※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第127話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみノベル127話あらすじ
私は大げさにじっくりと考えているふりをしたが、すぐに思いついたように言った「私の杯に塗るのを忘れたことに気付いて、ひょっとして私がグラスを間違えるかもしれないと思ったのかも」その言葉を聞いて誰も納得できないばかりか、公爵は激怒した。しかし私にはどうでもよかった。
「とにかく、騒動を起こして申し訳ありませんでした。私は大罪を犯しました。責任をとりたいので、私との養子縁組を解消してください」私の言葉に周囲が静まり返った。「私の罪を問うための場なのでは?」と尋ねると、さきほどまで激怒していた公爵は青ざめた顔で叫んだ。「そんな意味でお前を呼んだわけではない!エカルトを狙う何者かを警戒してだ!」
実の娘も帰ってきたし、養子縁組の解消はすんなり了承されると思ったのに、予想外の展開だった。すべて私が指示したことで、外部に関係者はいません、と説得しようとしたが、だめだった。デリックが睨みながら言った「養子縁組の解消は駄目だ」皆に歓迎される提案だと思ったのに・・・。
「いつもどおり、全部私の責任にして終わらせればいいじゃないですか」とデリックに問い返すと、「お前が、一体全体どこへ行くっていうんだ!」と大声を出してきた。「自作自演なら、なおのこと噂を鎮めないと。養子縁組解消をしたら、エカルトの威信は!?お前の評判は!?」早口でまくしたて、最後につぶやいた「家を離れたら、お前を守るにも限界がある」
落ち着きを取り戻した公爵も私をなだめ始めた。「とりあえず落ち着きなさい。もし本当に自作自演だとしても、お前を悪者にしたいわけじゃない」その状況に、イヴォンはすすり泣くのを止め、妙な表情でデリックを見上げた。
私はそんなイヴォンの様子を見てゾッとした。私はいまだに、イヴォンの狙いがわかっていない。しかし、理由がどうであれ、ヒロインの仮面をかぶったあのレイラー女に勝てる気がしない。とにかく自分の命を守らないと。私は深いため息をつき、その場で尋ねた「・・養子縁組解消も駄目。罪にも問わない。では私に何をどうしろというのですか」
そこで、ずっと黙っていたレナルドが口を開いた。「お前、さっきまでは公女の座を奪われたくなかった、と言っていただろう。なのに、なんでそんな簡単に家を出ようと・・・」まるで以前、屋根裏部屋で喧嘩した時のような顔をしていた。私のでたらめの言葉に納得できないのだろう。
「死にかけてから、もう全部うんざりなの。そう、この家にいること自体にうんざりしているの」「私がこれ以上この家にいる必要はないですよね?」そこまで言っても、公爵は私を自分の娘だと言って、養子縁組解消に頷いてくれなかった。体調が悪いことを理由に、この場は下がらせてもらうことにした。
執務室を出る前にイヴォンを見ると、相変わらず妙な表情をしていた”これくらいすればいいでしょう?私は公女の地位にこだわらないから、お願いだから、私を放っておいて”この切実な思いがイヴォンに届くことを願いながら、急いで執務室を出ていった。
ドアが閉まると公爵はレナルドにこのことをしばらく伏せておくように言った。レナルドもヴィンターも抗議の目を向けた。デリックは口を出した「自作自演を行ったと本人が言ったのに、そのまま見過ごすということですか?」ペネロペが完全に回復するまでは調査もなにもやめようというのが公爵の答えだった。
「侯爵様が仰ったように、イヴォンの部屋の捜索が終わっていません」デリックがイヴォンに矛先を向け、イヴォンが驚いた。信じらないという表情は、他の人たちの目には、ただ衝撃を受けているように見えた。そんな彼女を無視して、デリックは十分に再調査しようと提案した。レナルドは俺の調査に不服なのかとかみついた「侯爵様と一緒に、死んだメイドの足取りをくまなく調べたけど、何もでてこなかったんだよ!」
ペネロペが望んでいないことはやめよう、とレナルドもデリックに怒鳴った「兄貴が口を開くたびに、話がまともに進まないじゃないか!あいつがまた毒でも飲んだらどうするんだよ!」レナルドはついさっき見たペネロペの顔を思い浮かべた。すべてにうんざりしていると言っていたその顔が、あの時の顔と同じだった。
専任メイドのたくらみで、ペネロペが腐った食べ物を食べていると知った時。ー私の部屋に公女のネックレスを持ってきた時から予想してたことじゃない?ー彼女はすべて知っていたとは思ってもみなかった。当惑するレナルドを怒らず、父上にも告げ口しなかった。ーもういろいろ疲れたのーーあんたはいつも私を、奴隷以下の虫けらのような気分にさせてくれるわー
「・・あいつがあんなことを言ったのは一度や二度じゃない。本当にこっそり家を出てしまうかも」「そして本当に誰かに暗殺でもされたら、見つける方法もないだろ・・・」レナルドがそう言うのを聞いて、公爵はあらためて皆にペネロペを刺激しないようにと釘を刺した。「ペネロペが回復するまで口には気をつけろ」
執務室が一瞬にして静まり返った。そこで涙で目を潤ませた少女が、ブルブルと震えながら、自分の部屋を捜索されても構いませんと口を開いた。その姿にデリックの表情が暗くなった。「お前は黙ってろ」と空気も読めないのかとレナルドが苛立って言い放った。イヴォンは怯え、デリックもなぜか今回は味方してくれなかった。
その時。私はこれで失礼いたしますとヴィンターが困り果てた表情で席から立ち上がった。そこでようやく、他人にみっともない姿を見せたことを自覚した公爵が急いで彼を送り出した。ヴィンターは慌てて公爵の執務室を出た。そして走るように廊下を過ぎ、中央階段の踊り場に立っている小さな人影に追いつくことができた。体調が回復していないので、ゆっくり歩いているせいだった。
彼はすばやく彼女を呼んだ「レディ」私を呼ぶ低い声に、階段を上がろうとしていた足を止めた。ゆっくりと振り向いた。「なんのご用ですか?」「少しお話ししたいのですが」「どうしましょう?私は特にお話しすることはないのですが」「実は、なにも知らないと証言しているレディの専任メイドが事件の顛末を知っていると言うことを、公爵様に申し上げようかと思っています」
ヴィンターが意外にも脅迫してきた。毒を依頼した時までは、ゲームから抜け出せれば二度と会わないから利用してしまおうと思っていたが、今となっては彼がそのことを少しでも知っているということが悔やまれた。彼に、ついてきてください、と声をかけた。
悪役のエンディングは死のみノベル127話レビューまとめ

メイドが腐った食べ物を運んで、針を体に刺してきても、放置していましたよねー。家にいたら守ってくれるってどういうことですか?

ヴィンター、もうちょっと頑張って!

レナルドはなかなか頑張りました

表では涙の演技に・・表情は・・・恐ろしいよー

これはイヴォン、相当ぺぺを嫌っていますね。自分が望むとおりにならない怒りも感じます

エカルトの威信だって!?デリック。エカルトの偽善かと思った

誰か、私を少し気絶させて、完結したときに目覚めさせてください
わたしの感想◎前回に続き、ペネロペのうんざり感がひしひしと伝わってきます。イヴォン、怖い・・ブルブル。
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
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