※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの149話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のふたこと
フィレンティア「あなたって、会ってる人がいるんでしょ!私は恋人のいる男を奪うような、そんな悪い趣味は持ってないわ!」「気持ちを言葉にしてください、アビノックス様。言葉にしない愛は愛じゃないんです」
ノベル149話あらすじ
ペレスの手をどうしてそんなにしっかり握っているのか、フィレンティアはメンタルが崩壊しかけた。「ティア」ペレスが名前を呼ぶだけなのに、さらに心臓がドキドキする。ティアの視線はペレスの唇に釘付けになった。ペレスもそんなティアに気づいたらしい。ペレスの視線に熱がこもり、ペレスの指がティアの指の間に入り込み、両手の指をからみ合わせてきた。
ティアはペレスが美しすぎるのよ、と思いぎゅっと目を閉じた。冷静になるために。「ぺ、ペレス」「・・うん?」逆効果だった。耳だけになるとペレスの声は鳥肌がたつほど甘く聞こえた。ティアは目を開き、冷静さを呼び覚まし、ペレスに告げた。「私たち、こんなことしちゃダメだわ」こんなことって?と訊き返すペレス。「わかるでしょ!こんなことよ!」ティアは強く握り合っている手を思いきり持ち上げ、叫ぶように言った。「あなたって、会ってる人がいるんでしょ!私は恋人のいる男を奪うような、そんな悪い趣味は持ってないわ!」go!go!go!
ペレスは顔をしかめ「・・会っている人?」と低い声から不機嫌さが伝わってきた。それから「・・ティアのこと?」考えこんでもティアしか思い浮かばないらしい。ティアはラモナの名前を出せずに困った。モナック商団のことは自分は知らないはずだし、まして前世で公式の恋人だと聞いたとも言えない。「ア、アカデミーで会った女の人よ」と結局言ってみた。ペレスは「いないけど」即答した。アカデミーで会った女の同期はいるが、会っているような人はいないということだった。ペレスはティアに嘘をつかない。結局ティアは、ペレスとラモナがまだそういう関係になっていない、という結論に達した。
その時、廊下の向こうからアビノックスがやってきた。慌てて握っていた手を離すティア。そんなティアを見つめるペレス。3人で晩餐会場に入ることにした。ティアは自分がどうしてこんなにほっとしてるのかしら?と思いながら。
晩餐会は早々に終わった。ミゲンテ・アイバンは終わったあと少しペレスと話し、すぐに出ていった。ティアも立ち上がろうとしたところ、横からアビノックスが手を強く掴んできた。なんとアビノックスは完全に酔っ払っていて、目はうるうるで、肩を落としうなだれてすすり泣きしていた。
ティアが部屋に戻るように促そうとすると、アビノックスは言い出した。「どうすればいいでしょうか?フィレンティア様」「こんなに好きなのに、どうすればいいかが分かりません」アビノックスのお悩み相談が始まってしまった。「あの・・アビノックス様。お話なら聞きますので、まずはこの手を離して・・」とティアが声かけても「あの方は、私が嫌いなのでしょうか?」と畳み掛けてくる。ティアは、こんな姿を見たら嫌いになるかもね、と思った。
そこへ、ティアにケーキを取りに行ってくれていたペレスが席に戻ってきて、アビノックスの手を荒々しく掴んでティアから離した。やっと無礼に気づき、謝るアビノックス。ケーキを食べながら悩みを聞いてあげることにした。アビノックスの悩みは好きな女性についてであった。読書会で会った女性にひとめぼれし、パーティーで親交を深め、本を贈ったり、一緒にお茶をしたりした女性。その女性から最近、近いうちに家門から婚約者を決められそう、と告げられたと。
ティアは、「その女性が政略結婚させられそうとアビノックス様にわざわざ言ってきたのですよね?」と確認した。「はい・・」と言いながら今にも泣き出しそうなアビノックス。”この子ちょっと情けないよね?”と同意を求めてティアはペレスを見てみた。しかし、ペレスは珍しくアビノックスの肩を優しく叩いてあげていた。まるで共感でもしているように。なんて不甲斐ない男たち。
ティアはアビノックスにちゃんと告白はしたのか尋ねた。プレゼントを贈ったりして気持ちを伝えてきた、という返事であった。ティアは言った。「アビノックス様、まずは告白をしてください」「お互いに好きな気持ちがあっても、それじゃ確信が持てない仲です」確信、と聞いてとまどうアビノックス。「気持ちを言葉にしてください、アビノックス様。言葉にしない愛は愛じゃないんです」ティアの言葉に、「言葉にしない愛は愛じゃない・・」復唱したのはペレスだった。
その頃サーシャウ領。サーシャウ夫人が病床に伏してから半年。サーシャウ家の当主の座を、亡き夫の従兄弟の息子チャントーン・サーシャウに譲ることにした。チャントーンは元皇室騎士団長であった。チャントーンが皇后から手紙を受け取り、皇都へ向かうと聞き、サーシャウ夫人はチャントーンを呼び自分の気持ちを伝えた。「私はお前がサーシャウ家のために、正しい選択をすると信じているよ」「アンゲナス家には気をつけなさい。決して彼らを信用してはならぬ」
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います。
ノベル149 話レビューまとめ
アビノックス、もしかしてあなたが好きな人はうちのララネなの?勇気を出してね~
ティアがペレスとラモナがつきあっていると誤解している!?サツマイモの始まりか!?と思わせて、そうじゃなかったよ。
ペレスはアビノックスの先輩みたいなものですね。これからどんどん表現して、告白するよ、きっと。
チャントーン・サーシャウ、どんな人だろう。すごく心配。
ペレス、何で肩を叩いてあげてるの。笑える。
胸の奥深くに刻むペレス。もう実践しようか?アビノックスありがとう
そういえばペレスもたくさんプレゼントと手紙をくれて、裸も見せて、他の女はいないと否定して、告白以外は全部やったよ!!
ペレスが熱心に聞くのは君が好きだから。ティアは純粋だね
アンゲナスに気をつけろって!!!
”会う人?あなた?”いくら考えてもティアのことしか思いつかないペレス・・・
わたしの感想◎勝手にもやもやしないではっきりとペレスに伝えるフィレンティア、とっても良かった。この回はすごく面白かったです。
ノベルと漫画の違い
・晩餐会のドアの前でアビノックスに話しかけられ、ティアが気まずそうにするシーンが漫画では全カットです
・晩餐会、アビノックスが泣きつくシーン、ペレスがめずらしくティア以外の人に心を寄せて同情してアビノックスの肩をぽんぽんと叩くところが、漫画では全カットで、ちょっと残念。この部分の全容を見たい方はぜひノベルで読んでみてください
・ティアがペレスに「会っている人がいるんでしょ!」と詰め寄るシーンと、アビノックスに「言葉にしない愛は愛じゃないんです」と名言のように言うシーン。どちらも漫画では、言葉が言い換えられていて、それらのシーン全体で、微妙にニュアンスが違う会話展開になっています
まとめ
以上「今世は当主になります」 149 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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