忘れられた野原ノベル41話あらすじ・原作小説レビュー

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忘れられた野原
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※未読の方はネタバレにご注意ください

Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

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忘れられた野原41話あらすじ

皇太子の太い首筋に青筋が浮かび上がった。今にも拳を振り下ろさんばかりの様子に、エドリックはタリアの側へぴたりと寄り添った。影のように控えていたバルカスが二人の間に割って入り、予定が大幅に遅れていることを理由に儀式の開始を促した。一瞬、体を硬直させた第二皇女がシアカン卿を見つめた。

全神経を研ぎ澄ませていたエドリックは、タリアの体が強張るのを見逃さなかった。この向こう見ずな女も、シアカン卿が真顔で威圧したときには身を引くべきだと心得ているようだった。彼女は固く口を閉ざし、視線を逸らした。肩を怒らせていた皇太子も、奥歯を噛み締めながら再び祭壇の前に立った。状況が落ち着いたと見るや、亀のように首をすくめていた主任司祭が咳払いをして儀式を再開した。

エドリックは少し離れた場所から、三人の皇族が順に祝聖の祈りを受ける様子を見守った。まず皇太子が祭壇の前へ進み出て頭を下げると、主任司祭は銀の杯を掲げ、その頭上に聖水を注ぎながら古代語で祝福の言葉を唱えた。続いて第一皇女とシアカン卿、そして最後にタリアが祭壇の前へ進んだ。タリアが深く腰を折ると、エドリックはまるで初めて見る他人であるかのように凝視した。数百本もの蝋燭の光が黄褐色の金髪と透き通るように白い肌を照らし、神秘的な輝きを添えている。その姿は、まるで別世界の住人のようだった。

彼が呆然とその光景に見惚れていると、司祭が彼女の頭上にも聖水を注いだ。透明な雫が金糸のような髪を濡らし、なめらかな額と頬、そして真っ直ぐな鼻筋を伝い落ちて、顎の先にひとつの玉となって結ばれた。司祭はその頭上に手をかざし、神の恩寵が永遠に共にあるようにと祈りを捧げた。

永遠に続くかと思われた祈祷がついに終わりを告げ、司祭が銀の鈴を鳴らすと、皇太子が真っ先に立ち上がり参列者の間を通り抜けた。第一皇女とシアカン卿が続き、タリア・ロエム・グルタもゆっくりと身を起こした。彼女は顎を高く上げ、女王のような凛とした足取りで会衆の中を歩んでいく。誰もが、その威風堂々とした姿から目を離せなかった。不和の化身。不気味で不吉な存在。そう蔑まれてきた女が、実は帝国の皇女であったという事実を、その瞬間、誰もが初めて突きつけられたかのように――。

***

急激に高度が上がったせいか、ひんやりとした空気が漂い始めた。乾燥した涼しい空気を吸い込みながら、タリアは窓の外の傾きかけた空を見上げた。東の方から濃紺の夜が迫っている。

今日もまた何事もなく一日が終わろうとしていた。喉の奥が火の玉を飲み込んだように熱くなる。タリアは馬車の収納箱から修道院で持ち出した小さな銀のナイフを取り出した。青白く光る刃は、待ちわびてしびれを切らしたかのように彼女に語りかけてくるようだった。それをポケットに忍ばせ、馬車を降りると、賑わう野営地の風景が目に飛び込んできた。タリアはフードを深く被り、周囲を伺う。盛大な宴を開くつもりらしく、使用人たちは忙しなく酒や料理を運び、すでに酔いが回っている兵士もいた。

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タリアはポケットの刃に触れながら乾いた唇を湿らせた。この騒がしさは好都合だ。足音を殺して野営地を横切ろうとしたその時、近衛騎士が駆け寄ってきた。タリアは眉間にしわを寄せた。なぜこうも執拗に懐こうとするのか。無害な顔を睨みつけ、鼻でせせら笑い、無視して通り過ぎた。しかし彼はめげず、退屈していたのだろうと察して食事の準備を見に行くよう勧めてきた。

