今世は当主になります ノベル174話(漫画173話~174話) あらすじ&韓国原作小説レビュー

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今世は当主になります

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。

ここでは、ノベルの174話のレビューからまとめました。

個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。

今世は当主になります 地図注意
今世は当主になります 年表1注意
今世は当主になります 年表2注意
今世は当主になります相関図2
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今日のひとこと

フィレンティア「私がちょっと恥ずかしがり屋でして、陛下」

ノベル174話あらすじ

「まさか、二人がそんな仲だったとは」早朝でまだ眠気が残りつつも、驚きと、少しの疑いが浮かんでいる様子のヨバネスだった。ありもしない恋愛ストーリーをでっち上げるには時間が足りない。ティアは手っ取り早く、行動で示すことにした。

隣のペレスの手をそれとなく握る。ペレスの手が小さく反応し、彼の体が一瞬こわばるのを感じた。笑みを浮かべたまま、ペレスに目でサインを送る。ぼさっとしてないで、ここはひとまずなり切るのよ!ティアに睨まれたペレスは我に返った。ささっとティアの手から自分の手を抜くと、ティアの手を力強くぎゅっと握りしめた。するとヨバネスの視線が二人の手に向かった。

皇帝に見せつけるように、ペレスと見つめ合いながらティアは口を開いた「私がちょっと恥ずかしがり屋でして、陛下」ティアの言葉にペレスが一瞬、目をぴくりとさせた。えっ、何か文句でも?

しばらく内緒にしてほしいとティアがペレスにお願いしたのだと言っても、ヨバネスは内緒にする理由は何かと問いかけてきた。まだ家族に伝える心の準備ができていないのだとティアは答えた。ロンバルディ家の家族愛は格別だから、と。ヨバネスはすぐに納得した。

「陛下」それまで黙っていたペレスが口を開いた「ロンバルディ令嬢とは長い付き合いですが、このような関係になったのは最近で。互いの気持ちを確かめるのに時間がかかり、報告が遅れてしまったことご理解ください。私の勇気が足りなかったせいです」口元に笑みをうかべながら、ティアを握る手に力を込める。

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ペレスの初めて見せる姿に、ヨバネスは驚きと興味深げだった。そこで、ロンバルディ家と皇室の結合は、帝国の平和に大きな力になるというヨバネスの言葉をティアは話題にし、ヨバネスをおだてた。そして、自分たちの婚約が帝国の平和に少しでも役に立てて嬉しいと告げた。

「ロンバルディ当主の禁門令の話ならーー」と気を引き締めるヨバネスに隙を与えず、ティアはそうではなくロンバルディ家の不在で苦しい思いをしている皇都の民と貴族たちのことだと言った。ヨバネスが考え込む。

ティアは助け舟を出すことにした「陛下が祖父に送ってくださった手紙に書いてありました『皇室とロンバルディ家の婚約に同意するように』と」ヨバネスは逃げ道ができたという顔をした。祖父の強い反発に一番焦っているヨバネスは、これで望むものを手に入れ、一番大事なプライドも傷つかずに脱出できるのだ。さらに、祖父の許可も得ていると付け加えた。

ヨバネスの顔に、安堵と喜びに色が広がる。「ロンバルディ当主が、皇室とロンバルディ家の縁談に同意したということだ。そうだな!あんなに嫌がっているビエーゼの娘とアスタナより、すでにそういう仲の二人のほうがいいに決まってる!」ペレスの肩をパンパンと叩いた「素晴らしいじゃないか、第2皇子!よくやった!」皇帝に体を揺らされたペレスが、苛立ちをうっかり顔に出しそうになっている。もう少しの我慢よ、ペレス、とティアは彼の手をもっと強く握ってあげた。

ひとまず、祖父の禁門令は解除された。そして、皇后を懲らしめることもできた。ヨバネス、あなたはこれからだとティアは心でつぶやいた。

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少し前、ロンバルディ邸。

「おじい様、私婚約します」ルーラックはティアの言葉に激しく動揺した。ティアがペレスに入るように声をかけると、執務室にペレスが入ってきた。「お、お前は・・!」ルーラックはペレスが皇子であることも忘れ、指差しながら大声を出した。腹が立って仕方がないが、なんとか心を落ち着かせ、どういうことか説明するようにティアを促した。

