韓国kakaoで人気のノベル 今度のパパは大悪党(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。2026年2月からピッコマでも漫画の連載が始まりました。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
今度のパパは大悪党45話あらすじ
ロマン子爵は身辺を整える間も惜しんで家臣たちを密かに招集した。公爵は小娘に骨抜きにされている、正気であれば、デュブレッド家を共に築いてきた我々をないがしろにするはずがない、テオドール・デュブレッドを引きずり下ろし、あの女を始末せねばならぬ、と訴えた。
しかし家臣たちの反応は芳しくなかった。むしろ好都合だ、公爵家を操る格好の「首輪」が手に入ったも同然だと言う者がいた。偽物で平民だとロマンが叫んでも噂に過ぎないと一蹴された。謁見の間で赤子が起こした奇跡を皆が目にし、神聖力の増幅も裏付けが取れ、教皇庁も喜んでいるという。最初の検証が誤りだったのだろうと、ルブレインを本家の令嬢として認めるわけにはいかないと言い張っていた家臣たちが、手のひらを返した絶賛の言葉を次々と並べた。
子供とはいえ、善意と悪意の区別はつくはず。あんな仕打ちをした我々を庇ってくださるなんて、天使に違いないと盲目になった者たちに、ロマンが運命の子ではなく魔物だと叫ぶと、恩知らずな獣だと断じられ、一致団結した家臣たちに追い出された。
***
夕食後、公爵に執務室へ呼び出された。なぜ自分には花の指輪をくれないのかと問われた。アンリとイシャークが半日見せびらかしながら花言葉は愛だと言いふらしていたのが耳に入ったらしい。「こうしゃくしゃま、ゆびわ、持ってる」公爵の指のデュブレッド印章指輪を指差すと、ひょいと外してノースに投げつけ、もう無いと言った。印章を宝物のように崇めていたヴァロワ公爵を思い出すと信じられない光景だった。
執務室の花瓶の黄色いチューリップで花指輪を作ろうとしたが茎が太すぎてブレスレットに変更した。完成させ、ノースの手元の印章指輪もはめてあげた。公爵はブレスレットを見つめた後、息子たちを振り返り腕を上げて、自分の方が大きい、二倍ある、綺麗ではないかと自慢し始めた。イシャークが一番最初に貰ったのは自分だと言い返すと、敗者の遠吠えだとでも言いたげに公爵の口角が上がった。
アンリが静かなのが救いだと安堵していると、華やかに微笑んでアンリが告げた。黄色いチューリップの花言葉は「報われぬ恋(空しい愛)」だ、紫のスミレは「愛」だが、と。公爵の口元が固まり、イシャークが二つを見比べてニヤリと笑った。世界が狂い始めていた。
公爵が公子たちを追い払った後、花言葉なんて知らなかった、明日スミレで両方の指用に指輪を二つ作ると必死になだめ、ようやく表情が和らいだ。公爵の膝の上でため息をつきながら、子供を育てている気分だと思っていると、オレンジジュースを差し出された。飲んでいる間、汗で濡れた髪をかき上げてくれた。冷や汗の様子に、どこか具合が悪いのかと問われたが、大丈夫だと答えた。ブネの姿を維持するため力を振り絞っているせいだった。首にかけたエトワールのおかげで何とか耐えていた。
そこへデュボス子爵が飛び込んできた。セルボーン商会のスピネル鉱山が火山噴火で溶岩に飲まれたという。クルーガー王国との戦争を前にスピネルなしでは勝機がない。クルーガー王国の強力な魔導師部隊に対抗するには、神聖力を蓄えることが出来る鉱物スピネルで防衛線を築く必要があった。
デュブレッドも備えていたのかと驚いた。ルブレインの過去において、実際に出向いたのはアミティエ公爵家だったはず。まさか、スピネルを手に入れられなくて、デュブレッドは参戦を諦めたのだろうか。セルボーン商会の鉱山は、結局復旧せず価格は高騰、騎士全員分の量を確保できないことが問題となった。セルボーン商会以外で最も多くスピネルを供給するのは神殿であり、デュブレッドを牽制するため神殿はアミティエに回したのだろう。公爵は直ちに家臣たちを呼び寄せた。
***
数時間の家臣たちとの議論の末、答えは一つ、神殿の助力だけとなった。私が公爵の膝の上で見守るなか、首脳陣が中央神殿と連絡をとり、聞こえてきたのは、デュブレッドと折り合いの悪いアドルフの声だった。供給が滞って困っていると言いつつ瞳の嘲笑は隠せていない。皇帝の参戦令を受けスピネルなしでは全滅すると訴えると、方法がないわけではないとアドルフは答えた。公爵自ら教皇に慈悲を乞えばよい――膝をつき頭を下げろという意味だった。
私は優雅に微笑んでいるだけのアドルフを、こっそりと睨みつけた。昔も今も嫌な奴だ。神殿を恐れないデュブレッドを屈服させる魂胆だろう。最初から渡すつもりなどないくせに。公爵は気だるげに机を叩き、ノースにルブレインを連れ出せと命じた。この先の密談は子供には荒い内容になる、と。私はとばっちりを受ける前に、慌てて部屋を出た。
ノースに公爵を助けるように告げて、一人で廊下を歩いていると角で誰かとぶつかった。顔を上げると、がっしりとした肩幅にピンと伸びた背筋の老人――元老院の議長だった。内面まで見透かすような鋭い眼差しで噂に違わぬ愛らしい方だと言われ、好意的でない権力者を前に緊張した。
そこへロマン子爵が現れ、議長を相手に姑息な真似をと叫んだが議長に制止された。スピネルの件で家臣が集まっていると促され、議長は私を一瞥して歩き出した。運命の子だなんて災い続きではないかとロマンが零すと、城内で軽はずみな口を叩けば舌を抜かれるぞと返された。二人の後ろ姿を見つめ、ようやく記憶が繋がった。スピネルの話をどこで聞いたのか、思い出したのだ。
今度のパパは大悪党45話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ロマン、調子に乗りすぎじゃない? 首を洗って待ってろよ!!!

