※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない383話あらすじ
静まりかえっていた周囲が瞬く間にざわつき始めた。実質的にマウリシオを支えていたエルバ少佐が、こうなることは分かっていたと言わんばかりに隣の将校の肩を軽く叩いた。
バルカはこれまでの功績に免じて降格処分はせず戦死として処理すれば名誉ある最期になり、遺族には年金も支払われると付け加えた。カッセルは、命がけで救ってくれた部下たちに、『助けてくれたのはありがたいが、手続きを遵守しなかったから今から銃殺されてくれ』と、そう言えというのかと問い返した。バルカは厳然たる別問題だと言い張り、自分にはこの場で射殺する権利があると主張した。カッセルはそれなら自分にも中佐を射殺する権利があると返した。
場内が、息遣いすら聞こえないほど静まり返った。カッセルがドミンゴの名を呼ぶ大声がホールに響き、ドミンゴ大尉が部下を率いて前に出た。バルカ中佐を拘束しろという命令が下った。バルカが「カッセル!」と抗議するように呼び捨てると、カッセルは、侯爵閣下ならそう呼んで構わないが、上官を殺害しようとしたバルカの飼い犬にそう呼ばれるのは名誉に関わると言い放った。バルカの直属の部下たちが阻止しようとしたが、他の将校たちが一瞬で制圧した。水兵たちから失笑が漏れ、バルカの顔が屈辱に染まる。
こんな理屈があるか、何を根拠に!と叫ぶバルカに、カッセルはすでに中佐自身の口から上官殺害・反逆・利敵行為・内通が公認されており、今の大声によって抗命も、マウリシオの件と鏡のように重なると指摘した。マウリシオには他の功績で情状酌量の余地があったが、中佐にはいかなる功績も見出せないと。
ブルゴスの残党たちがホールの中心へ引きずり出された。下船前から殴られ続け、誰一人無事な者はいなかった。まるで刑場に引き立てられたような絶望的な眼差しが周囲を彷徨っていた。カッセルの目配せを受け、エルバ少佐が通訳の副官を連れて彼らの前に立った。エスカランテ大佐をガンベラへ拉致したのは34日前かと問い、海賊はその通りだと答えた。副官がラ・マンチャ語とオルテガ語で交互に叫ぶ。
拉致——その言葉が凄まじい波紋を広げた。自分たちの最高司令官を拉致した。殺気立った視線が海賊たちへ突き刺さった。
拉致を指示したのはブルゴスで、バルカ中佐が上陸前にブルゴスとの接触に成功し、中佐が望む通りに大佐を殺害すれば大領主の利権の一部を譲る約束を取り付けたという。ブルゴス敗北前に別動隊として抜け出し機をうかがっていた。包囲網を潜り抜けられたのはオルテガの中に裏切り者がいたからで、明け方、とある無人島に流れ着いた大佐をこっそり運び出しらしく、意識を失った状態で引き渡されたと。大佐はその時、今にも死にそうなほど青白い顔だった。
裏切り者たちは瀕死の大佐を時限爆弾のように扱った。近くに放置すれば軍医に救命され、絞殺して海に捨てれば転落時にはなかった殺害痕がつく。オルテガ軍に発見される可能性を危惧し、船に隠し通すこともできず、とにかく大佐を一刻も速く自分たちの手から離し、スパニラから遠ざけることだけを望んだ。我々が大佐を殺さなかったのは勝手に死ぬだろうという計算だったとバスケスは語った。
先ほど牢獄で「そうだ」「その通りだ」という返答だけを繰り返し、殴打と徹底的な聞き取りによって叩き込まれた内容が、バスケスの口から淀みなく流れ出た。自分は賢いと自惚れていた言葉も、あながち嘘ではなかったようだ。
では大佐がなぜ健在なのかとの問いに、考えを改めたからだと答えた。エスカランテ大佐は殺すよりも生かしておくほうが、より価値が高いと。殺せばブルゴスの栄華、生かせば自分たち個人の富になる。もし死んでしまっても我々に失うものはなく、生き延びれば最高だと至れり尽くせりで看病したと。納得の吐息が至る所から漏れた。その間ずっと全部嘘だ、陰謀だと発狂していたバルカは、とっくに口を塞がれたままもがくことしかできなかった。
カッセルはバルカに向き直った。さきほどの中佐自身の言葉によれば、我々はすべての戦闘を終えたにもかかわらず、未だ戦時下にあり軍律を厳格に扱うべきだと。おかげで今すぐ中佐を処刑する根拠が五つほど揃ったが、どのような処分が妥当かと問うた。個人的な恨みではなく、バルカがマウリシオに望んだように手続き上の問題で、オルテガの軍法を正すための規律の問題なのだと。
戦死として処理し遺族に年金をという慈悲深い考えには感服した、同じようにお返ししよう——侯爵夫人に遺族年金を計らってやると告げた。バルカ侯爵には嘲弄に等しいはした金だった。死んだらその程度の金はくれてやる、というわけだ。怒りに燃えるバルカに詰め寄り、カッセルは上から視線で威圧した。『すべての軍人は軍律に従って処罰されるべき』、あなたはオルテガの海軍で間違いないかと問い、それともただエスカランテの長男を殺害しようとした『バルカ侯爵』かと突きつけた。
バルカ侯爵は次男として生まれ、生涯を海軍に捧げてきた男だった。ゆえにカッセルの問いは、彼の自尊心を逆なですると同時に、「軍の反逆者になるか、民間の殺人者になるか」を自ら選べと迫るものだった。海軍を自負するなら今この瞬間に反逆者になれ。そうすれば死ひとつで反逆は消え、名誉ある戦死者になれるかもしれない——。
だが、これに選択の余地があるだろうか。軍法を逃れ貴族の身分を選べば、首都メンドーサで災厄が待つ。それは脅迫も同然だった。「侯爵が大佐を拉致し、殺害しようと罠にかけながら身分を盾に生還した」とメンドーサに伝わろうものなら、どうなるか。他の者は知らずとも、侯爵自身は皇太子があの日どう死に至ったかを知っていた。侯爵が戻るより先に、息子たちが殺されることになるだろう。
正気を失った姪のアリシアがバルカの名を汚し、ヴィダ・ヌエバであれほどの騒動を起こすとは思いもよらなかった。あの小娘のせいで、決して死なせてはならない時に見殺しにしてしまった、バルカは悪夢にうなされるたび、自分の手はエスカランテの血で汚していない、あれは極めて自然な死だったと慰めていた。だから自分は潔白なのだと。ただ、ごくわずかな蘇生の可能性を握りつぶしただけだと。それでも功績をむさぼるほど、エスカランテの若造に追い抜かれた屈辱を耐え抜いた報酬のように思えた。あの厄介な姪が初めて自分の役に立ったとさえ考えた。しかし今や名誉ある家門が暴徒たちの手によって——。
カッセルが耳元で囁いた。カッセル・エスカランテが死んだから皇太子が死んだのだと、聞いただろう、と。他の誰にも聞こえない声だった。ここで一人で死ぬか、戻ってバルカのすべてと共に沈没するか。答えは一つだった。
カッセルは声を戻した。味方を沈めてまで何を隠したかったのか、自分が生きて戻ったのが惜しかったのか、「殺してしまった」という過ちの露呈を恐れたのかと問うた。だがどうでもよいとも言った。姪は皇太子を死の淵まで追い詰め、あなたは「私を殺す」ことでその死に決定的な理由を与えた。侯爵、あなたはカッセル・エスカランテの殺人者であると同時にオスカル・ヴァレンザの殺人者でもあるのだと。
もし皇后陛下がこの事実を知れば厄介なことになるだろう。アリシア・ヴァレンザが、バルカ家の突然変異程ではなく、結局は「生まれがバルカだったから」そうなったのだと結論づけられれば——。
エル・レデキヤへの礼儀として、先輩にとって最も都合の良い方法を教えよう。ここで潔く死んでくれとカッセルは告げた。バルカは人生のあらゆる憎悪をかき集めた目でかつての部下を凝視した。その口で「罪を認める」と言ってから死ぬのだとカッセルは続けた。生きているくせに図々しいという視線に笑みがこぼれ、もちろん自分は死んでいない、しかし殺意そのものが罪になることもあると返した。
マウリシオに合図が送られ、口を塞いでいた紐が解かれた。エルバ少佐が問うた。すべての容疑を認めるかと。バルカは認めると答えた。装填済みの拳銃がカッセルに渡された。銃口を向けるまでに時間はほとんどかからなかった。銃声がホールの天井に響き、眉間を正確に撃ち抜かれた中佐が崩れ落ちた。
遺体は?記録は?との部下の問いに、反逆者の遺体が故郷へ帰ることはない、焼けと命じ、記録は詐欺師に信義を貫く必要はない、犯した罪をありのままに記せと答えた。それから、マレバにおけるオルテガの提督代行として、バルカ中佐を二等兵に降格すると命じた。
この結婚はどうせうまくいかない383話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

