※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない308話あらすじ
なぜ聖像を破壊したのかとイネスが問い詰めると、カッセルは答えが必要だったからだと答えた。使徒が下す答えでは足りなかった。使徒が憎くて・・・と。その感情は間違いなく彼女ゆえのもので、答えを求めた理由もまたそうに違いなかった。
カッセルの行動は『聖殿の聖像が破壊される日、戦争の使徒たちが地上に舞い降りん』という予言ゆえだった。イネスがつまり終末の予言を聖像を壊したことの口実にして、ここへ降りてきて答えを出せと恐れ多くも使徒に申し上げたのかと問うと、途中でカッセルがエミリアーノと同じことを言うんだなと口にした。
言葉が終わるやいなや、イネスを抱きしめたままカッセルが深く頷いた。自分が叩かれることを察知して、あらかじめ抱きしめることで阻止したに違いない。イネスが平静を取り戻そうと呼吸を整える。カッセルが、そして答えを得たんだと言った。戦場に向かえば必ず戻ってくることになるだろうと。
イネスは呆れた嘆息さえ忘れ彼を見上げた。淡々とした表情をしているカッセルは、聖像の足の甲に刻まれた古代の文字と自身の奇妙な体験について説明した。
他の文字は全く理解できなかったのに、本来全く分かるはずのない刻まれた文字の読み、意味、そのすべてを最初から判別することができた。そして、公爵である父と出征を巡って議論をしていた最中、奇妙なことにその文字が頭の中で新しく書き換えられたのだ。
ανιστήμι (アニステミか)からαναστήσεται (アナステセタイ)へ。使徒の使命において、『再び立ち上がるだろう』という使徒の予言として。
カッセルが口にしたその古代語は、イネスが今世で原典の聖書を読み解くために司祭から学んだものだった。彼が突然悟ったという意味も、戻ってくることになるという彼の判断も、本来の正しい意味から寸分たりとも違ってはいない。むしろそこに言葉を付け加えることさえできた。
アナスタシオの名と同じ語源を持つ復活を意味する動詞。立ち上がらせる。眠りから覚めさせる。死から引き上げる。蘇らせる。再建する。帰還させる。昇らせる。病から回復させる。英雄として浮上させる等々。イネスは自分が学んで知っているあらゆる意味を必死に引き出した。震えがきた。死から蘇らせ、必ずや帰還させ、高みへと昇らせる。彼を英雄にするのだと。
すべてを回復させるつもりだ、とつぶやくイネスに、カッセルが私が死なないという予言だけでは不十分かと問うと、イネスは十分じゃない、それ以上よと答えた。彼が手に入れた記憶、使徒の答え、彼女に使徒が押し込む奇妙な記憶の断片、オスカルの絶望。そのすべてがようやく一つの意図へと収束していくようだった。もしかすると今回こそ・・・。
本能的に、勝利を確信して笑いそうになるのをイネスは必死で抑えた。感激に震え、カッセルの顔のあちこちにキスを降らせた。カッセルがイネスの唇を奪いながら、君が私を殺してやると言うのと同じくらい、私が死なないという言葉にこんなにも喜んでくれるのが嬉しいなと言った。こんなに浮足立って落ち着きのないイネスを見るのは初めてだと。しかしイネスは彼の言葉が耳に入らないほどに浮き立っていた。
イネスは、これであなたが帰ってくるのを待つ間、私がこのために何だってできるということをあなたは知らないでしょうね、危険なことではなくて、あなたのために一生懸命祈りを捧げるという意味よと口にした。カッセルは疑わしげに彼女を見つめたが、彼女は再び彼の唇に触れることでその場をはぐらかした。
それからイネスはカッセルと目を合わせて話し始めた。あなたがビルバオで見た男のことなのだけれどと。エミリアーノのことかと問うカッセルにイネスはいいえと答えると、彼女はたとえこの部屋に他に誰かがいたとしても彼にしか聞こえないほどの小さな声でゆっくりと言い放った。皇帝の息子よと。
数秒間の沈黙後、目を見開くカッセル。ロウルデスも見たか尋ねるイネス。沈黙は肯定の印だった。カッセルが本来なら関心を抱かず、ただ通り過ぎるだけのはずの男を、これほどの時間が経った後ですぐに結びつけられたということは、それだけ男の外見に皇帝の血筋が色濃く表れていた証拠でもあった。
じわじわと変化したカッセルの表情を見て、イネスは満足げに口角を上げた。オスカルと同じ赤髪に青い瞳、そして顔立ちまで至って平凡な男だった。しかし彼の素性を証明する生みの親が存命であること、そして体のあざの位置まで幼少期の特徴を克明に記した宮内府の記録や関係者の証言、さらには滑稽なことにその証言が真実か否かを神聖な祈祷で判別できると主張する各地の大司教たちによって、彼の素性は対外的には完璧なものとなる。もちろん彼が実子であると認める皇帝の意志が最優先だろうが。
ロウルデス、あるいはマテオ、あるいは名もなきレジーナ・メルロの子が死んだのは20年以上前。外の世界で成長した私生児を、皇帝が心から自分の息子だと信じる日は来ないと考えて間違いない。しかし不完全な基盤の上で運良く帝位に就いたという劣等感は、時に他人の想像を絶するほどの障害となる。前前世でのオスカルが酒に溺れ底知れぬ不安と疑念を反芻していたのは、父皇帝との葛藤ゆえだった。
