韓国kakaoで人気のノベル 今度のパパは大悪党(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。2026年2月からピッコマでも漫画の連載が始まりました。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
今度のパパは大悪党54話あらすじ
アンリが追っ手たちを城へ引き渡した後、公爵と共にこちらへ向かったようだった。追跡魔法のおかげで私を見つけるのは容易だったはずだ。私たちは共に馬車に乗り、城へと向かった。馬車の中で、私はなぜアンディがザカリーの戦術を知っているのか考え続けていた。あれほど強力で思慮深いザカリーとは、どうしても結びつかなかった。
一人で悩んでいると、頬に冷たいものがツンと触れた。イシャークだった。地下にいて気づくのが遅れたと詫びる彼に大丈夫だと答えると、なぜいつも大丈夫だとばかり言うのかと切ない表情で問われた。物置のような部屋で暮らしていたことも、守れなかったことも、贈り物をしても、全部大丈夫だなんて、と。
何度も回帰を繰り返した私にとって過酷な生活は当たり前だった。ここでの暮らしは満足のいくもので、亡命の準備さえなければ何も望まないほどだった。アンリの瞳も沈んでおり、力なく部屋へ戻る二人が気になりおどおどする私に、公爵が膝を曲げて視線を合わせ、二度と危険な真似はするなと言い、怪我がなくてよかったと微笑んで髪を撫でた。
喉の奥がむず痒かった。首を振り、反対方向へ走り出した。ザカリーを早く見つけなければ。気を取られていたせいで、議長とぶつかってしまった。亡命の作戦を焦ってまくし立てる私を、彼は本心を見透かす眼差しで見つめ、公爵たちと帰宅したことが関係あるのかと問うた。否定したが議長には見抜かれていた。
デュブレッド公爵の保護があれば生贄などの状況は変わるはずだと議長は言った。でもいつかは変わるだろうと返した。公爵も公子たちも今は私をただの珍しいペットのように思っているだけだ。血の繋がりのない子をずっと可愛がれるはずがない。私はミナみたいに、太陽のように明るい子じゃないんだから。
議長は静かに語った。閣下の元にはユージン・ノースのような逸材がいるのに、ルブレインのこととなると常に自ら動かれる。自分の知るテオドール・デュブレッドはペットのためにそんな真似はしないと。そして核心を突いてきた。亡命は生き延びる手段ではなく、私自身への禁忌だったのだろうと。また捨てられるのが怖くて、捨てられる前に自分から捨てようとしていた。再び回帰することよりも、それが何より恐ろしかったのだと。
こらえようとしても涙で視界がにじむ中、途中で聞きたくない、と睨みつけたが、彼は震える私を見つめてから静かに去った。部屋に駆け込み布団に潜った。何重もの鎖で縛って隠しておいた心の奥に隠しておいた箱を無理やりこじ開けられた気分だった。
***
暗闇の中で目覚めた私は、すぐに悟った。いつもの悪夢だ。
景色が変わり、最初の人生で生贄にされた皇宮の祭壇が現れた。全身を引き裂かれたあの場所。祭壇には亡命用の象のカバンがあり、誰かがそれを掴んだ。血まみれの大人の「私」だった。頭が半分ひしゃげ、全身が傷だらけの私。あんな目に遭ってまた人を信じるのかと大人の私に問われ、デュブレッドの人たちは違うと答えると、アミティエ公爵の時もヴァロワの時も同じことを言ったと返された。ミナが来れば偽物だと知られてまた捨てられると。私は両手で耳を塞いだ。生贄にされた時の苦しみや、ヴァロワ公爵に鞭打たれた時の痛みが頭の中に流れ込んでくるようだった。
大人のルブレインは3人に分かれ、ミナ、アミティエ公爵、ヴァロワ公爵へと姿を変え、彼らがまた愛情を物乞いするのかと叫んだ。顔が歪み、体から膿が滴る。真っ黒な闇と化した「それら」が襲いかかり、沼に沈むように息が詰まる。走って逃げても、執拗に影へとまとわりついてくる。「これは運命なの。私のために、国のために死んでちょうだい」「ミナは特別な子なんだ」首まで飲み込もうとする闇から逃れようと、私は必死でもがいた。いつも通り闇に飲まれると諦めかけた時、微かな光と私の名を呼ぶ声がした。
目を開けると全身が冷や汗に濡れていた。戸惑うイシャーク、心配そうなアンリ、私の手を握ったまま固まっている公爵がいた。
ここは光の中だった。公爵の手をぎゅっと握ると涙があふれた。声を出すまいとする私にイシャークがなぜ声を上げずに泣くのかと叱りながら自分も涙をこらえていた。アンリは頭を撫で、怖かったね、早く来られなくてごめんと謝った。公爵は私を抱きしめ、お前が泣くとこの世のすべてを壊してしまいたくなると言った。私は思わず笑った。愛し方を知らない公爵が不器用に愛そうとしてくれている。「夢の中の私」が言う通り、四度人生を繰り返しても私は愚かだ。
また、信じてみたくなってしまった。傷つく可能性が高くても、逃げた方が楽でも、この温もりを手放したくなかった。これが最後だと決めて涙だらけの顔で笑うと、デュブレッドの男たちの顔がぱっと明るくなった。
私が「お父様」と呼ぶと公爵の視線が揺れた。エトワールを授かって初めての呼び名だった。
「お兄様」と言うとイシャークとアンリは目を見開き、自分に言ったのだと争い始めた。
公爵の肩に顔をうずめた。私は光の中にいた。もう悪夢は怖くない。
その夜、私は象のカバンを捨てた。
今度のパパは大悪党54話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

