S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない　54話あらすじ

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

「その悪女に気をつけてください」のBlue Canna画、　新たにピッコマで連載中「S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない」
あらすじと韓国での掲載時のレビューをまとめました。

韓国カカオウエブには、小説版も連載されています。小説は、完結しています。

S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない　人物相関図

人物相関図を作ってみました。見ながらストーリを楽しんでください。

S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない54話あらすじ

「なんて失礼な・・・！」「たった一回勝っただけで、あんなにうぬぼれるなんて！」「陛下はきっと罰をお与えになるのでは？」人々が騒ぐ中、皇帝はしばし沈黙した。それから、一際大きな声で笑い出した。皇帝の笑い声だけがしばらく会場にこだました。それから皇帝が口を開いた。

「面白いね。とても面白い。その気概、高く評価しよう！しかし、この剣術大会は全国民が待ち望んだものだ。その見どころをたった一人のショーにするわけにはいかない。すべての組に連勝戦を適用しようじゃないか。各組で一名になるまで生き残りをかけて戦うんだ。戦場でフェアな1対1の戦いなんてないからな！」

最後は4つの組の勝者で準決勝と決勝を戦うことも決まった。アンテは皇帝の言葉にショックを受けた。もともと皇帝陛下が気まぐれなのは知っていたが、こんなにも簡単に今までのルールを覆してくるなんて。アンテは痛感した。皇帝アシュタル・フォン・ラムディーシャは原理原則より自分の興味が優先される衝動的な人物であることを。皇太子がいるにも関わらず、貴族たちの葛藤を楽しむためだけに皇女との政争を煽る暴君ー。

新しいルールで大会が再開された。

2連勝！

5連勝！

10連勝！

14連勝！

15人め！次々と圧勝するカシュ令嬢に人々は目が離せなかった。「木剣が本物の剣をまとっているようだ・・・」「え、もしかして、あの人が秘密のソードマスター？」

いくら落ちぶれたといっても、さすがソードマスターを輩出した名家だな、と声がきこえた。試合終了が告げられた。勝者はカシュ令嬢！初日が終了した。皇帝は面白そうに観戦し、皇太子と皇女は言葉を失い、マキアス公爵は怒りを抑えるのに必死だった。カシュ令嬢の存在は、全世界をひっくり返したのだ。

剣術大会2日め。人々の話題はあいかわらずカシュ令嬢でいっぱいだった。いまだ有力な優勝候補であるアンテとの決闘が残ってはいたが、競技場にいる人々はみなカシュ令嬢の勝利を疑わなかった。木刀一本、一撃で数十人を倒し、汗一滴も流さない姿は衝撃的だった。実は光龍を倒したソードマスターはカシュ令嬢ではないかという噂も同時に広まっていった。そうして、人々はまた違う考えを抱き始めた。

マキアス小公爵がはたしてあれほどの実力があるのだろうか？アンテ・マキアスがすごい剣士だとしても、ただソードエキスパート最上級にすぎない。人々はマキアス公爵家ではなく、カシュ伯爵家に熱狂し始めた。

公爵はアンテとキリルを呼び出した。「家臣を去らせて、ゴミを送り込み、名誉も財産もすべて奪っておいたのに、どこからあんな実力者を連れてきたのか・・・私は本当に気になるな。アンテ・マキアス」

謝罪を口にするアンテの頬を思い切り公爵は叩いた。「お前はいつもそんな感じだな。カシュなんかの名誉を気にする前に、おのれの家系にとって何が得なのか考えないからだ。そんな弱い気持ちでいるから、結果が出ないのだ」

隣で見ていたキリルは動揺した。しかも自分が勝てないにしても、せめて引き分けだったならば・・・とアンテに申し訳なかった。公爵は次に、カシュ令嬢の正体はつきとめたのかと訊いてきた。「本当に噂通りソードマスターなのか、もしソードマスターなら今まで知られていない理由は何なのか」それもわからないと答えるアンテ。「無能な奴め。この間は匿名の英雄が出てきて、今回はどこからだか見知らぬ女が優勝候補に出てきたのに？お前らは恥ずかしくないのか？そいつらが力自慢してきている間になにをしていたんだ？公爵家の名前で恥ずかしいと思わないのか？はあ・・・ルネも探せていないし・・・勝手なことをして・・・とにかく女たちときたら・・・」

公爵のつぶやきにキリルはハッとした。そうだ。ルネ。どうして今までそれについて考えなかったんだろう？私を強くするほど、変化した妹。見慣れたような見慣れないような話し方のあの女剣士ーーー

S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない54話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

まとめ

S級ハンターは悪役公女になんてなりたくない　あらすじとレビューをまとめました。

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