「この結婚はどうせうまくいかない」ノベル52話(漫画21話)あらすじ・原作漫画レビュー

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この結婚はどうせうまくいかない
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※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

イネス前前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない前世

イネス今世6才時点での相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない今世

イネス今世(現在)相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない
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この結婚はどうせうまくいかない52話あらすじ

微睡みの中、腰を引き寄せるたくましい腕の感触があった。イネスが体を引き離そうと寝返りを打つと、頑なな力で引き戻された。もはや古木の根のようで、身動き一つ取れなかった。その拘束感も強大な力も、彼女の記憶にあるものではなかった。息苦しいと口にすると力が一気に和らいだが、逃げ出そうとした瞬間、別の腕が蔦のように這い上がり胸の下を掴んで引き寄せた。腰を抱えていた腕は下腹部へと下がり、危うい境界線に留まる。まるで一本の根が二つに分かれたかのようだった。

どうせ抗っても抜け出せそうにない。イネスは不満げに眉間に皺を刻んでいたが、諦めて体の力を抜いた。満足げな低い笑い声が頭のてっぺんをくすぐり、彼女はさらに眉をひそめたものの、再び深い眠りに落ちた。だから、ネグリジェがめくれ上がっていることも、肩紐がずり落ちていることも気づくはずがなかった。唇が鎖骨をなぞり痕を残すように吸い付くことにも、太ももを愛撫する大きな手にも。

蓄積した疲労があまりに深すぎた。母親に振り回された半月、一昨日の婚礼ミサから一睡もできなかった初夜、そして早朝からの長い旅路。道中のほとんどはカッセルの膝に顔を埋めて気絶するように眠っていたが、名目上は7時間の旅だった。そんな体調では、相当な無理があったに違いない。

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自分の足でベッドまで歩いた記憶さえない。イネスは虚ろに目を開け、最後の記憶を辿った。ひとまず、あの窓際に座ったところまでは覚えている。カッセルの至れり尽くせりな振る舞いは面映ゆくて煩わしかった。当初の予想よりも頻繁に求められそうな夫婦の営みに応じる余裕はなく、彼が何か口にするたびに先回りして芽を摘み、窓際に座っておとなしく聖書を開いたのだ。信仰心ゆえではない。自然と淫らな方向へ流れる空気を遮る盾が必要だった。

イネスがいくら無関心を装っても、気づけば彼が当たり前のように言い寄ってくる、そんな夜だった。カッセルの表情はひどく無愛想なのに空気だけが自然とそうなる。名だたる放蕩者のくせに女性たちから恨み一つ買わない底知れない男だった。聖書を読みながらそんなことを考え、それから・・・最終的には座ったまま意識を失うように眠ってしまったらしい。

イネスは他人事のように原因を振り返った。あれだけ遊び尽くした男が地味な妻に特別な感慨を抱くはずもないのに、カッセルの義務感は不気味なほど度を越していた。あまりに精力に溢れ、淫らであると同時に誠実で――とりあえず新婚だからということにして無理やり納得させた。イネスが婚礼のミサからこの結婚をぶち壊すためのあらゆる計画を何度も練り直していたように、彼もまた、この不本意な結婚をどうにか平穏に進めようとしているのだろう。

いつまで、新しい女ばかりを求める自分自身の本能を裏切り続けられるものか、もともと愛すら存在しない義務感や熱意が長く続くはずもない。どうせ今だけだと淡々と窓の外に視線を投げた。お尻に硬く突き当たる何かを感じながら。朝にはよくある男の生理現象だ。深い意味など持たせたくはなかった。太ももから下腹部へ這い上がってきた大きな手を布団越しに見つめた。ネグリジェがその手に引きずられて腹の上まで捲れ上がる。下着以外に遮るものもない体に、彼のそれが食い込みそうなほど近く押し寄せた。それはあまりに堂々とした欲望剥き出しの代物だった。後頭部からはカッセルの規則正しい寝息が聞こえる。本当に眠っているのは明らかで、彼女の力では逃れられない。まだ早い時間だと小さくため息をつき、再び窓の外を見つめた。

