「この結婚はどうせうまくいかない」ノベル500話(外伝28話)あらすじ・原作漫画レビュー

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この結婚はどうせうまくいかない外伝
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※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

イネス前前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない前世

イネス今世6才時点での相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない今世

イネス今世(現在)相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまく行かない
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この結婚はどうせうまくいかない500話(外伝28話)あらすじ

レオネルの執務室は、ここ数日令嬢たちの肖像画で埋め尽くされていた。ルシアーノが見向きもしなかったため、額縁がそのまま小公爵の執務室から運び込まれたのだ。返却すべき貴重品ゆえに粗末にも扱えず、レオネルが引き受けたが、それがそのまま彼の悩みの種となった。

最近のレオネルは、いっそサイコロで決めようかと悩むほどで、額縁に番号を振ったり、リカルドに代わりに選ばせようとしたりもした。だが、イネスがカルサーダ家の長女だと答えを教えた後も大した助けにはならなかった。ルシアーノ本人が承諾していない以上、レオネルも動けないままだったのだ。すでに手遅れなほど遅い話なのだから焦る理由もないのだが。

それでも、一昨日、ようやく多くの候補がふるいにかけられた。16歳から19歳の令嬢たちが真っ先に除外されたのだ。適齢期とされる年齢だが、ルシアーノが「泥棒猫」の汚名は着せられたくないと、嫌悪する順に年齢を上げていくたび、肖像画は暗幕の裏へ次々と消えていった。

もはや年齡は21まで上がり、レオネルが同い年の未亡人とでも会うつもりかと皮肉を飛ばすと、ルシアーノは手頃な未亡人はいるのかと平然と返した。初婚の小公爵に未亡人などあり得ない話であり、それは父に黙れと慇懃に告げたに過ぎなかった。大貴族間で死別後の再婚はなくはないが、初婚と再婚の組み合わせは相当に難しい。レオネル自身、かつて出征した婿の死を推測していた時期があった。妻を亡くした男たちの中に、これといって見栄えが良く年齢の釣り合う者など一人もいないように思えた。結局その時は、連れ子の問題やイネスの気性を考え、未婚の男性へと目が向いた。

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莫大な予算を要する計画であり、イネスはルシアーノに対価を払えるほど裕福な未亡人などいないと指摘した。レオネルが未亡人ですら嫌がっていると皮肉ると、ルシアーノは肯定しつつも選ぶことを拒んだ。額縁はほとんど残っていなかったが、それが本人の唯一の意思表示だった。

20代前半から半ばの未婚女性は少なく、小公爵夫人にふさわしい家柄となれば候補はさらに限られた。運び込まれた額縁は幼い頃に婚約者を亡くしたり成人してから婚約者が早逝した女性たちが大半だった。それを敬遠したがるオルガの意向に従えば、ルシアーノが嫌がる10代の令嬢ばかりを延々と探す羽目になる。

だから怠けるなと言ったのに、とイネスは低く呟いた。彼女がカッセルと結婚した23歳でさえ遅い部類だった。今や二人は26歳、ルシアーノは29歳だ。デルフィーナ・カルサーダは25歳で、その歳まで未婚を通した一点だけで、気弱そうな瞳の奥の並々ならぬ固執が察せられた。

イネスたちのように婚約だけ済ませておいて結婚を極限まで遅らせることはあっても、ルシアーノのようにただ歳を重ねるのは普通ではなかった。今ですら煩わしいと言う結婚を、年老いてからするはずがないとイネスは思った。折しも妹の自分が子供を産んでおり、もう一人産めば、兄は厚かましくもその子を連れ去りかねない。血筋にすべてを捧げるという、献身的で無責任な誓いと共に。

イネスはレオネルの机越しに家族の肖像画を眺めた。若き日のヴァレスティナ公爵夫妻と幼い兄妹。娘だけが黒く映るのを懸念した公爵が息子にも黒い服を着せたため、薄暗い肖像画となったのだ。あの日もレオネルとオルガは喧嘩をしていた。絵の中のオルガは苛立ちを隠せなかったが、金髪の美人でひときわ華やかだった。今のルシアーノによく似たレオネルは妻など構わず、二人の子供たちの頭にそれぞれ手を置き愛おしそうに見つめていた。