イネスは皇帝のその性質を真の意味での障害であると見なしていた。唯一の嫡子でさえも密かに妬み、警戒するような器。しかし、いざオスカルが”いなくなった”場合、皇帝はその高齢で後継ぎの一人もいないという不安に長くは耐えられないだろう。後継者のいない帝王の治世に永続性を感じる臣民などいないのだから。
彼女が利用しようとしているのはまさにその不安だった。オスカルが消えた穴をひとまずロウルデスで埋め、焦れた皇帝が自ら進んで、熱量を持ってその正統性を証明するように仕向けること。皇帝はまた一から自分が信じられる真の息子を欲しがるだろうが、あれほど多くの女性を抱いても収穫はわずかだった皇帝。望みが叶うまでにどれほどの時間が必要か。
皇太子は彼のことを何も知らない。ビルバオを見る時は、エミリアーノを殺さんばかりに睨みつけるのに忙しくてね、とイネスはカッセルに教えた。平然とした口調で故意に皇帝の隠し子を拾って隠した話をする彼女に、カッセルは一体いつからだと問うと、イネスはずっと前からよ、エミリアーノを拾った時とさほど変わりはないわと答えた。
イネスは単純に守るべき対象が一箇所にまとまっている方が都合が良かったのよと説明した。オスカルが自らの記憶を私に囁き始めるまではすべては万が一の備えに過ぎなかった。過去の出来事に囚われ目の曇ったあの人には、自分が注視している場所のすぐ足元に広がる影など見えていないのよ。カッセルは複雑な表情で彼女を見つめ、話を聞いていた。
新たな皇太子の背後にはカイエターナとエスカランテ、そしてヴァレスティナが立つことになるわ。身内の情や自尊心、利害関係に執着することなく私たちがただ皇統に対してのみ忠誠を誓うという証としてねとイネスは続けた。
ある日突然この世で最も尊い息子を失い、それまで不当な扱いをしてきた侍女の息子を擁立し自らの権勢の新たな拠り所にせざるを得なくなるカイエターナ。その悲惨さは、オスカルという怪物を世に放ち誰よりも彼を愛した母親が背負うべき報いなのだ。彼女の大切なオスカルはやがて宿命的な死へと向かうだろう。
ロウルデスは安全のためにエミリアーノの側に置いておくと話すイネス。カッセルは、彼女がエミリアーノのことを一瞬でもまるで何かの駒のように扱ったことに少し驚いた。それを感じ取ったイネスが言葉を添えた。エミリアーノにとっても同じことよ。もともと彼のための安全な場所だったのだから。あそこは公爵領の内側でエミリアーノには約束された名誉ある未来がある。私とは永遠に関係のないところで彼がただ穏やかに生きていける基盤までもがねと。
非常に長い年月の間、滑稽にもエミリアーノと彼女が互いのために願っていたことは同じだった。二度と会わないこと。そうして二度と彼を破滅させないこと。二度と彼女を傷つけないこと。もはや痛みはなかった。イネスは窒息しそうなほどの苦痛が通り過ぎた跡を振り返った。ひょっとしたらいつかは少しも悲しくなくなる時が来るのかもしれない。
皇太子は今のイネスの弱点がエミリアーノではなくカッセルであることを知っているから、安否を気にかけなければならないのはあなただけよとイネスが告げる。カッセルは”イネスの弱点”という言葉が嬉しくて昂った。私はまともかな?尋ねると、イネスはまともじゃないけれど私が気に入っているのだから構わないと返した。彼女が彼の肩を押すとカッセルが後ろに倒れ込み、すぐさまその上に跨ったイネスは肩に半分かかっていたアンダードレスを裂くように引き下ろした。それとほぼ同時にスカートの中に潜り込んだカッセルの手が彼女の太ももを強く掴んだ。
皇帝の落とし子。いつだってイネス・ヴァレスティナのもので、今はイネス・エスカランテのものになっただけと言うイネス。皇帝に推戴しようとしている男をまるですべて自分の所有物であるかのように語るその傲慢さは、茶目っ気を含みつつも世界を圧倒するほどのものであった。彼女が君臨するたびに狂気を帯びるカセルの瞳が猛烈に燃え上がった。瞬く間に上下が入れ替わり、イネスは彼が脚を押し上げ広げるままに、そして胸を貪欲に掴むように差し出し、カッセルの首を抱き寄せた。
皇太子の排除はとカッセルが問うと、イネスは彼の忠実な妻の手を借りるというのはどう?と平然と答えた。特に異論はないと言わんばかりの肯定の返事が返ってきた。彼女が顎の下の柔らかい肌を歯で噛むとカッセルは荒々しく呻き声を上げ、彼女を再び自分の腹の上に持ち上げた。アンダードレスが下腹部までずり落ちた装いなのに、イネスは完璧な正装を纏い馬上から見下ろすかのように夫を見つめた。彼は抑えきれないとばかりに彼女の脚の間に手を滑り込ませた。
そのようなことは正直何でも構いません、イネス様。
一時的に反逆者になるとしても?
君はもう私にとって皇帝も同然だから。
この結婚はどうせうまくいかない308話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