「長子継承法、止めないといけませんよね」「皇帝陛下から届いた手紙を見せてもらえませんか?禁門令のことが書いてあるものです」ルーラックは仕方なく、手紙を取り出し、ティアに差し出した。ティアは手紙の内容を確認すると、禁門令を解除するためには、必ずしもララネと第1皇子でなくても良いことを再確認した。

「だからティアが、ララネの代わりに、あいつと婚約するという話なのか?」小さい頃から子犬みたいに、やけにティアに懐く姿がルーラックは気に入らなかった。だが皇后を牽制するためには役立つと思って、助けてやったのに、ティアとそんな関係になるなんて。

しかい、愛しい孫娘はすっかり落ち着いている。「はい、おじい様」「ペレスとはもう話がつきました。契約婚約ということで」”契約婚約”と聞いて、ルーラックはハッとした。ルーラックは本当なのかとペレスに訊く。「ティアの言う通りです」期待した返事を答えても、ルーラックはペレスが気に食わなかった。無表情な顔の裏に、どんな下心があるかは見るまでもない。いつも盲目なほどティアについて回る、真っ赤な瞳が語っている。契約婚約はティアが言い出したのだろうとルーラックは言った。

「・・・はい。そうです。今回の長子継承法を止めたら、少し時間をおいて破婚の手続きをするつもりです」ティアがそう言うなら、信じようとルーラックは思った。ティアが痛手を受け入れるというのだ。「はい、おじい様。ロンバルディ家のためです」

馬車での貴族会議の帰り道。長子継承法は否決された。しかし、ルーラックの表情は暗かった。孫娘を犠牲にしてしまった。そして第2皇子がにわかにティアの公式的な婚約者になってしまった。「あくまで婚約までだ、それ以上欲を出したら、絶対に許さん」デュレリー家はごめんだ。「ティアに忠誠を誓う頼りがいのある者を私が探して・・・」ルーラックは呟いた瞬間、なぜかペレスの姿が重なってしまった。そして、ロンバルディ家のためとまっすぐに自分を見つめながら話した孫娘の姿。ルーラックはティアの成長を感じていた。当主であるルーラック自身にも劣らない、ロンバルディ家への愛情。

「あれほどの心構えがあるなら、当主の座を譲っても心強いかもしれない」何気なく出てきた言葉だった。ティアをロンバルディ当主にする。いざ想像してみると、悪くない気がしてきた。いや、寧ろしっくりくる。まるで初めから跡取りとして育った子のように。馬車の中、ルーラックの考え事は次々ふくらんでいった。

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ノベル174話レビューまとめ

とうとうおじいさんにもペレスが頼もしくてティアのいうことをよく聞く男だということがわかってきましたね

今まではフィレンティアを後継として考えたことが一度もなかったみたいですね

ティア:(幼い) ペレスを捕獲して育てた甲斐があったわ!
ペレス :ついにティアを捕獲した。手放すつもりはない

ハハハハハ、ペレスは絶対に婚約破棄しないと思う

フィレンティアの考え=契約婚約。ペレスの考え=本当の婚約。だったのかな?

表紙のペレスの小指にはまっているのがレッド・ダイヤモンドですね?

わたしの感想◎ティアが言わなくてもルーラックの中で当主に、という考えが浮かんだのが良い!

ノベルと漫画の違い

すごく細かい話になりますが、ペレスが上機嫌なヨバネスに肩をバンバン叩かれて嫌な顔をするシーン。ノベルでは、ティアが手をぎゅっと握ってあげてペレスを支援するのですが、漫画では二人はもう手を繋いでいないです

馬車の中で、ルーラックがティアの相手について考えるシーン、ノベルよりも漫画でよりはっきりとルーラックはペレスを思い浮かべている描写になっていました

「破婚の手続きをするつもり」とティアが話しているシーンで、漫画で、ペレスの赤い瞳が暗く光っているシーンが挿入されています。ペレスは破婚する気はないぞっていう心構えですかね?

まとめ

以上「今世は当主になります」 174話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。

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ノベル173話レビュー

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