※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください
ピッコマ大人気ノベル「主人公の養女になりました」全話(外伝含む)あらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに一緒に楽しんでいただきたいと思い、作成しました。韓国webサイトで読破。少しずつ上げていきます。
「想像もできなかった令嬢の人生」のlatineさん原作のノベル『主人公の養女になりました』漫画では、ttonaさんが絵を担当。素敵な世界を描いてくれています。
主人公の養女になりましたノベル112話(漫画109話〜110話)あらすじ
フェリオが孤児院の院長だとすぐに気付かなかったのは、彼が別人のように痩せてやつれていたからだった。「スリムになってよかったな」相手の神経を逆なでする言葉だった。横で聞いていた者は、これも一種の才能だと思った。レオニエの性格はフェリオ譲りであることが再認識された。
レオは肉付きが良くなり、孤児院のやつらが痩せこけたのを見て、やっとフェリオは孤児院の先生たちを直視する心の余裕ができた。孤児院の院長は知っていることは全て話したからここから出してくれ、と叫んだ。手には拷問の跡があり、うみまで出ていた。
フェリオが冷たい声で言った「レオも・・・こうやってもがいていたのだろう」フェリオは鋭く光る黒い瞳で一人一人をゆっくりとにらみつけた。「やっと1年たった」レオニエが孤児院で過ごした苦痛の日々は2年。フェリオは2年間は奴らをここから解放するつもりはなかった。そして、2年たったら、奴らを屋敷に閉じ込めておこうとは思っていなかった。「2年過ぎれば、嫌でも出してやる」”もちろん、生かしておくつもりもない”彼らが屋敷を出る時は、すなわち死を意味していた。
フェリオが立ち上がると、先生たちは悲鳴をあげた「助けてくれ!」「いっそのこと殺してください!」その悲鳴を背にうるさい虫たちだなとフェリオがつぶやくと、モノは「声帯をどうにかしましょうか」と尋ねたが、フェリオはある提案をした。「オルティオ侯爵の夫が、魔法の薬を開発しようと夢中になっているようだ・・・」「・・・何人かそこに送ってみるか」東部の魔塔では罪人たちを買い入れ、法律で禁止されている人体実験をおこなっているという噂が事実であることをフェリオは知っていた。
オルティオ侯爵は人が良さそうに見えて心の中はどす黒く、フェリオはそんな侯爵が嫌いではなかった。とりあえず連絡してみろ、とフェリオはモノに命令した。
次に、フェリオはある鉄格子の前に立った。中には椅子に縛られている人物がいた。「今日まで生きてきて・・・こんなふうに裏切られたのは初めてだ」フェリオは心からあきれてつぶやいた。「俺のこと、ばかにしてるんだろう?」すぐにでも中の人物を殺してやりたかった。
北部に戻ってから数日後。驚くレオニエの前に、両手を広げて喜ぶパルドゥス侯爵の姿があった。彼は応接室で悠々とお茶を飲んでいて、レオニエが現れるやいなや歓迎したのだ。その姿に、レオニエは静かに応接室のドアを閉めた。「コニー、あの人は私のお客さんじゃないよ。お父さんからパルドゥス侯爵は真の変態だから、勝手には会うなって言われているの」しかし、コニーは答えた「閣下から令嬢に接待させるようにと命じられたのです」
パルドゥス侯爵がそのとおりですと言いながら、近づいてきた。レオニエはしぶしぶ挨拶した。パルドゥス侯爵はコニーに”ふわふわ雲のふわシュー”が入った箱を渡した。コニーは箱からシュークリームを取り出すと、皿の上にきれいに並べた。
「お父さんに会いに来たんじゃないんですか?」パルドゥスはボレオティの隠れた情報屋だ。レオにはわざわざ自分のような子供をからかいに来るじいさんではないと思えた。パルドゥスは返事を避けた。パルドゥスはフェリオから直接呼ばれ、レオニエと一緒にいろという命令まで下されたのだった。
”・・・事案が事案なだけに”今、執務室で起きていることを思うと胸が苦しくなった。だからこそ、レオニエを少しでも長く自分の元に留めておかなければいけなかった。その時、レオニエが先日首都の皇室で起こった気がかりなことについて尋ねた。「どうやってわたしの後ろまで来たのですか?」”猛獣の牙”が発達してから、レオニエは人の気配を察知できるようになったのに、あの時はパルドゥス侯爵に気付かなかったのだ。
パルドゥス侯爵は口元にクリームをつけたレオニエを見ながらにこっと笑った。「大したことではないのですが・・・」懐から何かを取り出した。「まだ令嬢はご存知ではないようなので、私がお伝えしましょう」それは黒い宝石が埋め込まれた万年筆だった。ボレオティの鉱山でしか採れない、黒いダイヤモンド。パルドゥス侯爵がそれを持っていることに、レオニエは心から驚いた。しかもフェリオが侯爵にあげたという話だ。
レオニエの頭の中にありとあらゆる想像が入り乱れ、みるみるうちに顔が青ざめた。自由奔放な筋肉好きの変態すら、ぞっとするなにかを感じたのだ。「嫌だ、うそでしょ・・・!」あんなに大好きなふわシューを床に落としてしまうほど動揺した。その様子をみた侯爵が察して、その想像を否定した。
「これはただの宝石ではありません」「ボレオティの人間、特に”猛獣の牙”を持つ方たちには、こんなものはただの黒い石ころですから令嬢がご存じないのも当然です」黒いダイヤモンドは魔法に使える宝石でもなければ、オーラを増進させる力もなかった。ただ希少性という点で、帝国一価値のある宝石と位置づけられている。最後に町で売られたのは、数十年前。先代ボレオティ公爵が暇つぶしに出した1カラットほどの物。それは歴代最高の競売価格を記録した。
「この黒いダイヤは、ボレオティが信頼する者にだけ贈られます。なぜなら、これは”猛獣の牙”持つ力を減らしてしまうからです」レオニエは驚いた。しかし、コニーは両親が鉱山で働いているという理由で知っていた。つまり、これはたいした秘密ではないそうだ。
主人公の養女になりましたノベル112話(漫画109話〜110話)レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

牢屋に入れられている人物は誰だろう?

牢屋にいるの、まさかコニエ先生じゃないよね

レオの父親もその宝石を受けた者の一人でしたか

レオは絶対に幸せでなければなりません!

侯爵は本当に信頼されていますね!

アルデア先生だと思います!

ふわふわ雲シュークリーム、私も食べたい!!
わたしの感想◎レオニエがひどい妄想をするたびに本当に笑える
まとめ
主人公の養女になりました あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
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