悪役のエンディングは死のみ ノベル142話あらすじ&韓国原作小説レビュー

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悪役のエンディングは死のみ

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)

ここでは、ノベルの第話のレビューからまとめました。

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悪役のエンディングは死のみ 人物相関図

人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

悪役のエンディングは死のみ相関図

イオカ帝国世界設定

イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。

レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。

魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。

悪役のエンディングは死のみノベル142話あらすじ

「だから、なんで私が他人の命を救わなきゃならないの!私、もう死んだのに!こんな場所に連れてこられて、辛い目に遭っている間に死んじゃって、戻る場所もないのに!」ペネロペは叫んだ。

現実世界ではすでに死んだ身で、これはすべて幻想だ。もしくは、地獄に堕ちて罰を受けているのか。そうでないなら、なぜ自分とペネロペの境遇が似ているのか、こんなに苦しませるのか。悔しさが喉元までこみあげてきた。

不意に四角い枠の中の白い文字がスッと消えて、映像が流れ始めた。私は息を殺し、画面を見つめた。画面には、とある病室が映っていた。酸素マスクを付け、ベッドで死んだように眠っている私の姿があった。

「おい、・・いつまで寝てるんだよ。・・・俺たちが悪かった。謝るから、目を開けてくれよ、な?」次男が切実な声で私に話しかけていた。扉を開け、長男も入って来た。長男は父親の状況を伝えた。今朝、慌ててアメリカに向かったそうだ。アメリカなら昏睡状態から腫瘍摘出に成功した医師がいると聞いたからだ。

長男と次男の会話が続いた。2人の会話を聞いて、ペネロペは自分が胃ガンで病院にいることを知った。次男は、ペネロペへの態度の後悔を口にし続けた。「誰も頼んでないのに、一人でがむしゃらに勉強して。大学に入った時に気づくべきだった」「俺は・・こいつが父さんに留学を頼むと思っていた。考古学を学びたがっていたから」長男も言った。なんと父親は大学入学のプレゼントとして、留学準備を終わらせていたらしい。しかし、ペネロペに一人暮らしを願われてなにも言えなかったようだ。

次男は、「夜中にこっそり一人で食事するのを禁止すれば、同じ時間に一緒に食事ができると思っていた」長男は、「狭いアパートに住めば、すぐに家に帰ってくると思ってた。まさかアルバイト3個掛け持ちするなんて」とそれぞれ口にした。次男は、できるなら自分の胃を分けてやりたいとつぶやいた。ペネロペは無性に腹が立ってきた。

画面が変わり、父親が映った。「どうか、うちの娘を助けてください!」医者にすがりついて叫んでいた。真っ赤に充血した目を涙でいっぱいにして。

”あなたの精神に入り込んでいた[18%の洗脳の呪い]
が解かれました!”

以前、イヴォンに洗脳されて見せられたおぞましいシーンは、私の葬儀で遺影に悪態をつく家族の姿があった。しかし、真実の鏡が見せてくれた私は死んでいなかった。家族の姿もまったく違うものだった。「なんで、今更・・・」頰を伝い、涙がぽろぽろとこぼれ落ちた。「全部あんたたちのせいでしょ!私が・・・!」結局こんなことになるのなら、私はなんのために必死に生きてきたのだろう。

ひどい虚脱感とともに、私を心配する家族の姿に安堵した自分自身が、ひたすら惨めに感じた。その瞬間。

”[本物の悪役は誰?]クエストを進めますか?
(報酬:[隠しエンディング]、[黄金竜の牙])
[YES/NO]”

ようやく分かった。システムの報酬は、現実の私のためだったのだ。身震いしながらも、やむを得ず[YES]を押した。

”真実を知ったあなたに、報酬として[真実の鏡棒]が与えられます。
報酬を受け取りますか?[YES/NO]”

[YES]を押し、鏡棒を受け取った。長い棒の先に鏡がついている、妖術棒。システムが教えてくれる。この鏡棒で[古代魔法]が使用可能なこと、かなりの体力と精神力を伴うので、慎重に使うこと。これで[悪の勢力]を阻止して、世界を滅亡の危機から救わなければならない。

”最後に、古代魔術師たちの魂より、あなたへのメッセージです。ーー子孫よ。そなたの金で今まで真実の鏡の維持補修ができた、感謝する!”

なんなの!?と思った瞬間、暗い空間が崩れ、隙間から強烈な光が降り注いだ。「公女ーー!」ごう音が鳴り響く中、体が引き寄せられ、我に返ると、私を抱きしめて倒れているカリストが見えた。[真実の鏡]が、粉々になっていた。私を助け出したカリストが立ち上がり、私の状態を心配して確認しだした。

「一体何があったんだ?その手に持っているものは?」「おい!どうした!?なんで泣いてるんだ?」カリストに答えず、私はわんわん泣いた。「泣くな。俺が悪かった、な?」泣いている私をカリストはぎゅっと抱き寄せてくれた。私を抱きかかえて立ち上がると、私たちが来た道に向かって歩き出した。辺り一帯、魔物の死体でいっぱいだった。

なるべく汚れが少ない場所までくると、そこへ座り、カリストはあらためて私を力強く抱きしめた。汚いものには一切触れないように。カリストは私が落ち着くまでそうしてくれた。

少し落ち着いて会話ができるようになると、涙をこすってしまわないように、カリストが赤くなった目にフーフーッと息を吹きかけてくれた。「聞かない。何も聞かないから、そんなしかめっ面するな」久しぶりに聞く、彼の苛立ったような口調に眉をひろめた私は、勢い半分で口を開いた。

「何をバカな、と思われるかもしれませんが、実は私、ペネロペではないんです」カリストは一切驚かなかった。「公女から聞いた言葉の中で、一番斬新だな」冗談をいう彼を睨むと、慌ててすぐに謝ってきた。もうすべて口にしてしまいたかった。今までずっと隠してきた、苦しい私の状況、私の秘密を。

ある日いきなりこの世界にひきずりこまれ、家に戻れると思って、言われたとおりに一生懸命やったのに、どんなに頑張ってもまったく終わりが見えない。次々に別の問題に直面して、もう耐えられないから死んで解決しようとしたら、死ぬことも許されないことを伝えた。

もう分かっていた。ここで死んでも、現実には戻れないということを。現実の私も、昏睡状態に陥っているから。もしかして、だからここへ来たのか。

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悪役のエンディングは死のみノベル142話レビューまとめ

今まで「悪役のエンディングは死のみ」を愛してくださったみなさまに感謝いたします。次の話から「魔法少女ぺ⭐︎ぺ」が連載されます

ぺぺは本当の古代魔法使いの子孫で、システムは古代魔法使いの魂だったんですね。今までのお金は全部鏡の修理に使われて・・・

ぺぺのお金で修理をするな!

カリスト・・・なんだかわからなくても、自分が間違ったって・・

好感度の照会の度にお金がかかるのなんで?って思っていたら、鏡のメンテナンス費用だったんですね

ぺぺの本当の家族、後悔してるね。でももう遅いね

胃がんって・・・つらいよ。ヒドゥンエンディングクリアしたら、がんの魂をなくしてくれるんですよね!?

イヴォンの見せた嘘の葬式映像、ひどい。嘘だったじゃん

わたしの感想◎ペネロペが泣いているのを見て、やさしく落ち着かせて、なにも聞かないからって言ってくれて、カリストがいてくれて良かったと思うことばかり。愛だよ!

まとめ

悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

ノベル141話レビュー

ノベル143話レビュー

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