今世は当主になります ノベル173話(漫画173話) あらすじ&韓国原作小説レビュー

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今世は当主になります

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。

ここでは、ノベルの173話のレビューからまとめました。

個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。

今世は当主になります 地図注意
今世は当主になります 年表1注意
今世は当主になります 年表2注意
今世は当主になります相関図2
今世は当主になります相関図2
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今日のひとこと

ペレス「俺が一人息子になる方法がないわけじゃない」

ノベル173話あらすじ

フィレンティアは鏡の前で出かける服装を確認していた。明日の午前に予定されている貴族会議で、長子継承法の可否が決まってしまう。ティアに与えられた時間は今日しかなかった。「早くペレスに会わないと」

モナック商団に行けば彼に会えるはずだと考え、ティアはドアを開けた。「えっ、ペレス?」ちょうど部屋のドアを叩こうとしていたペレスが目の前に立っていた。「どこかへ行くの?」ペレスが尋ねた。ティアはペレスに会いにいこうとしていたのだと答えた。ペレスもそうだろうと考え、来てくれたらしい。

ティアはお茶をもてなす時間も惜しみ、本題を切り出した。「あなたも聞いたわよね?長子継承法」ペレスは皇后の隠し玉はこれだったんだなと頷いた。「貴族会議で可決されれば、貴族たちにはすぐにその効力が発生する。そうなると、ティアはロンバルディ家の・・・」ペレスはどうやら自分のことよりもティアのことを案じてくれたようだ。

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もちろん皇后が練りだした法案は、ティアではなくルーラックを狙ったものだった。ビエーゼを次期当主に指名するか、ララネとアスタナの結婚を認めるかの選択をせまる。しかし、結果的にその流れ弾はティアを直撃した。ペレスの気持ちはわかるが、ティアは首を横に振った。

「貴族会議で可決されたら、皇位にも影響を及ぼすわ。この法案はあなたを狙ったものでもあるのよ、ペレス」しかし、それを聞いたペレスは意中を測れない無表情のまま答えた「幸い、陛下の息子は俺とアスタナの2人しかいないからな。俺が一人息子になる方法がないわけじゃない」一人息子、つまり長子になる。前世でペレスがどのように皇太子の座を手に入れたか、忘れてしまっていた。彼は目標のためなら手段を選ばない人だった。

しかし、ペレスはティアが嫌がるだろうからその手は使いたくないと言って、純粋にティアの方が心配だよ、とティアの髪を後ろに流した。「『長子』って決まると、女が跡取りになる道は完全にふさがれてしまうんだろ?」そう、長子とは”長男”のみが跡取りに値する存在になるということだった。

ロンバルディ当主である祖父のいない貴族会議ではアンゲナス家のやりたい放題だ。基本的に多数決が原則だが、今頃デュージー・アンゲナス当主は明日の投票のために他の貴族たちを説得して回っているにちがいない。おそらくお金をばらまきながら。

なんとしても、禁門令を解き、祖父を貴族会議に行かせないといけない。静かにティアの言葉に耳を傾けるペレス。ティアは彼の黒髪と上品で甘い顔立ち、そして赤い瞳を交互に見つめた。ティアには皇后を懲らしめる方法があった。しかし、それにはペレスの協力が不可欠だ。

大きく深呼吸してから、ティアは切り出した。「ペレス。この前、あなたを利用してもいいって言ったわよね?」頷くペレスの髪が揺れただけでドキドキする。「私たち、お互いに利用し合うのはどうかしら?」ティアはバッグを開き、ペレスのために用意していたものを取り出して、彼に差し出した。

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「・・これは」ペレスが少し眉をひそめる。待って、断られたらどうしよう・・・。平然をよそおい、ティアがダイヤモンドだと言った。ペレスはそれを少し触ってみてから、自分の胸元から同じく小さな箱を取り出した。「レッド・ダイヤモンドだよ」

「俺たち、同じことを考えたみたいだね」ペレスが少しはにかんだ顔で言う。「ティアは違うの?もしそうなら、ちょっと寂しいかも」それからペレスが言った「ティアが決めていいよ。君のやり方と俺のやり方、どっちがいいのか」

貴族会議の日。血の気が引いた顔でセラルとビエーゼは皇后にララネの話を伝えた。ラビニ皇后は心底楽しそうに見えた。「あははは!ララネが逃げたですって!?」セラルは怯えながら、人を使って行方を探していると説明した。しかし、ラビニはそれでいいけれど、見つかってもどこかに隠しておくように言った。

