悪役のエンディングは死のみ ノベル190話 (外伝22話)あらすじ&韓国原作小説レビュー

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悪役のエンディングは死のみ

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)

ここでは、ノベルの第話のレビューからまとめました。

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悪役のエンディングは死のみ 人物相関図

人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

悪役のエンディングは死のみ相関図

イオカ帝国世界設定

イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。

レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。

魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。

悪役のエンディングは死のみ190話(外伝22話)あらすじ

目を開けると、私たちは皇宮前広場にいた。「わあぁぁぁぁーー!」「皇帝陛下、万歳!万歳!」「こちらを見てください、陛下!」心配とは裏腹に、帝国民たちは皆国旗を振り歓声をあげている。

ヴィンターが指差した場所には、華やかな馬車があった。天井が空いていて、黄金色の髪をなびかせ、きらめく金の粉が降るなか、皆に手を振っているカリストがいた。顔が少しも笑っていないのが面白かった。

馬車がだんだん近づいてくる”ここに来てるなんて思いもしないでしょうね”大通りとはかなり距離があるし、彼が私を見つけることはないだろう。ヴィンターが提案するまで来る予定でなかったし。

歓声が飛び交う。カリストを見ると、彼はまるで後光が差しているかのように輝いていた。不意に真っ赤な瞳と目があった。胸がドキリとした。しかし、そのまま通り過ぎていく彼を見て、私は安堵した。”気付くわけないよね”私と同じローブ姿が数十人はいるしね。

ゲームでイージーモードをクリアした時に、エピローグで出てきたイラストが思い浮かんだ。華やかに着飾り、笑っていた彼。そんな彼の横に立っていたイヴォン。ハードモードをプレイする時、死ぬと分かっていても、皇太子エピソードに必死で挑戦した。私は、この姿を見たかったのかもしれない。安全な世界で、完全無血な皇帝になって笑う姿が。

ーー皇帝になる者は、完全無血でなければならないからな。ーーあの言葉がどれだけ切実だったのか。それを果たした時、彼がどれほど輝くのか、今なら分かる気がして。

そろそろ戻りましょうか、とヴィンターが私に言ったその時。馬の鳴き声とともに遠ざかっていた馬車が急停車し、カリストが馬車から降りてきた。まるでモーゼの奇跡のように人々が両脇に分かれる。彼は私の方に向かって足早に歩いてきた。

「ペネロペ・エカルト」低い声で私を呼んだ。”なんで気付いたの!?”「・・・こんなことしていいんですか?」と尋ねた。彼が無表情のまま答えた「だめだ」あんなに一生懸命準備した戴冠式が、私のせいで台無しになるのかとヒヤリとした。「早くもどってください!」

しかし、彼は戻らず、私の頰を包んで言った「言うことを聞かずに出てきたなら、未来の夫がどれだけかっこいいか見ていけ」「なぜそんな泣きそうな顔で見るんだ。見て見ぬふりもできないだろ」

彼が顔を歪めた。私がいなくなるのではと不安に感じた時に彼が浮かべる表情だった。「泣くな、どうしたんだよ」「気に入らないのか?全部やめてやろうか?うん?」その時、自分が泣いていることに気付いた。私はなんとか口を開いた。「いえ、ただ・・・やっと全てが終わったような気がして」「殿下が完全無欠な皇帝になって、その横にイヴォンがいなくて、私が生きているということを実感して・・」本当にゲームが終わったのだ。子どものように涙をこぼした。

カリストは戸惑い、顔をなでてくれた。周囲はあまりにも静かだった。私がなんとか落ち着き、泣き止むと、カリストは私のフードを取って、自分の頭にのっていた王冠を、私の頭にのせた。

戸惑う私の前で、カリストが片膝を地面につく。「ペネロペ・エカルト。俺が帝国の皇帝なら、俺のたった一人の皇帝はお前だ」「何をしてもいい。残ったことを後悔しないように最善を尽くす。だから俺を選んでくれ」彼は自分のそばにいれくれとは言わず、選択権をくれた。

私はゆっくりと彼の手を握った。彼に手を引かれ馬車に乗った。歓声が聞こえる。その瞬間、私の選択は間違っていなかったのだと確信した。

ーーーーー

明け方、サイレンの響く音で目覚めた。ため息をつき、気だるい体を起こした私は攻撃用と防御用の巻物を取り出した。遠くで怪獣の鳴き声が響く。自動車ほどの大きさのスズメバチが頭の上を飛んでいる。私が巻物の呪文を唱えようとした時、「フリーズション!」ジンがスズメバチを倒した。

ジンはカリストが護衛としてつけてくれた魔術師であり、先日ヴィンター捜しを一緒にした人物だ。彼は私を教授と呼ぶ。ジンは若いが優秀で、彼が町全体に張った防御結界はかなり丈夫だ。範囲が広いので、さきほどのハチのように隙をねらってくるものはいるが。それらを倒すのは問題なかった。

彼は治安隊がなんとかするので、私に休むように言った。護衛をしに来たのに、何年も結界を張って魔物を倒すことになった彼には申し訳ない気持ちでいっぱいだった。休めという彼の言葉を無視して、私は攻撃魔法を発動した。巨大スズメバチ6匹のうち負傷の少ない死体を魔力測定器で調べていた時。

町の治安隊に呼ばれて、私は慌てて移動した。町の後方、森の近くの結界の前に、数十匹の魔物の死体が山のように重なっていたのだ。なぜこうなっているのか誰もわからないそうだ。積み重なっている死体はほとんどが首を斬られ、その切断面は非常にきれいなものだった。

「皇宮に支援要請をしますか・・?」尋ねるジンに私は言った「支援要請したら、陛下は・・・軍隊を送ってくるでしょう。モルトバーンを地図から消さなければ幸いな方です」

そこへ、大きなお腹のマリエンヌが出勤してきた。4年前、皇帝の許可を得て探査団を構成したマリエンヌは、半年が経ったころ、セドリックと恋愛中だと告白し、妊娠し、結婚した。私とカリストはとても驚いた。彼らの第1子は、戴冠式後の婚約披露宴で作られ、カリストは自分より先に結婚するのかと拗ねて、しばらくセドリックと口を利かなかった。お腹の子供も含めて3人の母親であるが、毎日首都からモルトバーンまで出勤している。彼女の瞳は好奇心でキラキラしていた。

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悪役のエンディングは死のみ190話(外伝22話)レビューまとめ

カリスト、本当にぺぺLOVEですね

人波の中でぺぺを見つけて、泣きそうな表情なのを見たら戴冠式なのに馬車から飛び降りてきて、民衆の前で公開告白するカリスト

ヴィンターは苦々しく馬車に乗ったその二人を見つめるのだった

つまり、ゲームをプレイしていた頃から、ぺぺの最愛は皇太子だったってことでしょう?

私の妻が泣いている!!馬車を止めろ!行かなきゃ!

頭を掴まれたこと、まだ覚えていたのですね

カリスト、今回はちゃんとプロポーズしたね

皇帝冠をかぶせるなんて、狂ってる・・・

あとはやっぱり、彼の登場ですかね

わたしの感想◎泣きそうなペネロペにかけてあげるカリストの言葉が優しい!!そして、後半、もしかしてすごい年月が経ってる・・・

まとめ

悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

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ノベル191話レビュー

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