悪女ですが追放先で幸せに暮らします　32話あらすじ＆韓国kakao漫画レビュー、感想

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください

kakaoで人気の小説原作の漫画「マロン侯爵」日本ではピッコマで、「悪女ですが追放先で幸せに暮らします」という題名で連載されています。大変面白く、注目している漫画ですので紹介します。

文　hound
他の作品「優しいあなたを守る方法」　優しいあなたを守る方法は、コミック3巻まで発行されている人気漫画です。）

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絵　enuhasu（天の川）　　　　　

原作　JAYA
他の作品「悪しき侍女たち」、「エボニー」

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悪女ですが追放先で幸せに暮らします32話あらすじ
悪女ですが追放先で幸せに暮らします32話レビューまとめ
まとめ

悪女ですが追放先で幸せに暮らします32話あらすじ

森の中。ライカールトとヘイリーは汚染地帯に捨てられた女性の様子を伺っていた。服の状態から見て、捨てられてからかなりの時が経っているようだ。ヘイリーは女性の手を観察し、労働者階級の出ではないかと予測した。
名簿から、濡れ衣を着せられた者を選別して、浄化するというのがヘイリーの計画なのだが、大して情報の書かれていない名簿では、誰が誰なのか特定が出来ないという問題があった。
ライカールトが大丈夫そうだというので、ヘイリーは浄化を試みた。女は狂ったように血を捧げろ！と狂信的な文言を口にしだした。悪神バレインの暗黒司祭だな、とライカールトが蹴飛ばして追い払った。すごく古い記録に暗黒司祭30人が汚染地帯に捨てられたと書かれていた。そのうちの一人だったようだ。再び汚染されるだろうから、そのまま放置して、次のターゲットを探した。
次の男！ハズレだった。たまたまヘイリーがさきほど読んでいた、若さを欲しがる連続殺人鬼に違いなかった。ゾンビの姿だと怖くないのに、女も男も正気に戻ったら、ヘイリーは泣くほど怖かった。生きている人間が一番怖いよう。もう帰ろうか？とライカールトに尋ねた。私が守ってあげるよ、とライカールトは平然と答えた。どうしよう・・・とヘイリーが考えていると、ライカールトがヘイリーの心を読むかのように声をかけた。気にしなくていいよ。彼らを救わないといけない義務はないから。もうエニフに向かおう、と言いながらライカールトはヘイリーを抱き上げた。ヘイリーは心が軽くなり、選別はアスタが名簿の真偽を調査した後でも良い、と考えることにした。

一方、植木鉢が狭くなるほどぐんぐん成長したローズマリーちゃんは悪魔橋の脇に植え替えてあげた。
エニフ。ヘイリーとライカールトは再び、ゼウスとヘラになり買い物を進めた。親切な商人が、エニフは冬でも温かいほうなので、厚い毛皮を購入できる場所は限られていると教えてくれた。商人が二人を恋人と勘違いしてきて、ヘイリーがそれに乗っかると、ライカールトは動揺してひどく拒絶した。
そのあとライカールトの機嫌が直ったのでヘイリーはホッとした。最近笑顔が増えたライカールトは、ヘイリーから見て、出会った頃よりも美貌が磨かれているようだった。アスタが来た時に、二人が真剣に話をしていたとドライアドから聞いたことを思い出したヘイリーは、何を話していたのかライカールトに訊いてみた。もしもシリルが過去のことを謝ってきたら、ヘイリーは受け入れるのか？という話だった。ヘイリーの心はそうしたら楽になるのか？と。
思いも寄らない話にヘイリーは驚いた。大体、シリルが謝るべき相手はヘイリーではなく、ライカールトなのでは？謝るべきヘイリーはここにいないし・・・。謝罪は意味がない、とヘイリーは答えた。シリルをあれほど愛したヘイリーの見分けがつかない彼を、自分が許すわけにはいかないしとも思った。ライカールトは、ヘイリーが望まずともシリルを跪かせると笑った。そう言ってくれるライカールトがとても心強いヘイリーだった。
商人に教えられた店に入ると先客がいた。マリス王子だ。黒い長髪にアスタと同じローズピンクの瞳の整った顔のマリス。シスコンのマリスはアスタへの宝石を探しているようだ。マントを頭まで被ったヘイリーはマリスに見つからないように店の中で体を低くしていた。しかし、マリスはライカールトに気付き、ウィンター公爵家の息子では？と話しかけてきた。
ライカールトはしれっと、人違いですねと答え、彼女の毛皮を買いに来たただの旅行者です、と言った。南部で秋に毛皮を？とマリスが怪しむ。そこでヘイリーは、昼食が傷んでいたみたいでお腹が痛い！叫んだ。本気で心配するライカールトに、マリスは重度のシスコン患者だと説明して、早くこの場を立ち去ろうと促す。
横で見ていたマリスはヘイリーのフードを下げながら言った。まさか二人がそんな仲になるとは・・・ゼウスというのは新しい名前かな？ヘイリー・マロン。