※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの157話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア’ペレスって、本当に賢いわ’
ノベル157話あらすじ
事故後1週間すごしたアイバン領から戻って数か月、春がやってきた。社交シーズンの始まりである。
皇后はパーティーを開き、新しいシーズンの幕開けを知らせた。いくら皇室主催のパーティーとはいえ、普通はここまで豪華にはしないだろうというくらい豪華なパーティーだった。西部観光事業の宣伝のためだった。
「いろんな意味で、やっぱりすごい人だわ」ティアは半分本音でつぶやいた。皇后は、トリバー木が深刻なほど不足している状況で、市場に出回るトリバー木をモナック商団からとてつもない高額で買い取って、さらには北部との関係もねじれてしまったのに、山崩れの責任を問われ罰金でアンゲナス家の土地まで売却したのに、西部開発を手放さなかった。
会場の真ん中では、笑いが止まらないといった様子のビエーゼと皇后とチャントーン・サーシャウが仲良さげに会話していた。皇室の元騎士団長であるチャントーンは、鋭い目付きに短く切った髪、体格も良く、1人の当主というよりも現役の騎士のほうが似合いそうだった。
「皇都であのくらい威圧感があるのは、おじい様とペレスくらいかな」とつぶやいているとペレスが現れた。アイバン領での口づけ後、ペレスとは微妙な距離感であった。しかし、プライベートな所になると彼は宣戦布告してきた通り、お構いなしに近づいてくるのだった。ティアを見つめる目には、笑みが溢れ、ティアはそんなペレスを見るとドキドキしてしまうのだった。
会場の真ん中の三人について話していると、ペレスはティアに尋ねた「ティアはどう?ビエーゼ・ロンバルディが西部開発事業に一役買ったせいでティアの立場がまずくなることはない?」ティアは「私が成功させた宅配事業が、今どのくらい稼いでいるか知らないのね」と言ってあげた。成功の止まらない宅配事業の売り上げで、ビエーゼが西部開発に使い込んだお金を穴埋めしているような状態だった。
サーシャウ当主がゆっくりと、ティアとペレスの元へやってきた。皆の前で、対立する関係である、と見せつけるように。辺りの温度がぐっと下がった。おそらくこのパーティーが終わったら、社交界は二人の話題で持ちきりになるだろう。’ペレスって、本当に賢いわ’フィレンティアはその場を離れた。
クレリバンと合流したティアは状況を確認した。ティアが予想した通り、皇后はトリバー木の代わりに、サーシャウ領南部の密林で手に入る木材を使ったそうだ。アンゲナス家は金銭的にもサーシャウ家にかなり依存している状況とのことだった。そろそろ頃合いだと思ったティアはクレリバンにゴーサインを出した。
数日後、ティアはまずロンバルディ邸にアビノックスを招いた。アビノックスは東部に戻ったルーマン当主の代理を務めているからだ。しかし表面的には、あくまでもよくある社交的な招待としてある。やってきたアビノックスはいつにも増して輝きを増していた。おかしい。アビノックスがここまで着飾ったのは、自分のためではないだろうとティアは即座に気づいた。
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います
ノベル157話レビューまとめ
アビノックス、どれだけ一生懸命着てきたら、ティアが眩しくなるって…。
ペレスがアピノックスのことを知ったら、どうなるかな?
他の投資家を探させるのがペレスの目的だったよね。
チャントーンは今後どう動くかな~。スパイ!?
あんな悪条件にもかかわらず西部開発は進んだんだね。皇后がんばったってこと!?
でも、まだ、まだ読書会の相手をはっきりとは言ってないですよね。
わたしの感想◎アイバン編が終わってしまった…。でも、新しい展開も楽しみだなあ。
ノベルと漫画の違い
・ノベルではあったティアのセリフ”ペレスって、本当に賢いわ”が、漫画ではもう少し違うニュアンスに感じるセリフに変えられています
・最後に登場したアビノックスは、笑顔とともに本当に輝きをはなっていて、フィレンティアがものすごく眩しそうでした!
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