※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない455話(エピローグ52話)あらすじ
彼女は過敏に研ぎ澄まされた感覚にたまらず腰がよじれ、体温が跳ね上がる。好みのすべてを知り尽くしているかのようなカッセルの仕草が、当然のように繰り返された。
最後に体を重ねたのはもう数年前で、それ以前もほとんど交わることはなかった。イネスはふと、19歳のカッセルを思い出した。イヴァナを産む前、カルステラで共に過ごしたたった数ヶ月。たどたどしかったあの頃、たまにスカートに潜り込んできた程度だったくせに、すべてが昨日のことのように覚えているかのように。
この冬が終わる前に二人は26歳になる。振り返れば、すでに遠い過去だった。その間に人生を何度か生き、死んだかのようだった。良き日々の間にはいつも喪失が横たわり、子供の誕生と死を抜きには以前の月日を思い出せなかった。子供が死んだとき、自分自身もすでに一度死んでいたからだ。
けれど今では、子供たちの話さえ、すでに前世の出来事のように感じられた。もしかしたら、マルベージャで数え切れないほど死に、頭がおかしくなってしまったせいかもしれない。死んで、また死んで、そうして忘れてしまったのかもしれない。
しかしイネスは、何の悲しみも伴わずに思い浮かぶ19歳のカッセルが好きだった。彼の記憶と現在、たどたどしかったすべてと、慣れ親しんだすべてに胸が高鳴った。逞しく角張った顎をなでていた細い指先が、彼の後頭部へと入り込み、自分の方へとさらに強く引き寄せた。
歯を立てる力が強まっては、傷を恐れるように弱まる。それがまるで自分から遠ざかるように感じたイネスは両手で彼の首にしがみついた。動きを阻まれた彼は胸元で笑い、感じるところはすべてわかっているからじっとしていろと囁いた。イネスはあえて痕を残してほしいと求めた。歯と手で刻んでほしいと。意地悪だと返されながらも、直後、肌に食い込む歯の感触に喘ぎながら笑った。頭からつま先まであなたのものだと、自分が忘れないように、否定できないように刻んでほしかった。
息が詰まるほど感情が込み上げた。感覚が鋭く研ぎ澄まされていく中、彼はか弱い肌の上で低く愛を囁き、歯を立てるたびに赤い痕が刻まれていった。寄せ波のように這い上がり顎先を甘噛みする彼に、綺麗な胸だと言われても、どうせ綺麗ではないと返すイネス。鏡で見せてやりたいと彼が言えば、見たいのはあなただけだと答えた。
カッセルの手が腹部へ滑り落ち、固い親指の先で敏感な場所を擦るたびに全身がだらしなく反応した。美しく見られずとも、せめて無様な姿だけは見せたくなかった。すぐに抱いてほしいと求めるイネスに、今こんなに辛そうにしているのに無理だと返される。過剰な快感に目尻が涙で濡れていく。うっとりと見つめながら、泣く姿さえ綺麗だと口にする彼に、嘘つきだと返した。
綺麗じゃないところなんて一つもない、目覚めて真っ先に夫と交わりたいと望む妻が愛おしくないはずがないと彼は言った。彼に少しでも良い姿を見せたくて、吐き気をこらえ必死に食事を摂ってきた。もう少し人間らしい、まともな姿になりたかったのだ。
カルステラに来て以来、痩せこけた死体のような体で彼の腕にぐったりしていたあの頃とは違う。今の自分の腕にはふっくらと肉がつき、手の甲ももはや土の中から掘り出された遺骨のようには見えなかった。これまで飲み込んできたすべての吐き気と鎮痛剤なしの苦痛が報われた瞬間だった。彼が「綺麗だ」と。彼が愚かなまでの愛ゆえに自分を欺いているとしても、それが真実なのだ。
何の言い訳も理由も義務も必要性もなく自分を求めてくれるのは初めてだと、カッセルは言った。イネスはゆっくりと頷いた。カルステラで19歳の彼が妻の訪問に見せた晴れやかな笑顔、子作りの義務を告げた時に隠しきれない失望で沈んだ瞳が甦る。彼が最も望んでいたのは、何の理由もなく彼女と共にいることだった。いつだって。
本当は何十回、何百回と求めてきたのだとは言えなくても、理由と言い訳の後ろに何度も隠れながら、君を欲してきたのだとは言えなくても、せめて今この瞬間だけは。本当に自分を求めてくれているなんて信じられないと首筋に顔を埋める彼の手は止まらず、身体を重ねているかのような感覚に息が上がった。いい加減に本当に抱いてほしいと告げると、彼の唇から笑みがこぼれ、彼女の中から何かが抜ける感覚の隙に深く突き入ってきた。
荒々しく歪んだ表情とは裏腹に、ガラス細工を抱くように慎重だった。奥深くまで満たされる感覚は刻印に近い。もっと強くと求めても断固として拒まれ、耳元に執拗に吸い付かれた。余韻を残すようにゆっくり動きながら、すべてが愛おしいと囁く彼の唇が彼女の唇に触れた。幼い頃からの彼女の反応を何ひとつ欠かさず覚えていると微笑む彼に、抗う術など、どこにもなかった。
この結婚はどうせうまくいかない455話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

どんな条件も状況も理由もなく、ただお互いの刻印のように深く結びつくという愛。これが最後だとしても、胸いっぱいに慈しみ、求め合うこと。夫婦として出会い、これほどまでに求め愛し合える瞬間が、長い苦しみの果てにイネスに訪れたのだと思うと、本当に嬉しいです

カッセルは本当に感動

カッセルはいつだって正解!!これまで面白いと思って読んできたロマンス小説、ウェブトゥーン、ロパン(ロマンスファンタジー)……などなど、あらゆる作品の主人公の中で最高の男主であることを、今日ここで世界中の人々に宣言します!!「最高」のスタンプを無限に押してあげたい!

本来なら19禁のシーンのはずなのに、どうして私は泣きながら見てるんだろう

本当ですよ……。切なすぎますね……
わたしの感想◎いつのまにか最後の人生の2人にすごく似通っている。10代でのイネスはカッセルの手に負えないけれど20代半ばになると、カッセルにイネスを受け止める余裕が出来るのかな。そしてカッセルから注がれる愛でイネスの傷が相当癒されたことを感じます〜
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
456話(エピローグ53話)

コメント
グランスノウさん、いつもありがとうございます!
泣けます、、どの人生でもカッセルの愛が深すぎて、、最高のロパンですよね。この後どうしてイネスは一人ベッドの上で亡くなったのだろう…カッセルはどうしたんだろう…。まだこの人生で生きてるオスカルの存在が不吉です。
キキさん、コメントありがとうございます!そうなんです、もうずっと、どうしてイネス一人だったんだろう、どうなるんだろう、って思いながら読んでいて・・・残り話数を数えながらドキドキしています