の腕輪を持ち、引き出しの奥できらりと光る、以前カリストがくれた古代バルタの地図を手に取った。きっとメインクエストに役に立つから光ったのだろう。
私が部屋を出ようとすると、イヴォンの体を抱え泣き叫んでいたメイド長が慌てて私を止めに来た。今すぐにペンネルと公爵に伝えると私を脅迫し始めたメイド長。そのメイド長が突然崩れ落ちた。その後ろには椅子を手にしたエミリーの姿が見えた。
悪役のエンディングは死のみノベル135話レビューまとめ
システムのやつ、クエスト発動が遅いだろ
システムは自分の家族を守りたい本物のイヴォンなんじゃないか?
ぺぺが恐れているのは、死ぬこと自体より死後の状況ってこと?誰からも愛されず必要とされず、自分の存在価値がないと言われてしまうこと
本物のぺぺも偽物のぺぺも二人ともとても可哀想
ぺぺ、洗脳されちゃダメ!
ぺぺはエミリーと結婚しましょう
イヴォン、今メイド服だけど・・・ぺぺに無理やりって言うのか?
引き出し開けて、メイド服きて、ぺぺの部屋で、怪しいよ
真実の鏡、だって?
主人公を針で刺していたエミリーが、たくさん変わったね
早く!イヴォンが持っている残りの鏡を盗んで!
わたしの感想◎イヴォンの洗脳って本当につらい幻影を見せてくるんですね。後になっても見た記憶は消えなくて、嫌だなあ
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
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