わぁ・・・アリシアが「手を打てる」と言っていたのは、結局のところ叔父を通じるという意味だったんだね。中佐がそこに加担しようと決めた時点で、もはやアリシア一人だけの過ちではなくなったわけだ。晩年にとんだ災難だけど、これは自業自得ですね。バルカ中佐・・・いや、バルカ二等兵

二等兵!!! スカッとしました! カッセル最高!!!

うちのカッセル、今思えば序盤のラウルには、まだ慈悲深く接していた方だったんだね

バスケスってこんなに口が達者だったっけ?ふふふ

これこそ私が求めていた主人公だ!!毎回やられては許し、またやられては許すようなお人好しな主人公じゃなくて、やられた分だけきっちりやり返す主人公!「サイダー(胸がすくような展開)」主人公、最高!

かっこいいカッセル。お調子者のカッセルはどこへ行っちゃったの?

カッセル、ヤバすぎ

いやぁ~~、屈辱と侮辱のフルコースをきれいに食らわせてるね。

策士カッセル。反逆者に対して誠実でいる必要なんてないよね。当然、当然!

罪の代償はしっかり払ってもらわないとね〜

バルカ中佐を二等兵に降格。詐欺師に仁義は不要

グッジョブ

順風満帆! カッセルとイネス、そして二人を推すすべての人に幸運と祝福がありますように。最高のカップル!!

理解できなかったので質問させてください。バルカ中佐は本当にカッセルを殺そうとしたんですか? それともこれはカッセルが仕掛けた罠? バスケスを殴りながら「絶対にバルカ(の仕業)だと言え」と言っていた時、無実の罪をなすりつけているのかと思ったのですが・・・

アリシアを追い詰める!!!

カッセル、わあ、大佐、素敵です。

「突然変異」という語彙は遺伝学で使われるものでは!? 古風な世界観に生命科学的な用語が出るなんて・・・
わたしの感想◎別の日に、壁の前に立たせて銃殺刑にするのかと思っていたら、カッセル自身の手で・・・あっという間だった。仕事が速い
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
384話

コメント
いいね×100です!
キキさん、コメントありがとうございます!(o´∀`)bイネスからのミッション、見事なコンプリートでした!