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朝のひんやりとした空気、断崖に砕ける波の音。イネスはふとセビーヤを思い浮かべた。わずか三日間の滞在だったが美しい場所だった。波に揺れる小舟、港で魚を運ぶ女たち。そしてその中にいる、微笑むエミリアーノと腕に抱かれた赤ん坊。

そこは6歳のイネスを悪夢のように支配した場所であり、青年へと成長していくルシアーノの姿を何年も憎ませ続けた場所でもあった。エミリアーノと出会った16歳から彼が亡くなった20歳まで、1日も記憶から離れなかった場所。17歳のカッセルが結婚を煩わしく思い士官学校へ発ってくれたのは、むしろありがたかった。当時のイネスにはまったく余裕がなかったから。

つい昨日まで名前すら知らなかったのに、かつてのイネスは誰も現れない約束の場所で一人待ち続ける人のように、あの小さな港に取り残されていた。エミリアーノが死んだあの日から、どこへも逃げられず自らを閉じ込めて生きてきた。目を開ければいつもあの日の朝。目を閉じると眠りの代わりにあの日の夜がやってきた。冷たくなった体が手からこぼれ落ち、子供を奪われたあの夜。かろうじて息を吹き返しても、凄惨な夜の到来を予感する朝がまた繰り返される。イネスは静かに壊れたまま4年間をやり過ごした。指先一つでも触れ合えば彼を本当にまた死なせてしまうのではないかという恐怖に怯えていた。

しかし今の彼女はもう震えることなく波の音を聞いていた。海を目前にしてからは、セビーヤの夢もエミリアーノの夢も見なくなった。ただ目覚めた時にふと思い出すだけだ。エミリアーノではない別の男の腕に抱かれながら。奇妙な罪悪感が込み上げたが、どれも自分の本当の人生ではないかのように傍観している自分がいた。かつてエミリアーノが安物の木炭で描いてくれた手のひらサイズの絵を無表情に思い返した。いくつか楽しかった記憶を辿るうちに、ようやく完全に目が覚めた気がした。どうせ今の人生では一度だって存在したことのないものたちなのだ。
しばらく窓の外を見つめていた彼女は、カッセルの腕の中でくるりと寝返りを打ち、朝よと声をかけた。

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この結婚はどうせうまくいかない52話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

私だったら契約結婚してエミリアーノに会いに行ったかも・・・。あるいは、最初からカッセルに正直に話して、こっそり会うっていう手もあったかもしれないけど。でも、本当に愛していた人だからこそ、危険な目に遭わせたり愛人の地位に甘んじさせたりするのが申し訳なかったのかもしれませんね

エミリアーノを愛していたわけではなかった気がします。一度目の人生から逃げ出すために必死だっただけで。エミリアーノは優しくて良い人だけど、彼女が愛するまでには至らなかったんじゃないかな

前世の不幸な記憶を全部抱えて生きていたら、精神を病んでしまいそう。しかも目覚めたら6歳で、2度分の不幸な記憶がすべて残っているなんて・・・

これまでの人生、地獄よりも過酷だっただろうな。そんな苦しみの中で生きてきたイネス。これからは幸せになってほしい

エミリアーノ、遠くからでもいいからお互いの幸せを祈れるような関係になれたらいいのに

イネス、あなたには絶対に幸せになってほしい!!!

無関心(平気)になれるまで、どれほど辛かったことか

散りばめられたヒントや読者のコメントを見ているだけで、これからの航海が多難なことが予想できる・・・。「私の結婚」は破綻して残念なことになるとしても、君たちの未来は大人向け展開で溢れてくれ!!

自分の人生を変えようとして、罪のない人を死なせてしまったという罪悪感の方が重いのではないか、と考えてしまいます。カッセルならあんな無駄死にはしないだろうし、自分も無駄死にで終わらずに済む、良い選択だったのかも

いつまで胸を締め付けられればいいの・・・頑張って耐えて読み続けます

癒やされますように

わたしの感想◎震えることなく波の音が聞けて、夢も見なくなって、それだけでも一歩進んで良かったと思う

まとめ

この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

51話

53話

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