「この結婚はどうせうまくいかない」ノベル312話あらすじ・原作漫画レビュー

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この結婚はどうせうまくいかない
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※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

イネス前前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない前世

イネス今世6才時点での相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない今世

イネス今世(現在)相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない
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この結婚はどうせうまくいかない312話あらすじ

カッセルは階段を下りながら何度もイネスに戻るよう促したが、彼女は上の空で返事だけを繰り返していた。ホールから離れるほど、イネスが戻る負担も大きくなる。カッセルは気が気でなかった。イネスは荘厳な白いサテンドレスを纏っていた。カッセルの白い海軍礼装と完璧に合わせた装いだ。だがその重さは凄まじかった。母オルガは結婚式よりも派手だと舌打ちし、ヴァレスティナ公爵とルシアーノも呆れた表情を浮かべていたことから、誰の目から見ても異様な気合いの入れようだった。

もちろん、その甲斐あって彼女の姿は息を呑むほど美しかった。皇后や皇太子妃と並んで立っていたときでさえ、会場中のすべての視線が不敬なほどイネス一人だけに向けられていた。呆然とした表情で見つめる若者たち、漏れる感嘆の声。イネスは、こうした瞬間がどのように活字として印刷され、どう人々の口に上っていくかを熟知していた。

『エスカランテ小公爵夫人のドレスを飾る古典的なレースは格調の高さを表現し、薄紫と青の小さな野花が叙情的で牧歌的な美しさを添えている。編み込んだ黒髪は同じ野花で飾られ、高貴なセニョーラらしからぬ素朴さで、見る者に清らかで純粋な印象を抱かせた。まさに夫を戦場へと送り出す夫人らしい悲恋の情を感じさせるもので・・・。』

新たな流行の取り入れ方を大衆に示してやるのだ。レースがエル・タベオの伝統様式に従ったものだとか、花々がカルステラ地方の野花だという事実が、流行を追うための必須条件になる。それがメンドーサの男たちが女性の関心を引くための手段になる。こうした些細なことこそが。彼女が身に纏うすべてが計算し尽くされたものだった。

胸元には夫からの贈り物だという大きなエメラルドのブローチ。青いサッシュ(帯)には帝国海軍の標語「Dios y el viento están de nuestro lado(神と風は我らと共に)」が刺繍されていた。兄のルシアーノが妹夫婦を『帝国海軍をそのまま人間にしたような夫婦だ』と苦笑したのも決して偶然ではなかった。効果的な洗脳というものは目に映る象徴から始まるものだ。

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しかしカッセルの目には、彼女がただ重い荷物を背負わされている姿にしか見えないようだった。官邸で初めて見た時は耳まで真っ赤にして感激と賛辞を繰り返していた彼も、馬車に乗るため彼女を抱き上げた後からはドレスを苦々しく思うのに必死だった。階段を上る間中、華奢でか弱い体には不釣り合いな重さだ、こんなに重くて倒れたらどうするのだと口にしていた。全く華奢ではないイネスは頷くだけで、カセルの懸念をすべて聞き流していた。

イネスは階段を下りるくらいで死なないと反論すると、カッセルは不満げにドレスの裾を叩いた。イネスは彼の手を握りしめ、指を絡ませた。随行員たちの先頭のラウルが呆れたため息をついた。カッセルが乗る馬の前まで来てようやく、彼から別れの言葉がこぼれた。イネスは彼の軍服の袖をそっと撫でながらそっぽを向いた。袖口の階級章がカルステラのものとは形が違うのを珍しそうに眺めるふりをして。実感というものは、ごく小さなことから不意に押し寄せてくる。

カッセルはすぐまた会えるのだからこのくらいで我慢してと言った。よりによってカッセル・エスカランテから我慢しろなんて諭される日が来ようとは。そう自嘲した瞬間、彼の唇が触れた。あっさり身を引こうとするカッセルを、イネスが引き寄せ再び口づけを交わした。短くも濃密なキスが周囲の目も憚らずに繰り広げられた。余計なことを言ったみたいだと口にするカッセルにイネスはもういいから早く行ってと言いながらも、彼の頬にもう一度口づけを落とした。親指で彼の額にアロンドラのように小さな聖印を描くと、さっさとカッセルを押しやった。カッセルは笑いながら馬にまたがり、彼を待っていた長い行列を率いて出発した。

静かに行列を見送っていたイネスだったが、やがて無表情に戻って振り返った。イネスはラウルに、私がここで泣いていたと伝えなさいと命じた。三、四日後の朝刊に載れば完璧だ。『戦場へ向かう夫を追いかけてきた可憐なセニョーラは・・・』と続けた。ラウルがはい?まさか御本人のことを?と問うと、イネスはここにセニョーラが他にいる?話が通じないと言わんばかりに舌打ちをし、可憐さとは程遠い表情で歩き出した。

『最後に、愛する夫と熱烈な別れの口づけを交わした彼女は切なる祈りを・・・』あとはわかるわねと続けた。ラウルがカルステラで会いますよね?と指摘すると、イネスはメンドーサでは最後でしょと答えた。『泣き崩れたセニョーラは、去りゆく夫が点になって消えるまでその場を動けずに立ち尽くし・・・』これも必ず入れてと命じた。ラウルが足早に立ち去っていますよねと指摘する。イネスは『その光景があまりにも哀れで誰も正視できないほどであった』と例文を暗誦し続けた。