言葉と体が別々に遊んでいますね。深刻な内容の会話と、そうでない体・・・

もう君は私にとって皇帝と変わりないんだから。したがって、反逆はすでに犯されたとみなされていた

カッセル・・・!!!

私が!君の弱点だ!!!!!クソッ!興奮する!

今回のエピソードはサイダーだそうです!このままで〜〜〜

ただイネスが政治をやったらいいのにな。絵だけ描いていた子が皇帝に・・・

うまくいくように!!!

私はこの作戦と計画に全面的に賛成しま〜す

二人はワクワクしていますね

イネスはどれだけ見ても女王様感すごいです

自分が弱点になってことが、そんなに興奮するポイントなのかぁ

イネスのフォロワー、カッセル

どんな企みでもイネスが言うと興奮し続けるカッセル。本当に変態みたいでワクワクするし、笑えるね
わたしの感想◎今回は重要な話と二人の興奮とが入り混じるシーンだった・・・今まで、うまくいきそうな時は相手に思いがけないカードを出され、危機かと思うと好機となる、という単純ではない物語展開だっただけに、二人でこのまま突き進んでほしい
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
コメント
いつも更新ありがとうございます!
すごく内容が面白くて、イネスが今世は勝った!!!!と思っている姿が目に浮かびました。
いつも繊細な翻訳をありがとうございます!
物語にぴったりで、翻訳の力が本当にすごいなぁと思いながら読んでおります!
ぽんさん、コメントありがとうございます!イネスの感情が溢れて、良し!って感じでしたね〜。つたない翻訳文をいつも読んでいただいて、コメントまでいただけること本当に嬉しいです!