「ゾウのカバンを捨てた」ルブが心を開いたという象徴的な表現で、涙が出そうなシーンなんだけど・・・ゾ、ウ、の、カバンなんだよね。可愛すぎて涙が引っ込んじゃったよ

結局、死んでほしいなんてお願いをしたミナは善人じゃないね。あんなに他人を思いやるふりをして、運命の子は自分なのに運命を論じて犠牲を強要し、自分だけはちゃっかり逃げるなんて。逃げ出した3回目の回帰ではどんなことをしでかしたんだろう

ゾウのカバンをくれたおじいちゃん(家臣)が泣いちゃうよ・・・。いつも愛用してたから、一番のお気に入りなのかと思ってたのに捨てられちゃった・・・

なぜこれまでパパ、お兄ちゃんといった家族の呼び名を使わなかったのか分かりました。情が移るのが怖かったんですね。情が移って、自分でも気づかないうちにまた信じたくなって、後でまた裏切られたら傷つくからという無意識の防衛本能だったんですね

最後に「ゾウのカバンを捨てた」・・・余韻がすごく長く残りそうです

ルブの「禁制」を認めて、それと向き合えるようにしてくれた議長のおじいさんもありがとう。ルブが悪夢を見たとき、駆けつけてそばにいてくれた公爵邸の家族もありがとう。あんなに怖かったのに、もう一度信じてみることにしたルブもありがとう

情報部のおじさんが悲しむよ

ゾウのカバン:「いつも同じだ、また捨てられた。もう二度と信じない」
ルブ:「あ、そうだ、私のゾウさん!」
ゾウのカバン:「パオーン!(喜)」

ゾウのカバンはお出かけ用に使えばいいじゃん!!!!!ま、それでもまた信じてくれてありがとう、ルブちゃん♡

あ、また泣いちゃった

議長のおじいちゃんは子育て経験があるからか、いい処方をしたね!ルブの思春期の時もよろしくお願いしますね、おじいちゃん

ルブが声を上げずに泣くとき、本当に胸が締め付けられた

うーん、今見るとミナも不気味だよね。国のためだけでなく「私のために」死んでくれだなんて?

ルブにとって「公爵様(コンジャンニム)」は一種の線引きだったんだね

いや、悲しい場面なのに、アンリがイシャークを押し退けてルブをあやすのが面白すぎるんだけど

あぁ私、ゾウのカバン推しだったのにこんなふうに捨てられるなんて・・・。なんで私はいつもサブキャラ(?)を好きになっちゃうんだ・・・くそっ

うーん。もしルブが今回も国のために生贄にならなきゃいけないなら、公爵家ごと亡命するか、別に国を建てるんじゃないかな

今回の話を読んで、ルブの心理がこれまでどれだけ不安定だったかと思い知らされた。 安定してきているみたいで、おばさんは嬉しいよ

暗闇の中で人影がうごめいた。それは信じられないというように、小刻みに震えていた。そんなはずはない。そんなことがあっていいはずがない。私を捨てたって?私を?「・・・誰の勝手で」彼女の温かい懐を忘れられない。いつも一緒にいようと笑ってくれたあの微笑みも。彼女のためにボタンやキャンディもたくさん詰め込んでいたのに・・・。ゾウのカバンは彼女から離れることはできない
# 執着 # カバン男主
今回の話で泣いた人いますか?私だけ一人で泣いていて、家族にそれを見られて「あいつ何?」って目で見られて、ちょっと困ったのは私だけですか!?

いや、捨てないで・・・中身だけ出して・・・もったいないよ・・・
わたしの感想◎え!!!象のカバンを!?え?え?す、捨てなくても・・・
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
55話
コメント