悪役のエンディングは死のみ ノベル160話 あらすじ&韓国原作小説レビュー

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悪役のエンディングは死のみ
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※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)

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悪役のエンディングは死のみ 人物相関図

人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

悪役のエンディングは死のみ相関図

イオカ帝国世界設定

イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。

レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。

魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。

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悪役のエンディングは死のみノベル160話あらすじ

どうせ何をしても許されないから好きにする、とイクリスが言った時にちょうど馬車が目的地の皇宮に到着した。ペネロペが皇宮へ来たのは狩猟大会以来だった。公爵邸の敷地の数倍はあろうかという広い皇宮で、宮殿内をイクリスの手下たちに囲まれるなか進んだ。反乱軍が皇宮を占領したというのは嘘ではなかったらしく、宮殿内はガランとしていた。

広く豪華な部屋に案内されると、持ち物をすべて出すようにイクリスに指示された。ポケットからかけらを取り出してテーブルの上に置く。イヴォンに無理やり奪われる事態にならなくて済んだけれども、この状況を良しとするか・・・。おとなしくかけらを出したにもかかわらず、イクリスは納得のいっていない様子だった。自分がポケットをあさりましょうか?とまで言い出す。かけらは渡したでしょ、と強気で答えると、イクリスはペネロペの体に触れたらポケットをあさるだけで終わらせる自信がないとつぶやいた。ペネロペが再びポケットに手を入れ、体力増進薬4個と枯れたバラ一輪を取り出して、これで全部だと言った。

イクリスが枯れたバラに視線を走らせたので、イヴォンに殺された魔術師の遺品だと説明した。イクリスが人質にしている孤児たちの保護者で、ボランティア活動を仲介する善良な人物だったと付け加えた。今も魔法陣に囚われて生きているであろう人を死んだ人にしてしまったことに、ペネロペは心の中でごめんねとつぶやいた。

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ペネロペは、これからイクリスが公爵邸へ行って彼らを殺す間、自分は閉じ込められたまま絶望感を味わうのかと言った。果たして、イクリスにこの言葉は効いてくれるだろうかと様子を伺った。その間、頭の中ではヴィンターの言葉を思い出す。

このバラはヴィンターの無意識を反映して咲く、ヴィンターの魔力の結晶体のようなもの。緊急時にペネロペの助けになるかもしれない。一度だけ、防護魔法が発動されるはずだ。呪文が必要だが・・・。

完全体となったレイラーを始末するには、かけらを返すしかないが、結局それは危険と隣合わせだ。イクリスに鏡棒を奪われてしまった今、なんとしても脱出するための手段を死守したい。イクリスは今だにじっとバラの花を見つめていた。馬車の中で、ペネロペの大事な人には手を出さないと言っていた言葉に、それほど期待はしていないが・・・。嬉しいことにペネロペの予想は外れてくれた。イクリスはかけら以外には触れず、バラも魔法の薬ですらそのままにしてくれた。顔色が悪いから休むと良い、と言ってイクリスは部屋から出ていこうとした。

彼の後ろ姿に、思わず名前を呼び、呼び止めてしまうペネロペ。あなたはイヴォンに洗脳されている、助けてあげるから、今からでも遅くないから、もうやめて、と声をかけた。イクリスが正気に戻ってくれれば、人質も助かり反乱軍の戦闘も収まり、力を合わせてイヴォンも倒して、ヴィンターの繰り返しも止められるかもしれない。なんて美しいエンディング、だがそう思ったのは自分だけだった。

今ここでやめたら何が残るのか、とイクリスはこわばった顔で言った。少なくとも憎んだり殺そうとすることもないだろうとペネロペは答えたが、イクリスは額の怪我を指さして、これは殺そうとしたのではないのかと抗議してきた。マングローブの枝に縛り付けた時、殺そうと思えば殺せたのを生かしてあげたのに、恩知らずなイクリスに少し悔しい気持ちになった。

彼にはイヴォンに振り回される状態にしてしまった責任感と同情心が今もある。イクリスが反乱を成功させて皇太子を殺し、帝国を手に入れてもペネロペがイクリスを愛することがないことはわかっているだろう、と説得を続けた。なぜ自分ではダメなのか、とイクリスは大声を出した。侮蔑されても耐えて騎士団に残り、剣を握り、とうとう売国奴にまでなったのに!なんで!!!と。

イクリスの灰色の瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちた。子供ののように泣きじゃくる彼をペネロペは呆然と見つめた。彼が今言ったように頑張っていた頃、ペネロペは彼の感情の深さを確認する余裕もなく、一日生き残ることに必死だった。彼の裏切りに憤慨して、そして全てが終わって今。あなたではなく、別の人を愛してるから、と彼に正直に答えた。

以前のように嘘をついてくれればいいのに、一番大事だと言われれば喜んで殺されるのにと話すイクリスに、殺したくないから許して、と呼びかけた。イクリスに近づき、手を伸ばした瞬間、彼に冷たく手を振り払われた。ペネロペのせいで自分はこうなった、皇太子の前と自分の前で全く姿が違っていて、愛なんていらないから体だけでも自分のものにしてやる、と言い出し、愛される期待などしていないと部屋から出ていった。

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ペネロペはそのまま部屋に監禁された。鎧姿の軍人が食事を持ってきても手を付けず、ベッドに横たわっていたがなかなか寝付けなかった。朝にジンがかけてくれた追跡魔法は片手に残っていた。心配しているであろうカリストに申し訳なかった。あれこれ考え、いつの間にかうたた寝をしていたその時、薄暗い部屋の中にガンガンッという重々しい音が響いた。起き上がって、暗い部屋の中、音の出どころを探す。どうやら中央にある暖炉からの音のようだ。武器になりそうな燭台を手に持ち、暖炉を見つめていると、中から灰まみれの男が飛び出して悪態をついた。カリストだった。

たった半日ぶりなのに、再会が嬉しかった。時間がない、とカリスト。薬とバラをポケットに入れたペネロペに、カリストは暖炉を這っていくぞと告げた。大丈夫、ネズミもムカデも全部殺しておいたからと暗くて薄汚れた空間を指す。身震いする体をなんとか落ち着かせて、ペネロペは暖炉の中に入っていった。

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悪役のエンディングは死のみノベル160話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

皇太子が正常に登場したことが何回あるでしょう

イクリスの印象変化。序盤:ぺぺの唯一の安息地。今:怖くて不気味。

え?そこから出てくる・・・

飾るだけの相手から本気を引き出したかったら、君も飾らないで本気で近づかないと

イクリスちょっと哀れ。愛している人が自分を利用しているという事実に早く気づいたのに、あきらめないでいる自分がどれほど情けないだろうか

もしイクリスが主人公の小説があったら、読者たちにはぺぺがすごく貪欲にみえることだろう

イクリスのことで思い悩んでいたら、皇太子の登場ですべての煩悩が消えた

ううん。今の状況はぺぺが作り出してしまったってことなのか

イクリスは洗脳のせいなのか、本性があんななのか

あなたの体に触れたらポケットに手を入れるだけではすまない・・・というセリフを見た瞬間、口を塞いで狂気を連発しながら興奮したのは私だけ?

皇太子!ハリー・ポッター??脱出ロマンスジャンルに転換!!!

わたしの感想◎イクリスの気持ちを考えたら、ぺぺがしたことが許せなくて何してもおかしくないのに、ぺぺへの愛で大事にしているのか・・・カリスト、すぐに来てくれて嬉しいね!

まとめ

悪役のエンディングは死のみ ノベル160話のレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

ノベル159話レビュー

ノベル161話レビュー

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