ラウルが主人を”厚顔無恥な人だ”と見る一方で、イネスは買収した皇室お抱え画工のスケッチを確認していた。彼女がカッセルを引き寄せ交わした口づけの場面だ。イネスは絵師に、もう少し遠くから眺めているように描いてくれない?これじゃ私があなたを雇ったのがバレバレだと指示した。謝って下を向く画工の顎を掴んで、私の顔をしっかり見て覚えてと凝視し、彼が震え始めると、彼女は乱暴にその手を離して歩き出した。

それから記事の締めくくりには『カッセル・エスカランテの自己犠牲的な軍人精神、輝かしい服務記録、終わりのない勲章のリスト等々』を。これらはどんな記事を出すにしても言い回しを変えてでも必ず繰り返して。人々が暗記してしまうまで。『ゆえに今の帝国海軍にとって彼は代替不可能な存在である』とイネスは指示した。

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イネスは疲れた、少し泣いてから行かないとと言い、涙の一滴すらこぼれそうにない乾いた表情のまま部屋へと入っていった。少し泣いてくるという言葉が実はただ顔を水で濡らしてくるという意味だったとは。ラウルはドアの側で額を押さえた。ラウルがもしやそのためにセニョールを自ら見送りに行かれたのかと問うと、イネスは不機嫌そうに、何を言っているの、当然一目でも長く見ていたくてついて行ったのよと答えた。

イネスは時には公私を区別する必要がないこともあると答えた。例えば、常に冷静なイネス・ヴァレスティナが体面も構わず泣きながら戻ってくる姿。あるいは渋々と不幸な結婚をしたはずの夫妻が、恥も外聞もなく惹かれ合い至る所でいちゃついている姿。そういうものよと。イネスの顔は、誰が見ても必死に涙を隠そうとした跡が残っている女性の顔になった。

***

イザベラが困ったようにイネスの両頬を包み込み、泣いたのかと問いかけてきた。イネスは少しだけと答えた。息子を送り出したばかりの母親の前で偽りの涙だったとは打ち明けにくい。イネスはわずかな罪悪感を覚えながら力なく笑った。イザベラは痛ましそうにため息をつき、イネスはどうせ後で会えるのだから簡単に見送っただけだと答えた。

イネスを気遣うイザベラに、イネスは逆にイザベラ様こそと心配そうに彼女を見つめた。近くにフアンがいないことに気づき、視線で遠くまで探し回った。誰を探しているのか察したイザベラがため息をついた。イネスはミゲルもいないのにどうして席を外されたのかしらと恨むように呟いた。ミゲルは結局、参席できなかったが、最近の不安定さで言えばイザベラのほうが深刻だった。

イザベラはあなたたちが去ってすぐにあちらのホールにいらっしゃるオスカル殿下がお呼びになったのと、イネスをなだめるような口調で告げた。向こう側のホールは、皇族やグランデス・デ・オルテガたちが自分たちだけの空間を望む時に出入りする空間だった。特に不審な点があるわけではないのにどこか釈然としない。そう、皇太子が叔父を呼ぶのはいつだって不自然なことではない。

”どうせ後で死ぬ運命なら一度くらい私のために死んでくれてもいいじゃないか”ある日突然、使徒が不気味な声を頭の中にねじ込んでくるまではそうだった。カッセルをどうすることもできないとオスカルが悟ってしまった以上、彼の怒りは彼らの周囲へと向かうかもしれなかった。とうに正気ではない男なのだ。ましてやフアン・エスカランテは彼にとって身近な殺害の対象で・・・。いや、何にせよ注視しておく必要がある。

”叔父の運命だ”つぶやいたオスカルを思い出すと、イネスはオリバレス伯爵夫人を呼び寄せ、イザベラのことを託すと足早にその場を後にした。ちょうど向こうから歩いてきたルシアーノが彼女の焦った様子に驚いて引き止めたが、彼女はその手を掴み返すと彼を引っ張るようにしてホールを横切っていった。

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この結婚はどうせうまくいかない312話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ドレス、涙の見送り、こっそり引っ張った画工、新聞記事の内容まで、イネス、あなたはすべて計画しているのね

イネス、義父を守るために出勤します

イネスはコメディキャラですか?世論を台にするの、めっちゃ笑えるね

イネス、なんでこんなに笑えるんだ

早く早く

イネス:哀れで誰も見ることができないほどだった・・・。ラウル:いいえ、それは存在していませんから誰かが見ることができるわけがありません

忠実な犬だったラウルが!カッセルに会って、主人をこんなに批判するようになるなんて!

フアン・エスカランテ、今日は命が行き来しているのですか?ルシアーノ、走って!!!

鉄の塊のようなドレスを着て、カッセルを送りに行くイネスは、面白くて可愛いです。

お義父さん、助けて、助けて、助けて、助けて!!!!!!

イネス、君、すごく魅力的だね〜

わたしの感想◎イネスとラウルのやり取り、久々ですごく面白かった。ミニミニ漫画で見たい!

まとめ

この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

311話

313話

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