「この結婚はどうせうまくいかない」ノベル550話(外伝78話)あらすじ・原作漫画レビュー

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この結婚はどうせうまくいかない外伝
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※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

イネス前前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない前世

イネス今世6才時点での相関図

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イネス今世(現在)相関図

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この結婚はどうせうまくいかない550話(外伝78話)あらすじ

彼らはイレ・タシャに上陸してからも毎日船に乗った。最初は「ラ・エテルニダ号」で近海を回り島々を眺めていたが、やがて渡船やパラタシャ人の筏に乗り換え、毎日どこか一つの島だけを訪れるようになった。

イネス配下の官僚たち――メンドーサ出身で生まれて一度も船に乗ったことのなかった行政官たちは、筏に乗るなんてと、とうに過酷な旅路から逃げ出していた。皇帝がわざわざ情勢を監視させるために送り込んだというのに、軍港用地の選定段階で監察を諦めてしまうとは嘆かわしいことだった。

イネスは彼らの気持ちを理解し島での休息を積極的に推奨する一方で、半数をすでに一文もかけず買収し、自分の味方に引き入れていた。呆れるほどひ弱な学術屋ばかりだったが、頭脳だけは使いようがあった。マクシミリアーノが表向きは彼女のため、実際には自分のために選んだ者たちなのだから、完全に愚かなはずもない。

イネスは彼らに優しく接し始めた。使える者には使えるなりに優しくし、買収する価値のない者たちには皇帝の人間として丁重に扱いつつ、自分の役割を果たしていると錯覚させるような仕事を与えた。本島の行政体系の構築という重要な責務はすべて自分の側の者たちに任せた。

総督邸はオルテガの貴族なら小屋と呼びそうな建物だったが、体系すら整っていない場所で権力など大したはずもない。官僚たちは総督イネスが自分たちをふるい分けるわずかな言葉にびくびくしながら執着するようになった。自分一人だけが失望を買うことへの恐怖と、称賛がもたらす数日間の権威。海のはるか向こうの皇帝陛下より、この島では総督こそが最も近い存在だった。

出航前は「苦労ばかりで形ばかりの地位」と見なされていた総督の実権は、航海の瞬間から肌で体感できるものだった。司令官カッセル・エスカランテが妻を聖典のように尊び、乗船者は全員カルステラの人間で、もとよりエスカランテ小公爵夫婦に対する敬意は並々ならぬものがあった。

皇帝が直々に派遣した使節たちを「メンドーサから来た官僚だ」とおどおどしながらもてなす者は一人もおらず、パラタシャの人々はタハカに倣って総督を女王のように敬った。つまりは本土から隔離された新しい世界で、別の君主に出会ったようなものだ。しばらくすると、側近にならなかった者たちでさえ本土の皇帝のことを忘れてしまった。

官僚たちの記録したものは本土へ送られる代わりに、承認を得るためにすべて総督のデスクに積まれた。半年以内に陛下を思い出せるだろうかとイネスはくすりと笑い、流麗な筆跡の報告書に何件か素早く目を通して立ち上がった。今日も早朝から視察に出なければならない。あらゆる島々を巡る彼女の学者たちは官僚以上に多くの報告をまくし立てていた。今日も遅い時間になってようやく、すべてに目を通すことができるのだろう。

余裕がないのは、今頃北西の訓練場で早朝訓練を終えて戻ってくる途中でいるはずの、カッセルにとっても同じことだった。総督と司令官の視察にはバティムカとサヒタが常に同行した。序盤はタハカ自ら案内していたが、自分の意向が影響するのを懸念し、その後は息子だけを送ってきた。カッセルは目障りな存在に対しても、フアン・エスカランテの息子にふさわしい忍耐強さを見せていた。大事を前に私情で動くつもりはないと言わんばかりだった。

忙しさを除けばイレ・タシャの日々は平和だった。総督宮にはパラタシャ人の若者3人がたった1日で建てた簡易礼拝堂があり、若い軍隊神父(従軍司祭)が拙くミサを執り行い、田舎でオルガンを少し習った水兵がおどおどと伴奏した。不足はなかった。その神父は親しみやすさに長け、イレ・タシャ語も少し覚え、安息日でないときはカレ・タタシのあちこちを回って人々と自然に打ち解けていた。

パラタシャ人の中には礼拝堂に座る者や侍者(※カトリックのミサの際、司祭を助けて身の回りの世話をする人)を志願する少年まで現れた。神の僕でなければ詐欺師になっていたに違いない。イネスはこの神父を通じて先住民の動向も把握していた。バティムカは通訳をそのまま伝えず、聞き心地が良いように脚色することがたまにあったため、パラタシャ人と親しいオルテガ人が増えるのは良いことだった。彼女が皇帝の派遣してきた官僚の中で最も重用している者も、パラタシャ人たちと直接交流を試みる柔軟性のある人物だった。

すべてが順風満帆だった。有用な配下が蜜蜂のように働き、北西の海軍駐屯地も暫定的ではあるが軌道に乗った。タハカが総督夫妻の仲の良さを見て、カッセルの執務室をイネスのものと双子のようにパラタシャの青年たちに建てさせたという。夫はそいつらの裸体を見るだけでも嫌がるというのに、随分と親切で思慮深いことだ。

とにかく、ここ最近のカッセルはかなり大人しくしていた。

執務室の扉をノックする音にイネスが開けると、訓練を終えて体を洗ってきた夫が濡れた髪をかき上げて立っていた。洗いたての香りが好きで、彼女はひとまず夫を抱きしめた。彼も当然のように抱き返し、柔らかなリネンの肌触りが頬を包んだ。白いリネンシャツにサスペンダー、武具は拳銃一丁だけ。イネスも軽いシャツに女性用の乗馬ズボンという似たような格好だった。本国の人々が見れば、全裸で歩き回る女でも見たかのように肝を冷やすような格好だった。

パラタシャ人は「元々あんな風に着るのだろう」と受け流し、海軍たちは「まあ、そういうこともあるだろう」と気にせず、官僚たちは美しくも勇ましいと胡麻をすった。いい匂いがすると言うイネスに、カッセルは洗う必要なんてないと君は言うけれど洗えばこんな良いことがあると笑った。

この結婚はどうせうまくいかない外伝78話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

カッセル…あなたの言う通りね。

良いことがあったわ。フフッ

わたしの感想◎イネスの仕事が順調で、ずっと明るい太陽と青い空と蒼色の海の景色が浮かんでいる。カルステラも良かったけれど、ここもすごく良い

まとめ

この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

549話(外伝77話)

551話(外伝79話)

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