※未読の方はネタバレにご注意ください
Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。
韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前は特に固有名詞を日本語にする場合は異なる場合が多いので、あとで修正が入るかもしれません。
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
忘れられた野原276話あらすじ
ティウランが暖炉の鍋から薬茶をすくって差し出すと、タリアは軽く口を潤してから帳簿に残りの予算を書き込んだ。今日の出費は大きくなかったが、正式な契約を結んで原糸や染料を大量に買い付け、資材費や運送費まで支払えば、かなりの金額が必要になる。織物が完成して市場に出るまで数ヶ月はかかり、その間は支出ばかりが続く。相場が下がったり売り物にならなかったりすれば、大きな損失を被りかねない。
タリアは焦燥感から下唇を噛んだ。織物事業が失敗しても財政が破綻するほどではないが、持参金を無駄にしたと知れ渡れば赤恥は免れない。メイドたちが安定した品質の織物を生産できるようになるまで、周囲の目を引かぬよう注意が必要だった。周りにはメイドたちに自分の新しい服を仕立てさせていると説明しておくことに決めた。
記録を終えたタリアがベッドのそばへ歩み寄ると、カーンがするりと傍らに寄り添い、背を向けて座った。一日中城に一人きりにされたことが不満だったのだろう。ずっと耳を伏せて壁に向かっていたが、忍耐も限界のようだった。これ見よがしに尻尾で床を叩いて抗議する姿がおかしくて吹き出すと、狼は不満げな眼差しを向けて勢いよく顔を背けた。
タリアは笑いながらカーンの耳元を優しく撫でた。すっかりへそを曲げた狼も、やがて根負けしたように彼女の手に頭を預けてきた。タリアは愛おしげに口づけを落とし、明日は絶対に一人にしないと約束した。宝石のような青い瞳で見つめていた狼は、ようやく気が晴れたのか舌で彼女の顔を舐めた。タリアは声を上げて笑い、ふかふかの毛に顔を埋めた。
翌日、タリアは朝食後すぐに織物室を訪れ、内部を点検した。部屋自体は広かったが、古い糸車や作業台、生地や糸巻きの木箱が積み上げられ、実際に使える空間は限られていた。8台の織機を設置するには荷物を倉庫へ移し、道具の配置を見直す必要がある。タリアはメイド長に壁の棚の撤去と荷物の移動を指示し、メイド長はすぐに使用人たちに作業を命じた。
部屋の整理が進む間、タリアはメイド長が若いメイドたちに機織り(はたおり)を教えている様子を見守った。
詳しい内容と続きはピッコマでご覧ください!
「忘れられた野原」制作秘話が読める記事はこちらから↓
忘れられた野原276話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

バルカス様、壁に向かって尻尾をトントンしながら「僕、めちゃくちゃ拗ねてます」アピールをするなんて、一体どういう発想なんですか

>今のウェブトゥーン版(現在20話台)に出てくる、あのアホ丸出しサイコパスなバルカスと比較しちゃうと、もう面白すぎて死にそう。最高のバラエティ回ですね

>私も本当に困惑というか、呆気にとられました……。言葉が話せた時はあんなに黙り込んでたのに、話せなくなった今の方が、むしろ意志疎通ができてる気がします。

第4幕の最後は、バルカスがどこかのタイミングで戻ってくるか、あるいは現代に戻ってくる形で終わるような気がしますね

タリアはいつもカーンを見るとこうなるね

羊毛を加工して高く売り、自分の懐を肥やそうというのではなく、豊かでゆとりのあるカルモールを作ろうという期待に胸を躍らせるタリア……。東部に来てから悲しいこともたくさんあったけれど、タリアはバルカスの地を心から愛しているし、誰に認められなくても、自分からアピールしなくても、心は真の大公妃だね

ずっとタリアの視点で見ているから、カーンがバルカスだってことをだんだん忘れていっちゃう……。忘れられたバルカス

追い出したわけでもないのに、妻が怒っていると思い込んで勝手に出ていった旦那のせいで、タリアはもう夫不在の冬を2回も一人で迎えることになりそう。あの空気の読めない「アホ旦那」は今、妻が自分を助けるために援軍を送ろうと考えてくれているのも知らず、自分を可愛がってくれないからって絶賛スネまくり中なんだよね。はぁ……

