※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの150話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ラモナ「こんな方が皇子殿下の幼なじみ・・・」
ノベル150話あらすじ
翌日の朝。アビノックスは二日酔いでまだ眠っているそうだ。ティアは朝早くから屋敷を出て、バイオレットに会うことにした。二人は今にも崩れそうな城壁の前で落ち合った。皇室の行政官たちが住民に食料を配っていた。バイオレットの話によると、食料が配られているのはここだけではなく、山崩れの被害を受けた領民全員に直接食料が配られ、領主たちに救援金が配分されたそうだ。それを聞いて、ティアはペレスとミゲンテ・アイバンが晩餐の後なにかを静かに話し合っていたのを思い出した。
ティアは「ペレスがうまくやってるみたいですね」「アイバン当主の強情さで苦しむのは、結局領民ですからね」と言った。バイオレットは今回のことでペレスとアイバン当主の関係が悪化することを心配した。皇太子として任命されるためには北部の票も必要だから。ティアは「大事なのは、ペレスの皇太子任命が近づいてきた時に誰がアイバン家の当主でいるのか、だと思いますよ」「次男のミゲンテ・アイバン。彼が次期アイバン当主です」と言い切った。
ティアはバイオレットに北部へ来た理由を説明した。1つめは北部の再建を成功裏に進めること。2つめは次期アイバン当主と近しい関係を築いておくこと。それを聞いて、「さすがフィレンティア様・・」バイオレットが目をキラキラさせた。なぜだかバイオレットの反応がだんだんクレリバンに似てきていると思うティア。1つめの目標は初日から順調に進んでいるし、2つめに関してもミゲンテ・アイバンの方から今日橋の再建現場で直接会いたいと言ってきたので、ほぼ達成しそうであった。
バイオレットが馬車を用意する間、ティアはもう少し周囲を見て回った。背後へ音がして振り向くと、幼い女の子が転んで泣いていた。ティアは女の子を立たせてあげて声をかけた。女の子の服は少し破れてしまっていた。保護者らしき女性がやってきた。その女性はラモナであった。彼女の存在に気付いた瞬間、ティアはたまらなく居心地が悪くなった。
ラモナが優しそうな笑顔で謝罪してくる「山崩れの影響で親たちが再建現場に行ってる間だけ私が見ているのですが、未熟でご迷惑をおかけして申し訳ございません」性格の良いラモナに、逆に気まずくなった自分が悪い人な気がするティア。「とても有意義なことをされていますね」と声をかけた。ラモナはモナック商団で働いていると自己紹介した。そこでティアも名乗った「お会いできて嬉しいです。私はフィレンティア・ロンバルディです」
名前を聞いてラモナは驚きのあまり、しどろもどろになった。着ているものや纏っている雰囲気から、なんとなく高位貴族だろうと予想はしていたが。アイバン領でティアのことを知らない人はいない。北部を助けに来てくれたロンバルディ家の代表、ギャラハン衣料品店の所有者の一人娘、そしてペレス様の幼なじみ。
ティアは子供達への救援物資が足りていないのか尋ねた。ラモナによると服1着と生地が配給されたとのことだった。続けて、モナック商団ではこの子たちを助ける余裕はないのか、と尋ねるティア。ラモナはつい語気強めに「私も私費を使って子供たちに食べ物を買ってあげたり・・」と言い始めたが、ティアは「いいえ。ラモナさんじゃなくて、モナック商団のことです。そのくらいの余裕はありそうですが」と。ラモナは「商団の利益は、もっと大きなことに使用される予定です」と答えた。ティアは「もっと大きなこと・・」「一度、主さまに相談してみてください。そういうお金を惜しむような人ではないと思いますので」とアドバイスした。ティアはそろそろ失礼することにした。丁重に挨拶するラモナに「では、また。令嬢」と離れていった。ラモナは言い間違えかしら、と思った。
馬車に乗り込んでいるティアを見ると、その傍らで彼女の世話をしているバイオレットの姿が見えた。優しそうな顔で世話するバイオレットにティアは何か指示のようなものをしていた。その姿が、絵に描いたようなお嬢様と侍女のようにみえて、ラモナはぽかんとした。ため息が漏れそうになった。
複雑な気持ちのラモナにバイオレットが近づいて来た。近くにあるフェレット商会の建物を子供たちのために解放してくれるという。布団や子供服も山のように揃えてくれる。ラモナの目には涙が浮かび、バイオレットにお礼を言った。するとバイオレットはこれはティアから頼まれた、と説明する。「ラモナさんがフィレンティア様の心をここまで動かしたのですよ」とバイオレットは言った。しかし、ラモナはこのようなことを、言葉1つで実現させられるフィレンティアを思い”こんな方が皇子殿下の幼なじみ・・・”とラモナの心に、暗雲が立ち込めていた。
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います。
ノベル150 話レビューまとめ
えーフィレンティアがキラキラお日さまみたいに見えるかと思ったのに、ラモナの心は暗雲が立ちこめたの?うーん、嫉妬心?
嫉妬心と無力さの中間でしょうか。自分の限界を認識したんですね…。
ティアがラモナのことを「令嬢」と呼びましたね。ラモナには何かあるのですね。
うーん、フィレンティアは弟子だったり、娘だったりするから享受しているのではなく、努力して、本人ががんばってきた結果なんです。
自分が好きな大学の同期の幼なじみが、大企業会長の一人娘で美人だった、みたいな?
わたしの感想◎ペレスが来た後、ラモナはがんばっていたようですね。モナック商団のお金、たくさん余ってるんじゃないかな?言ってみたらどうかな?
ノベルと漫画の違い
・ノベルで、ティアがラモナにモナック商団も救援支援をしないのかと尋ね、ラモナが商団の利益はもっと大きなことに使用される予定だと答える部分と、バイオレットが世話するティアを見てぽかんとする部分が、漫画ではカットされています
まとめ
以上「今世は当主になります」 150 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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