「この結婚はどうせうまくいかない」ノベル288話あらすじ・原作漫画レビュー

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この結婚はどうせうまくいかない
kekkon
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※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

イネス前前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない前世

イネス今世6才時点での相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない今世

イネス今世(現在)相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない
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この結婚はどうせうまくいかない288話あらすじ

君にもアリシア・バルカから来ただろう、とルシアーノがイネスに確認した。バルカではなくヴァレンザよ、とイネスは訂正した。ルシアーノは気に留めず招待状をテーブルに放り投げた。皇太子妃の名前が刺繍されている。”アリシア・ヴァレンザ・オルテガ”母方のバルカ家が統治していたサルタを表す「デ・サルタ」の文字は見当たらなかった。

バルカ侯爵が皇室に納めた莫大な持参金の中でも、サルタの広大な鉱脈と肥沃な平原が色褪せるほど、あれほど嫌われながらも皇后を喜ばせるすべを本能で見つけ出す癖は相変わらずだなと思った。もしかしてアリシアの自己満足かもしれないが。

結婚前から夫の将来の愛人を受け入れ、自らその愛人に尽くそうとする心、それは本当に夫の愛を求める行為なのか?アリシアにとってオスカルへの愛は当たり前だが、逆はそうではない。故に彼女は、権力者に媚びる庶民のように振る舞おうとしている。愛が望めないから、友好的な関係を築こうと。役に立つ犬としてでも認めてもらいたいのだろう。

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皇太子に想像以上に協力的だね、とルシアーノが漏らすとイネスは、アリシアの立場が弱いから選択の余地が無いのでしょうね、と答えた。アリシアの名前の周りには皇室書簡特有の文様があり、内側はアリシアの筆跡。”ヴァレスティナ小公爵、セニョール・ルシアーノ・ヴァレスティナ・デ・ペレス閣下”皇太子妃自ら”閣下”と書いてある。それは受け取る者に断る選択肢を与えない力があった。現皇太子妃の影響力の少なさを考えると、ここまでするなんて、とイネスは少し哀れにさえ感じた。

招待状には、ずっと前に亡くなった母、先代バルカ侯爵夫人が収蔵していた芸術品の展覧会をついに開催できて嬉しいと綴られていた。どれも素晴らしく、眺めると胸が痛み、結婚後は処分することを以前から望んでいた、と。メンドーサ開戦記念パーティを間近に控え、これらの作品を処分し、アラバの海賊を殲滅してラス・サンティアゴを帝国の属国とする皇帝陛下の偉大なご意思に微力ながら力添えし、嫁であり臣下として手本となりたい。展覧会の収益はすべてオルテガの戦時国債購入に充てられ、皇帝陛下もバルカ邸に来られる。ぜひ出席を、という内容だった。
事実上、彼女の亡き母とは微塵も関係のない催しだった。戦時国債を強売するためだけの。一週間後の開戦記念パーティでさえ、貴族から金を吸い取る行事だった。戦争という狂気を無視し、皇帝に嫌われないため国債を購入し、ない愛国心を集めて支持を表すのだ。

ラス・サンディアゴ諸島は長年の悩みのタネであるアラバ海賊の本拠地だ。しかし、属国にして経済的価値のある土地でもない。そもそも土地が不毛だから対岸の大陸にやって来て略奪を働く住民たちなのだ。鉱脈も肥沃な農地も香辛料も取れない土地に貴族が投資する理由など無い。ただ皇帝の怒りを解消し、オルテガ人の報復心を満足させるだけの戦争なのだ。だから見せびらかしが必要なのだ。カッセル・エスカランテの特進行事をカルステラ海軍司令部ではなくメンドーサの宮廷で行うのも、皇帝自らが開戦を宣言するのも、すべて貴族に投資を促すためだ。船員だけでなく、陸戦に備えて陸軍兵士も乗せ、巨大な海軍艦艇で遠征させるため、莫大な資金が必要だった。

年間予算でも資金が足りないのか、とイネスが尋ねた。ルシアーノは首を振った。見返りは期待できないが持久戦にならなければ少ない予算で事足りるはずだが、皇帝は金儲けの機会を逃したくないだけだろう。借金をしてまで戦争を起こす度胸はないのだ、と。

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貴族の忠誠心だけが問われるこの機会に、アリシアは先頭に立って忠誠心を見せたいのだろう、というのがルシアーノの考えだった。グランデス・デ・オルテガの17家門の裕福な人々が集まり、それほど価値のない美術品を購入して”金を出せる権利”を買うのだ。開戦記念パーティより前に有力貴族だけで行われ、招待客にはアピールと、招待されなかった貴族への暗示となる。このアイデアは、アリシアよりもオスカル、さらにオスカルよりも過去のイネスのアイデアにふさわしいものだった。

これはアリシアのアイデアではない、オスカルのものだろうとイネスは断言した。見せびらかすためか?もしくはイネスがこれを覚えているか試しているのか?カードの下にあるアリシアの丁寧な直筆署名。”アリシア・ヴァレンザ・オルテガ”それを書く瞬間、頭がお花畑になったであろう彼女を思い浮かべた。彼女の純真さが利用されているだけなのか・・・誰かに盲目的なものには狂気が宿る。もしかしたらオスカルも彼女の頭が狂っていることに気付いているから利用価値を見出したのかもしれない。

しかし、オスカルが計算ミスを犯しているかもしれず、もう少し注意深く見守る必要がある、とイネスは言った。本能に近い直感であり、あまりにもお似合いのペアを思い出しながら、どうせ彼らは一体みたいなものだからどちらの考えかは問題ないと口を開いた。ルシアーノはなぜイネスがオスカルの考えだと確信しているのか訝しんだが、イネスは陛下をそそのかしたのがオスカルだからと答え、言えない記憶は隠して推測を話した。ルシアーノは、メンドーサの事情に興味無さそうだったのに、宮廷に少し出入りしただけでよくそこまで、とため息を吐いた。

イネスが眉を上げるとルシアーノもずっと昔の硬く鋭い顔つきになった。今世、イネスの前では意識的に親切さを見せようと努力してきた彼だったが、イネスはやはり以前の兄の方が好ましかった。お前もやっぱりお父さんの娘だなと思って、とルシアーノが言い、祈っているだけでは成し遂げられないことがたくさんあるから、とイネスは答えた。ルシアーノが子供を扱うようにイネスの頭を優しく撫で、幼い時のそれを思わせた。ルシアーノは、祈りで成し得ないことは家族と解決すると良い、神様はそうしろとお前に家族をくれたのだから、と言った。

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この結婚はどうせうまくいかない288話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ルシアーノは本当に涙が出るほど優しいね

エミリアーノやルカにしたことの理由も、皇太子にイネスを殺させないためにヴァレスティナの名前で何とかしようとした結果なのかな

ルシアーノ、すごく優しい・・・。昔、ルカを殺すと公爵に話していたルシアーノ。あれも本当ではなくて、誰かが盗み聞きしているかもと考えて言った言葉だったのかもね。

ルシアーノが兄である人生がとても羨ましいです!

神様はそうしろと家族をくださった・・・

心強いよ

あの親の下にこんな子どもたちが!?

夫、義母、実兄、みんな優しくて大きい

ルシアーノはカッセルみたいに前世を思い出したりしないのかな。危険な瞬間に、ヒントのように、祝福のように

わたしの感想◎ルシアーノ、頼りになりそう。ありがたや。もうすぐ開戦記念パーティだというけれど、イネスとカッセルが気持ちを同じくしてからどれくらいの時間が経ったのかな

まとめ

この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

287話

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