※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください
ピッコマ大人気ノベル「主人公の養女になりました」全話(外伝含む)あらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに一緒に楽しんでいただきたいと思い、作成しました。韓国webサイトで読破。少しずつ上げていきます。
「想像もできなかった令嬢の人生」のlatineさん原作のノベル『主人公の養女になりました』漫画では、ttonaさんが絵を担当。素敵な世界を描いてくれています。
主人公の養女になりました 外伝2『新しい家族』8話あらすじ
スカンディアが北部を訪れてから三ヶ月が過ぎていた。その間にさまざまな出来事があった。
一つ目は、ボレオティ恒例の魔物狩りだった。バリアの妊娠を気遣い牙を潜めていたフェリオが、かつてないほどの実力を見せつけた。レオニエは父を「おっさん」呼ばわりし実力を隠していたのかと睨んだが、勝負欲に火がついた彼女も猛烈に狩りまくり、同行した騎士団は楽をしているも同然だった。その年の討伐は歴代最短を記録した。
二つ目は、予想より早まった皇太子立太子式だった。父娘は魔物討伐後すぐ首都へ向かい、皇宮へのゲートを通過できたおかげで間に合った。黄金のマントを纏い冠を戴いたクリセトス皇子の真剣な姿は、スカンディアによく似ていた。レオニエは、未来の義兄としてボレオティに手出しさえしなければ円満な関係を築けそうだと思った。
三つ目は、ティグリア皇后のヘスペリ侯爵位継承だった。立太子式を最後の公務として西部へ下った皇后は、姓をヘスペリーに戻し爵位を譲り受け、長年の恋人イベックスと結婚。さらに懐妊と子の父がイベックスであることを公表し帝国中に衝撃が走ったが、先代皇帝の悪評もあり世論は意外にも擁護が多かった。皇后が帝国のために尽力してきた事実を誰もが認めているということでもあった。
結果、皇宮にはクリセトス皇太子一人が残り、自然と皇帝に即位した。そしてこれらすべてが、スカンディアが北部に留まる理由でもあった。公式には嫁ぐ道中に死亡したことになっている皇女が生きて現れ、実は男で皇室の血筋ですらないと明るみに出れば、皇帝の正統性が揺らぐ。西部でさえ正体は秘匿され、ヘスペリー家の傍系出身として通っていた。それゆえに、スカンディアは北部に隠居していたのである。
***
バリアは最近、暖炉の前の揺り椅子で過ごすことが増えていた。お腹はかなり大きく膨らみ、全身がむくんでフェリオとお揃いの結婚指輪さえ入らなくなっていた。
この揺り椅子はフェリオの贈り物で、バリアが慕っていた母方の祖母のものだった。フェリオがわざわざバリアの実家まで人を送って、持ってこさせたのだ。受け取ったバリアはわんわんと泣き、フェリオはそっとハンカチを差し出した。初めて出会った時に差し出せなかった後悔を、ようやく拭い去ったのだ。その下心に気づいたレオニエは呆れたが、バリアの喜ぶ姿には水を差せず、今回は黙って見逃すことにした。
何はともあれ、それ以来、そのロッキングチェアはバリアの宝物になった。今日も温かいミルクを傍らに読書に耽っていた。夫と娘の不在は寂しかったが、これほど静かな平和は人生で初めてだった。しかしバリアは一人ではなかった。スカンディアが馬車のゲート通過を知らせると、バリアは明るい笑顔で立ち上がった。
スカンディアが支えると、彼の滞在にどれほど感謝しているかバリアは語った。居候のようで申し訳ないと言うスカンディアに、バリアは首を振った。娘が愛している方で、お腹の子の後見人でもあるのだから家族同然なのだと。スカンディアの手を握りながら、剣を握る人特有の無骨な感触が夫や娘を思い出させると微笑み、そして言い直した。「同然」ではなく、もう家族だと。スカンディアはそっとうつむき、照れくさそうに光栄だと答えた。バリアは、レオニエがスカンディアを慕う理由がわかった気がした。これほど心が清らかで優しい筋肉質な男は、自分の夫と同じくらい希少な存在だった。娘のそばに素敵な人がいてくれて、心から良かったと思った。
二人は父娘を出迎えるためエントランスホールへ向かった。スカンディアは階段を気にかけながら、自分を「スカン」と気楽に呼んでほしいと申し出た。ボレオティ家と皇室の通婚禁止は、帝国の歴史と同じくらい長く続く約束だった。だがもはや皇室に縛られる必要はなく、家族だと言ってくれたことへの恩返しだった。バリアは顔をほころばせ、自分もバリアと呼んでほしいと頼んだ。将来「お義母様」になるのだから、それまでは名前で呼び合いたいと。スカンディアは小さな声で頷き、穏やかな笑みを浮かべた。
二人の会話はいつもふわふわと温かい。見守る使用人たちも自然と和んでいた。レオニエが幼い頃に振りまいていた元気いっぱいの幸せとはまた違う、綿菓子のような温かさ。温かいミルクに焼きたてのパンを浸すように柔らかく、香りのいい入浴剤のお湯に全身を委ねるように心地よい。執事のカーラは、気性の激しい主たちは配偶者の運だけは人一倍恵まれていると安堵し、今日も眼鏡を外して目尻の涙をこっそり拭った。
しばらくすると賑やかな声が響いてきた。帰り道でも言い争いの絶えない父娘だったが、巨大な猛獣がはしゃぐ子供の猛獣の背中をぽんぽんと叩く姿は微笑ましかった。出迎えの二人を見つけたレオニエが、にっこり笑って両手を高く振り、元気よく帰宅の挨拶をした。
主人公の養女になりました外伝8話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

皇后・・・今はヘスペリー侯爵様か。本当にかっこいい。民衆が上の人の努力を認めるのは珍しいのに、皇帝がどれだけひどかったら、侯爵様が自分たちのために尽力してきたことをちゃんとわかっているんだろう

温かくてほんわかした雰囲気だったのに、レオとフェリオが来た途端にギャグになってしまった

気性の荒い主人たちだなあ

フェリオの「計画通り」感がすごい!

皇后は両方とも手に入れましたね。元夫への復讐も、本当の愛も

スカンディアの愛称は「プンプン」ではないのか?

スカンとバリアの二人はほんわかしていて癒される〜

「心が優しい筋肉男は夫と同じくらい貴重」って、筋肉男!

ほんわかして温かい家もいいけど、おかしくて騒々しい家のほうがボレオティには似合う

カーラはずっと泣いている・・・私も泣き続けてる

愛情たっぷりに育てられた娘を送り出す母親の気持ちが、フェリオの感情に重なって胸が熱くなる
わたしの感想◎スカンディアに居心地の良い場所があって良かったね〜
まとめ
主人公の養女になりました あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
外伝9話
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