悪役のエンディングは死のみ ノベル191話 (外伝23話)あらすじ&韓国原作小説レビュー

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悪役のエンディングは死のみ

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)

ここでは、ノベルの第191話のレビューからまとめました。

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悪役のエンディングは死のみ 人物相関図

人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

悪役のエンディングは死のみ相関図

イオカ帝国世界設定

イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。

レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。

魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。

悪役のエンディングは死のみ第191話(外伝23話)あらすじ

5年前。レイラーたちとの戦闘以降、まるで存在しなかったかのように消えてしまった、古代魔術師たちの痕跡。それを捜すために探査を始めた私たちは、奇妙な現象を発見した。実験を通して魔物を作り出していたレイラー一味はいないのに、いまだに魔物が出没するのだ。探査を進めると、魔物との遭遇回数は急激に増えた。

魔物のほとんどは以前にレイラーに作られた姿ではなく、動植物や昆虫のような姿だった。古代遺跡に残った魔力が周辺の環境に影響を及ぼすことがわかり、古代遺跡を捜すのではなく、魔物が現れる地域を探査する方向に変えた。論文を書き、試験を受けるうちに私はアカデミーの名誉教授にまでなっていた。

「・・私、今回の探査が終わったら辞めようと思っています」と隣に立つマリエンヌに言った。正直、もう思い残すことはない。カリストの全面的な協力のおかげで夢も叶い、数年に及ぶ探査ももう終盤だ。

モルトバーンでは休む間もなく魔物の群れが出没していた。若い人たちは早いうちに山から逃げ、体の不自由な高齢者たちだけが残っている。治安隊を作り、カリストを説得してここに自分がいる理由は、確信があったからだ。ここが、5年間私が追っていたことの終着点だと。「長い間首都を離れて・・最近体調もよくなくて」行くなと言うカリストを残してくるたび、胸が痛んだ。

私の言葉に、マリエンヌが納得したようにうなずいた。「完全にはやめませんよね?やっと私たちの部署が主要国務省として認められたんですよ?どうか私を見捨てないでください」私が必要なのではなく、仕事を手伝ってくれる人が必要なんでしょ?と訊いたら、3児の母のマリエンヌは、バレましたか?と少女のように笑った。あまりに幸せそうな姿に、私はなぜか少しうらやましくなった。

マリエンヌが、もしかしてカリストに2日間連絡をしていないのでは?と私に尋ねた。よく覚えていない。週に1回は皇宮に帰ることと連絡は毎日するようにと強く言われていた。早く連絡してください!とマリエンヌが慌てた。「教授!まだ連絡していないのですか!?あんまりです!」とジンまで私たちの間に割り込んで叫んだ。

二人して叫んでくるので、私は耳を塞ぎながら宿舎に帰り、ゆっくり朝食の準備を終え、連絡用水晶を手に取った。連絡した途端にー「いっそ1年後にしたらどうだ?」不満そうなカリストの顔が浮かび上がった。朝食を摂りながらゆったり返答したが、彼の怒りがおさまらないので、1日連絡を怠ったことを謝った。なんとか彼をなだめて、一緒に朝食を食べましょうと誘った。カリストはため息をついて侍従に食事を出すように命令した。朝食をあまりとらない方なのに、私に合わせてくれる彼に、心が温かくなった。

カリストは、ジンからの報告で既に、今日の魔物の襲撃のことを知っていた。私がマリエンヌと話しているすきに報告したのだろう。気に食わなかったが、何も言わないでおいた。カリストの小言が始まった。

スープを飲もうとしたその時、突然、嫌なにおいに吐き気がこみ上げた。私の様子を見て、カリストが勢いよく立ち上がった。「どうしたんだ、体調でも悪いのか?」強烈な吐き気は、意外とすぐに治まった。「急にスープの匂いに吐き気がして・・・」「さっきまではおいしかったのに・・・」どうして腐ったものを食べるんだとカリストがスープに難癖をつけ始めたので、私は少し悔しかった。村人のボビーが親切で提供してくれている食べ物なのだ。

