※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件 外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件 ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。
ここでは、ノベル第話のレビューを紹介します。他の話が見たい方は下をクリック。
漫画(SMARTOON)のあらすじはノベルと別記事です。そちらを見たい方も下をクリック
韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。
俺だけレベルアップな件ラグナロク第49話あらすじ
まさかあのムカデを狩るつもりなのか!?とリオ・シンが目を見開いた。護の表情はまさに獲物を狙うハンターそのものだった。エシルも本当に行く気なのかと護に確認するが、護はすでに腹をくくっていた。「ま、待て!あのムカデを相手にするのはスカベンジャーギルドと戦う以上に危険なことだぞ!」リオ・シンが止めにかかった。
リオ・シンはこれまで、護のような才能あふれるハンターが無駄死にする姿を幾度となく見てきたのだ。数時間で仲間のヒーラー魔力が回復するから、それから共にスカベンジャーギルドに立ち向かおうと提案したが、護はそんな時間はないと断った。いつピラミッドが崩れてもおかしくない状況だった。ここは自分に任せて阿修羅ギルドは逃げるように逆に提案した。
「それはできない。私も手ぶらで帰るわけにはいかない」リオ・シンはそう言うと、立ち上がり護に続こうとしたが、ランドルフにやられたダメージはまだ回復していなかった。ベルの侮辱するような視線を感じて、たかが召喚獣に見下されたと勘違いしたリオ・シンは到底我慢できなかった。しかし、意地を張ってみても自分だけではなくメンバー全員が負傷していて、ろくに動けないのは事実だった。事の元凶であるランドルフを思い浮かべながら、リオ・シンはランドルフへの復讐を誓った。
「1つだけ頼みがある。途中でスカベンジャーの奴らに遭遇したら、一発殴っておいてくれないか?」リオ・シンの頼みに、護はもう一発おまけしておくと請け負った。リオ・シンは懐から指輪を取り出すと護にあげた。
[アイテム:ホルスの指輪]
入手難易度:B
知能+10
効果”ホルスの知恵”:
魔力回復速度が30%上昇します
「この迷宮で手に入れた遺物だ。役に立つかどうかはわからないが、持っていけ」アイテム情報が確認できないリオ・シンにはこれがどれだけ素晴らしいアイテムか分かっていないようだった。”今の俺に一番必要なアイテムだ”護に足りていないもの。魔力。最近になって、他のスキルの重要度も高くなるにつれ、”知能”の必要性を実感していた。この”ホルスの指輪”はその知能を10も上げてくれるとんでもないアイテムだと護は思った。しかも知能が上がると、影の兵士の数も増えるのだった。
「ありがとう。大切に使わせてもらうよ」護はいそいそと指輪をつけた。早速、プレイヤー情報をチェックしてみる。
[ステータス]
名前:水篠 護 レベル:26
職業:なし
称号:狼虐殺者
HP:6,350/6,350
MP:1,235/1,235
[能力値]
筋力:54 体力:35
速度:35 知能:35(+10)
感覚:35(+5)(分配可能ポイント:0)
635だった魔力が一気に1,235まで上昇していた。これなら”巨人の鎧”の持続時間も2倍になる。しかも[抽出可能な影の数:1/20]とあった。これなら勝てるかもしれない、護は口元に笑みを浮かべ、行こうと言った。
一方、砂ムカデを避けつつ迷宮の奥深くまで進んできたスカベンジャーギルドのハンターたち。苦戦していた。出現するモンスターであるミイラは決して容易に攻略できる相手ではなかった。ミイラたちは攻撃されるたびに体に巻かれた包帯から腐敗した毒液を漏れ出した。際限なく復活するモンスターに、ランドルフはモンスターを操る術師がいるのかと探してみたが、痕跡すら見当たらなかった。
ランドルフは焦っていた。ズザザザザッ!背後からは徐々に迫る砂ムカデの足音が聞こえてきた。ヒーラーの魔力の回復も追いつかなかった。ミイラを無視して突っ切るぞと命令するランドルフ。毒は息を止めろと言われ、ランドルフの猛烈な突進に、ミイラたちの体が跳ね飛ばされる中、メンバーたちは歯を食いしばって走り始めた。
[腐敗したミイラ][腐敗したミイラ]護とエシルも迷宮の中で、多数のミイラに囲まれていた。「護!こいつら弱点がないよ!死なないし!」早速特徴を把握したエシルをからかうように、ベルが[そもそもすでに死んでいる者たちだからな]と笑った。「しかも毒まで!」[当然だ。腐った死体だからな]いちいち解説してくるベルが、エシルは無性に腹立たしかった。
[小君主様、こやつらは正常なモンスターではございません。何者かが、呪術により人工的に作り出したものです]ベルの言葉に、護は大呪術師カンディアルの名前が浮かんだ。ベルも、ここは永遠の命を夢見ていた大呪術師カンディアルの実験室だったのかもしれないと考察した。護がミイラたちを見つめると、目の前にメッセージが浮かんだ[影の抽出が可能です]
ミイラは死者であり、影の君主の権能は死を支配し、死者を統べる力だった。護は迫り来るミイラの群れに向かって手を伸ばした「起きろ」その瞬間、ミイラたちの足元から黒い影がユラユラと蠢き、古びた白い包帯を包み込み、黒く染めていく。
[影の抽出に成功しました]
[影の抽出に成功しました]
・・・黒い包帯に身を包んだミイラたち。
[影のミイラLV.1]一般級
必死に戦っていたエシルはあっけにとられた。真の死を与えてくれた護にミイラたちは畏敬の念に満ちた声を上げ、まるで聖歌隊による賛美歌のように響き渡った。その崇高な光景に、ベルは不気味な笑みを浮かべてつぶやいた。[死から生まれた命か・・・あの予言、うまいことを言ったもんだ]
レビュー
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

死から生まれた命だから・・・まるで光が存在しなければ影が存在するという言葉に似ている

知能が不足していただって!?

カンディアル〜〜

リオ・シンが指輪を取り出し言いました「私と結婚してくれるかい?」

腐ったミイラ・・・ミイラって腐らなかったからミイラじゃなかったっけ

精鋭騎士とか軍団長クラスは格が高いからって消滅しないといいな

カンディアル、護のことを考えてミイラを準備してくれたのかなあ

殺した敵を集めて「起きろ」の一言で軍団完成です

完全詐欺抽出ですな

知能+10で魔力2倍はどういう設定値だ!?

マナポーションを買ってベルにあげることはできないのかな
わたしの感想◎アイテム情報が確認できたり、システムウィンドウが見えるっていうのはしかし便利だねえ〜
まとめ
俺だけレベルアップな件のアニメはhuluで見ることができます。
俺だけレベルアップな件 ラグナロク レビューをまとめました。
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