「どうやら、天が私の息子に味方しているわ。当人のララネが逃げたことで、ロンバルディ当主の禁門令を解除するすべはもう無いわ」そしてラビニはビエーゼに今日を過ぎればロンバルディ家の正式な跡取りになれるお祝いを述べた。

セラルとビエーゼは安堵のため息をつき、口元には笑みまで浮かべた。ラビニ皇后も今回は我ながらよくできた妙案だったわと満足げだった。これまでの悩みやアスタナの未来を邪魔していたものすべてを、一度にねじ伏せることができるのだ。ヨバネスがまたなにかを欲するかもしれないが、それはアスタナが皇太子にさえなれば取り戻せるだろう。

「さあ、ここでゆっくり結果を待ちまーー」ラビニがティーポットの蓋を開けた時、「皇后陛下!」皇后の側近の1人である侍女が顔を真っ青にしてはいってきた。よりによってラビニがティーポットを手にしているのをみると、目をぎゅっと瞑ってから叫んだ「ロ、ロンバルディ当主の禁門令が解除されたそうです!」

貴族会議は皇都で開かれ、順調だった。まずは『長子継承法』の正当性を説明し、長子の欠格自由はできる限り配慮した。母親の血統が卑しい、もしくは謀反のような重罪に加担した、などである。デュージー・アンゲナスは気落ちしている反対側の席のロンバルディ派議員たちを前に不敵な笑みを浮かべた。その中には、お金をだすまでもなく、早々とこちら側につくために自らアンゲナス家にやってきたものたちもいた。

さあ、票決を始めましょう、と議長に呼びかける。議長もまた、ロンバルディ派の一人だが、この法案が片付いたら、議長の座には自分が座ろうとデュージーは考えていた。その時。

バアンッ!会議場の扉が開かれた。そして入ってきたのは、ルーラック・ロンバルディだった。会議場が一瞬にして修羅場と化す。ルーラックは貴族たちを見回すと口を開いた「家門の跡取りを決めるのは、貴族自身の権利であります」「当主の重大な責任と義務を担っていく跡取りを決めるのは、誰にも口出しがゆるされぬ当主の権限!」このような法案に賛成する愚か者がいるようだなとルーラックは叫んだ。デュージーは法案の失敗を覚悟した。

少し前。ヨバネス皇帝にティアとペレスで謁見した。「ふうむ。つまり、二人は婚約を交わした関係だと?」ヨバネスの問いにティアはにっこり笑い、わざとらしく透明なダイヤモンドの婚約指輪を見えるようにした。

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ノベル173話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

皇帝になる未来を持つペレスとロンバルディ当主を目指すティアの未来が両立できるかわからない。このパートが一番心配だよ。

やはり!禁門令の文言に名前はなかったもんね

ダイヤモンドってことは、ティア方式にしたってことだね

ペレス、意外な利得。今回の勝者はペレスです

皇后は、ティアに会うきっかけをくれて、婚約のきっかけをくれて、ペレスにとってキューピッドだね。感謝しないと。

ロンバルディの女性はララネだけではありません!

ペレスの服、黒ばかりだったけど、赤いマントのポイントがとても似合う

ラビニ皇后の道が毎回いばらの道です

わたしの感想◎ペレスはレッド・ダイヤモンドをいつ買っておいたのですか!?

ノベルと漫画の違い

ノベル172話の最後で、フェレット商会事務所でティアとバイオレットが「長子継承法」について知る場面があったのですが、漫画ではカットで、漫画173話ではノベル173話の最初のシーンから始まります

ティアがペレスに「お互いを利用するのはどうかな」と提案するシーン、ノベルでは続けて指輪のくだりが始まりますが、漫画ではペレスが「同じことを考えていたみたいだね」と言いながら、ペレスがティアを抱き寄せるシーンとなり、ラビニたちに場面転換します。ティアがものすごく恥ずかしそうに顔を赤らめていますね。ペレスの喜びを感じます

ラビニが知らせを受けるシーン、ティーポットを持っていて侍女が危険を覚悟するのですが、漫画ではティーカップですね

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まとめ

以上「今世は当主になります」 173話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。

ノベル各話一覧表

ノベル172話レビュー

ノベル174話レビュー

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