――それが、ロマン子爵の最後の姿であった・・・

落ち着いて、みんな。親バカっぷりが荒ぶってる。いやぁ、お父様・・・そんなに嬉しかったんですね

「私のがもっと大きい!」って、親バカの王様かよ

この小説が良いのは、他の小説に比べてみんながルブを好きになった理由がはっきりしてるところ。他の小説は、理由もなく急に惚れたり、ありえないくらい無条件にヒロインを好きになったりするけど、この作品は理由が明確だからすごく好き

ロマンを除いてデュブレッドの家臣たちはすでに全員ルブに落ちたってこと。それにしても家臣の一人のセリフが面白すぎる。「別に『本物』だからではなく、どこを探してもこれほど愛らしいお方はいらっしゃらないでしょう」って

なんであんなに肝が据わっちゃったんだか・・・甘やかして生かしておいたからあんな態度とるのよ。調子に乗ってると、次は手首じゃなくて首が飛ぶわよ

待って!読者まで気に入らないからって人を殺そうとしてる。みんな一緒にゴミになっていってるよ!

公爵、花の指輪をもらうために速攻で印章を外すのを見て

こっちまで恥ずかしくなる。ルブが「やめて!!」って言うたびに一緒に「やめてあげて」って叫んだわ

人生で、こんなに自分の墓場を自ら探しに行く人たちの集まりが出てくる小説は初めて見ました

チューリップの花言葉って「無駄な愛」だったんだね。アンリ、絶対負けたくなさそう

あの議長が黒幕か?
わたしの感想◎あんなことがあったのに、まだこんなに強気でいるとは!まあ、確かに公爵の変わりっぷりになにかの洗脳かと心配になるよね
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
46話
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