今世は当主になります ノベル 187話 あらすじ&韓国原作小説レビュー

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今世は当主になります

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。

ここでは、ノベルの187話のレビューからまとめました。

個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。

今世は当主になります 地図注意
今世は当主になります 年表1注意
今世は当主になります 年表2注意
今世は当主になります相関図2
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今日のひとこと

メイロン「一瞬あの人だけ、帝国剣術じゃない他の剣術を使ってるのかと思ったくらいだよ!」

ノベル187話あらすじ

「恐ろしかった」ペレスがティアの隣にべたりと座り、疲労感に満ちた声で言った。ティアはギャラハンとの昼食を終え、別館近くの訓練場でペレスにもう一度会ったところだった。ペレスの言葉によると、ティアの部屋から連れ出された彼は、そのまま祖父が朝食をとっていた本館の食堂に連れて行かれて、ギャラハンとルーラックと三人で朝食をとったそうだ。

数時間会っていない間に、ペレスの顔には疲労が色濃かった。「そうか、あれって朝食だったんだ・・・。体感的には数十時間は経ってると思うんだけど」しっかりしてよペレス、と彼の背中をパンと叩いてから、ティアは立ち上がった。待っていた二人がこちらに向かってくるのが見えた。

「ティア!」「ティア!」土埃を巻き上げながら猛スピードで走ってくるのは、ギリウとメイロンだった。数か月ロンバルディ騎士団の合宿訓練に行っていた二人に会うのは久しぶりだ。合宿訓練とはいえ、実際は克己訓練に近いという。いたずらっぽい笑顔はそのままに以前とはどこか雰囲気が変わっていた。

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「二人とも、十人隊長になったんでしょ?おめでとう!ロンバルディ騎士団史上、二人ほど進級が早い人は指折りらしいわね」ティアの賞賛の声に双子は肩をすくめて見せた。「万が一のために言っておくけど、俺たちがロンバルディだから贔屓されたとかは絶対にないからね」そうしていると、双子の背後からもう一人の別の誰かが近づいてきた。

「剣術の訓練服もよくお似合いです、ブラウン令嬢」豊かな赤色の髪を高めに結ったラモナが、ティアの褒め言葉に照れくさそうに笑った。ラモナはやや困惑した顔で、なぜここに来るように言ったのかとティアに尋ねた。双子はペレスに用があるんだと答えた。「忘れてないよな?第2皇子殿下」ペレスはその言葉を聞くと立ち上がり、自分より少し背の低い双子をちらりと見降ろしながら片方の口角をつり上げた。「一人ずつやるのか?まあ、二人いっぺんのほうが時間短縮になりそうだけど」

ペレスの挑発に双子がいきり立つ。三人のいがみ合いにティアが割って入った。「待って。バランスが悪いわ。ブラウン令嬢まで入れて三人で、ペレスの相手をするのよ」ティ、ティア・・・双子ががっかりした顔でティアを見つめたが、ティアは意に介さなかった。今、確かめたいことが、別にあるのだから。

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対決が始まった。ギリウとメイロンには目の前で剣を握っているペレスの存在が、まるで壁のように感じた。メイロンが、ラモナ・ブラウンに視線を移す。ティアから事前にブラウン家の人だということは聞いていた。”帝国剣術”の原型が”ブラウン剣術”であることは、帝国で剣を握ったことのある者なら誰もが知っている。ブラウン家が帝国の繁栄のために家門の秘技である剣術を公開したことも。メイロンは、ブラウン家の者とこうして一緒に剣を交えるだけでも他人に自慢できる名誉だと思った。

「来い」口ずさむようなペレスの声に三人は躊躇なく飛びかかった。ギリウが最初の攻撃を繰り出す。脇腹辺りを狙った鋭く速い一撃だったが、いとも簡単に止められてしまった。そしてその隙をメイロンが狙う。バキィッ!大きな音にメイロンが目を見開いた時には、すでにギリウとメイロン、ペレスの剣が絡み合っていた。

そして、次の瞬間。ブンッーー。空を切る音とともに、ペレスに向かって重厚な剣が振り下ろされた。赤い髪が風に舞うかのように揺れる。双子たちの剣を解きながら、ペレスが体を大きくのけ反らせる。剣を振り下ろしたラモナが、すぐに剣を握り直す。ペレスに向かってまっすぐに剣を構え、もう一度大きな曲線を描きながら飛びかかる。

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ブンッブンッ。矢を放ったかのような音。双子はラモナが繰り広げている剣術が帝国剣術の剣式の1つであることに気づいた。攻撃に合流し、3つの剣が同時にペレスを狙って襲いかかる。とうとうメイロンの切っ先が、ペレスの腕を浅く擦った。ブシュッ!小さな音とともに真っ赤な血が飛び散る。ギリウの剣も、ペレスの足を狙って肌に食い込みそうになった瞬間、ペレスの体が一度大きく揺れた。

チャンスだと思った双子が体の重心を動かすと、ペレスの体が煙のように一瞬で消えてしまった。双子が体を捻るも間に合わず、二人の包囲網からペレスは抜けてしまった。攻撃してくる者たちをわざと1箇所に固めて、煙のように消えて抜ける。完全にペレスの思う壺だった。双子は、離れたところからペレスが意気揚々と眺めているのだと思い、顔をあげると、思う通りに遠くまで抜け出すことができずにいるペレスが見えた。

「ブ、ブラウン令嬢・・・!」ラモナの剣が地面に突き刺さっていた。ペレスのローブの裾を一緒に刺したまま。むろん、ペレスがローブを破けば済むことだが、このくらいの隙でも致命的な差を生むことはある。この隙を使って、他の者が新たに剣を向けたら、ペレスはすでに戦闘不可能な状態になっている可能性だってある。

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「・・・負けました」しかし、降伏宣言はラモナの口から発せられた。剣を失ったラモナの首の前に、ペレスが切っ先を突きつけたからだ。「これが本当の戦闘だったら、ラモナの犠牲のおかげで二人は俺に一撃を食らわす絶好のチャンスだっただろうな。おつかれさま」

対面稽古が終わると、双子は興奮気味にラモナに駆け寄った。すごかった。剣を払うのは俺たちより遅かったのに、体を捻る瞬間的なスピードは倍速かった、全然動きが違う、とまくしたてる双子をブラウン令嬢がびっくりするからほどほどにして、とティアが止めに入った。

「違うんだ!これはティアにはわからないんだよ!同じ帝国剣術でもこの人は全然違うんだよ!」「筋肉も少ないし、力も弱いはずなのに!団長も含めて、あんな動きは一度も見たことがないよ!」熱気のこもった二人にティアがそんなに違かった?と尋ねる。

「一瞬あの人だけ、帝国剣術じゃない他の剣術を使ってるのかと思ったくらいだよ!」双子の激しい感想を聞きながら頷くティア。それからラモナに顔を向けて、甘い笑みを送り、皆には意味のわからないような言葉を呟いた。「やっぱり、これだったのね。これは大事に取っておかないとね」

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ノベル187話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ラモナはティアの隠しカード…?人材コレクター!

ペレス :朝食が胃もたれで実力がだせなかった・・

双子がティア以外にあんなに興味持つの初めて!きっとすごく面倒くさい位、剣術教えてって言うのかな

ブラウン剣法に秘密があるの?

ブラウン剣法書、ラモナにあげるの?

双子の1人とラモナをつなげたい人、つなげたくない人、半々ですね

わたしの感想◎フィレンティアがペレスに剣法書をあげたから、ペレスもブラウン剣法のはずだけど、ラモナのと違うのかな

まとめ

以上「今世は当主になります」 187 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。

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