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イネスは実際、あの日レオネルがどれほど浮き足立っていたかを覚えていた。何かに激怒していたオルガはその年、長い間レオネルに子供たちを会わせようとしなかった。レオネルは肖像画を口実にして、ようやく妻や子供たちと再会できたことを心から喜んでいたのだ。

当時ルシアーノは不在がちな父を不誠実だと思い込み、イネスも前世の記憶でレオネルを遠ざけていた。だが妻の糾弾に耐えながら子供たちだけを見つめていた忍耐強さは、相当なものだった。あのように別荘で皆で五日間ほど過ごしたことが他にあっただろうか。絵を見れば、我が子を愛おしんでやまない様子が滲み出ていた。

ルシアーノは、迷子にさせまいとするように妹の手を握りしめてくれる兄だった。前世で憎んだ兄と目の前の幼い少年が同一人物とは思えない日のひとつだったあの日。最も平穏だった頃に戻った気がして、イネスも長い間、兄の手を握っていた。時間がかかり、父の膝でうとうとするルシアーノ、イネスの頭を優しく支える母オルガ。父にとってあの日は本当に恋しい日々だったのだと思い、その一生でどれほど微々たる幸せをかき集めて生きているのかと哀れに感じた。

カッセルは、その肖像画を見る度に、頬はふてくされてパンパンに柔らかそうで、目はイネス本人は睨みつけているつもりだろうが可愛すぎて、もはや息苦しくなるのだと感想を述べた。イネスは、父から変態に見られたくないなら、そんな風に呼吸を荒くするなと小突き、再び肖像画を見つめた。古い家族の肖像画を中心に、左にはイネスとカッセルの家族の絵、右にはルシアーノの独身時代の肖像画が並んでいた。妹の家庭と対照的に、彼だけがナルシストのように見えてしまうのは仕方のないことだった。

イネスが向きを変えた時、カッセルの視線がデルフィーナ・カルサーダの肖像画に注がれていることに気づいた。彼女が問い詰めても、カッセルはなかなか目を離さなかった。彼女に返事もしなかった。人が聞いているのに無視するなんて。本当に死にたいのだろうか?やがて振り返り、子供の頃と全く同じ表情の妻を見て低く笑い、イネスの手を引いてその絵の前まで連れて行った。

カッセルは耳元で静かに囁いた。イネスが選んだあのイグナシオの女は、元々ルシアーノ・ヴァレスティナの妻だったのだと。

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この結婚はどうせうまくいかない外伝28話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ウェブ漫画版のイネス、肖像画の表情がマジで可愛い~~~

ついに居座ることに成功したんだね、デルフィーナ

デルフィーナとルシアーノは、またどんなハチャメチャなカップルだったんだろう。控えめに見えて、実は頑固で芯が強い!

ついに前世の話ができるくらい、心が穏やかになったんだね。ううっ

さすがイネス

イネスは覚えていない、最初の人生でのルシアーノの妻~

わたしの感想◎レオネルお父さんの人生はつくづく過酷だなと思っていたから、孫たちと仲良くなって肖像画に描いてもらって癒されてほしいな

まとめ

この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

499話(外伝27話)

501話(外伝29話)

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コメント

  1. エテ より:

    平穏にみえながら、登場人物達の光と影、エピソードに毎日ワクワクして読んでいます。本当に原作者様は天才です。韓国人作者でありなが、スペイン?異国の架空の国がまるで実在していたかのような壮大な作品、叙事詩。それを翻訳してくださるグレンスノウ様も素晴らしいです。また、しばらく、この旅をエンジョイしまぁす。過酷な夏です。お身体無理なさらずにお願いします。

    • grensnow grensnow より:

      エテさん、コメントありがとうございます!真冬から連日更新を始めて酷暑の夏までやってきて、やっとヴァレスティナ家のわいわいと活気あふれる姿を堪能しています。それでもそれぞれの心の中には過去の想いが残っていて、本当に深い物語ですね。エテさんも暑さにお気をつけて、良い夏をお過ごしくださいませ〜

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