私の好物だからと、ジャガイモとキノコをいれてとろとろに煮込んだスープをわざわざ昨夜作ってくれたのだ。カリストは今週中に皇宮の料理人を数人こちらに送ると言い始めたので、断った。不機嫌なカリストに言った「陛下は、モルトバーンのことはすべて気に入らないじゃないですか」「ハッ!よく分かってるくせに、いつまでそこにいるつもりなんだ?」彼は呆れ笑いを漏らして冷たく言った。

毎日不安な気持ちで魔物などの報告を受ける彼の心情も理解はできる「数日後には会えるじゃないですか。今回は遅れませんから」と素直に答えると、彼はそうじゃなくて、と答えてから沈んだ声で尋ねた「・・・まだやり足りないのか?」驚いた。この5年間、週に1度会って別れるたびに嫌がってはいたが、やめろとは一度も言わなかったのに。カリストがとてもつらそうに見えた。

腹を立てるだろうと思いながら、やり足りないと言ったら?と聞き返してみた。しかし彼は、怒らずに笑いを漏らしながら、それなら仕方ないなと言った。「俺がもっと皇権を高めて、お前の面倒を見てやらないと。ついでに、たわ言を言ってる奴らも粛清しよう」たわ言という言葉に聞き返してみたが、カリストは話題を変えた。おそらくマリエンヌが言っていた話であろう。貴族たちが、新しい皇后候補を迎えろと騒いでいると言っていた。

帰ってこいと言われれば、ちょうど悩んでいたところだったと打ち明けるつもりだった。カリストは、いいから気をつけてこのまま続けろと私に言った。もしケガでもしたら無理やりにでも帰ってこさせるからと。心配そうな彼の口調とまなざしに、心が温かくなった。

私の返事を聞いて笑顔を浮かべる彼を見て、改めて確信した。5年前にここに残ると決めた時の不安は、すべて杞憂にすぎなかった。別れるかもしれないという可能性を念頭に置いていたあの時。それからカリストは全く変わらなかった。彼に愛おしそうな目でみつめられ、今でもこんなにも胸が高鳴る。ここに残ってよかった、彼を選んでよかった。

私は突然彼に言った「陛下。今日はかっこいいですね。いや、いつもかっこいいですけど」カリストが呆然としている。「あの時は恥ずかしくて言えませんでしたが、実は髪ではなくて顔が好きでした」「私の好みだったんです」カリストはあんぐりと口を開け言った「お前・・・金髪が好きだというから皇宮の奴らの髪を全員染めて金髪じゃなくしたのに・・」そういえば金髪の人が一人もいない・・・。

「俺に何か隠し事でもあるのか?」「困ったな。今日に限ってなんでこんなにかわいいんだ?」「今から会いに行ってもいいか?」カリストが言い出した。私は水晶越しに感じる、彼の赤い瞳に、なぜか少し緊張した。「陛下、恐縮ですが、これから会議がございますので・・」水晶の中から、聞き慣れた声が聞こえた。

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悪役のエンディングは死のみ第191話(外伝23話)レビューまとめ

カリスト2世の誕生かな!?

ぺぺは出産の時もカリストの髪の毛を握って振り回すでしょうか

カリスト、ぺぺに負担をかけないように喋って・・・本当に成長した

顔は二人のうちどちらに似てもいいです!

キャリアが途切れちゃうよ〜

ああ、この部分の表紙はイクリスですね

ぺぺは今から引退を考えているから、妊娠したとしても、そのせいでキャリアを諦めているわけじゃないよ!

うーーん。でもぺぺには大好きな考古学をずっと続けて欲しい

5年、遠距離恋愛はカリストがんばってるよ

わたしの感想◎あの口の悪い素直じゃない二人が、両思いになって遠距離恋愛ってこんな感じなんだな〜というとても外伝らしくて良いですね〜

まとめ

悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

ノベル190話レビュー

ノベル192話レビュー

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