騎士を無視し、音楽の聞こえる方へ足を向けると、華やかな幕舎の前で焚き火を囲み晩餐を楽しむガレスの姿が見えた。不機嫌な皇太子の気分を害さぬよう、道化師が曲芸を披露し、楽師が情緒的な調べを奏で、侍女たちが媚を売っていた。その光景をあざ笑うように眺めていると、近衛騎士が前に立ちはだかり、あちらへ行くよう促した。タリアは彼の深刻そうな顔を見上げた。神殿でも、まるで自分を危険から守るかのようにそばにいた男だ。心の中で鼻で笑った。騙されるものか。

余計なお世話だと冷たく突き放し、川辺の天幕の方へと歩き出した。最初から、彼女の目的はガレスではなかった。自然に振る舞いながらアイラのキャンプを探し、大勢の侍女に囲まれて食事を楽しむ異母姉を見つけ出した。しかし、アイラの周りには多くの騎士が控えていた。要注意人物である自分が不用意に近づけば、即座に制止されるだろう。タリアは焦燥感から唇を噛んだ。

どうすれば疑われずに近づけるか考えを巡らせていると、先ほどまで喋り続けていた近衛騎士が急に静かになった。彼女のいつもと違う様子に不審を抱いたらしい。タリアは平然を装い、近くのテーブルに腰を下ろすと、腹が空いたから何か持ってくるよう命じた。騎士の顔がぱっと明るくなり、嬉しそうに駆け出していった。厄介な監視役が消えると、タリアはフードの下から再びアイラの動向を探った。アイラは侍女たちの冗談に絶えず笑みを浮かべている。

本当に自分が、あの忌々しい女の息の根を止められるのだろうか。手出しもできないうちに騎士に取り押さえられるかもしれない。ポケットの刃に触れながら、命を懸ける価値があるのか自問した。たとえアイラが消えても、バルカスが自分の手に入ることはない。彼はいつものように自分の人生を歩み続け、自分は刑場の露と消えるだけだ。それでも――バルカスがアイラの夫になる姿を見届けることが、死よりましだと言えるだろうか。シアカン大公妃となったアイラが後継者を産み育てる間、自分はひどい苦痛の中で干からびていく。あるいは無理やり結婚させられ、卑俗な男の手つきに耐えきれず自ら首を吊るのが関の山だ。

どちらにせよ死ぬ運命なら、今日アイラを道連れにして終わらせる方がましではないか。ようやく決意が固まると、タリアは席から立ち上がった。自然にアイラのそばへ近寄ろうとしたその時、ふと見覚えのある人影が目に留まった。

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忘れられた野原41話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

エドリックが可愛いですね

エドリックの視点は面白い!

あなた、それは愛ではありません。あなたの人生の暖かい瞬間へのこだわりです。あなたは彼が幸せ、不幸、または興味がなく、ただ所有したいと思います。アイラではなく、むしろその男を殺して持ってきてください

子供が幼い頃からお母さんのせいで感情が壊れてしまったんだ 。大切なものを奪われるから相手を殺すという発想

タリアはいざ決心してもアイラの前に出たら、出来ないと思う

エドリックは助力者兼些細描写担当

自分が苦しいから他人まで不幸にするというのは犯罪者の考え方でよろしくない

ちょっと極端すぎて、共感できないよ

それを愛だと言ってしまったら、ストーカーも愛になってしまう。事情がどんなだろうとダメなことです

アイラも被害者だよ

エドリックはすでにタリアの味方だからいいけど、諜報員が気になるね

バルカスは果たしてタリアが愛する価値のある男なのでしょうか

エドリック、タリアといい関係で過ごせますように。どこかで間違って巻き込まれて悲惨なことになりませんように

わたしの感想◎エドリック目線が入ることで、すごく第三者目線がわかってありがたい。タリアに少しずつ近づいて、どうか良い影響をください

まとめ

忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました

40話

42話

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