あのバルカスが拗ねてるアピールをするだって? 感情が本当に戻ってきたんだな……

あの事業が成功したから、タリアは勇気を出してバルカスに歩み寄れたんでしょうね。それにしても、機織りの描写の時代考証が本当に素晴らしいです。まるで作者様が実際に機織りを経験されたことがあるかのように感じました。さらっと流してもいいような部分を詳細に書いてくださるので、ストーリーに現実味があって生き生きと伝わってきます。考証がしっかりしている作品は、やはりどれも名作ですね。素敵です

タリアがすごく頑張っていて、健気でたくましい。本当にかっこいい

近いうちにタリアが自分で作業もするようになるのかな。手先も器用で賢いから、難しくて綺麗な模様を入れて上手に作りそう

攻城戦が行われた3週間(?)の活躍で大公城の人々と絆を深めたんじゃなくて、それ以前からこうしてタリアが絆を築き始めていたという、関係が一歩ずつ進んでいく叙事詩がすごくいい……。着実に積み上げた信頼があったからこそ、攻城戦の間、本当にみんながタリアを大公妃として敬ったんでしょうね。タリアはこれほど努力してようやく尊敬と待遇を得られるなんて……。あぁ、皇帝め

人間のバルカスが恋しい。オオカミカスの視点でもいいから

この時点では直接作業はせず、事業の方に力を入れているようですね。作業を興味深く見ているという描写があるのを見ると、カーンが死んだ後に本格的に始めたのかな。市場調査をしながら模様や質によって価格差が大きいことを知ったはずだし、タリアが作ったものは独特で美しい模様の再現も上手く評価が高いと言われていたので

公務に皇帝の命令、皇太子の後始末……いつも忙しかった大公様。タリアはずっと寂しい思いをしてきたのに、一日連れて行かなかっただけで拗ねるなんて。関係逆転、最高に面白いです、本当に

男主はもう、ただの犬になっちゃったんですか?

タリアを地獄から救い出したのはバルカスだけど、自分の世界はタリア自身の手で広げていくという展開がすごく好き

「明日は一人にしないから…」なんて言ってたのに……。結局、荷物持ちにされたヌックカス(狼バルカス)……

バルカスが出陣してから1年と数ヶ月が経った状況だから、冬を越して来年の初春あたりに野原でエドリックと出くわして、その数ヶ月後の夏にバルカス(人間)と再会する感じかな。タリアがカーンにライディングするシーンもそろそろ出てきそうですね

いや、市場調査もしっかりやってるし……タリア、すごすぎる

[今日、カーンと一緒に野原を走った。果てしなく広がる草原を、ずっと、ずっと。]もしかして、あの日がこれのことかな???

どう考えても、バルカスはワンちゃんとして生きるのが適性に合ってる気がする。人間カスのほうは口下手だし可愛げもないから、もうずっとタリアのペットでいなよ

バルカーン、あいつ一人で恋愛してるな

タリア、もし織物の価格が暴落して損をするケースまで計画に入れて始めるとは……。これまで思っていた以上に有能なんだけど……?

戦闘シーンの描写も詳細ですが、機織りの詳細さもディテールを大切にしている感じがして私は好きですよ。考えてみれば、バルカスが登場しないエピソードなんてほとんどないのに、「イヌカス(狼姿のバルカス)」に慣れすぎて、バルカスの出番がなかったような気がしちゃう。ただの「カーン」としてしか見られなくなってる自分が面白すぎる……

ワンコカス、犬用マフラーまでしてたの? 絶対かわいいじゃん……

タリアが事業を計画して実行に移し、機織りの描写まで詳細に出てくるのでワクワクして面白いです。「ロパン(ロマンスファンタジー)経営もの」というジャンルもあるそうですが、こんな雰囲気なのかなと気になりました

正直、機織りの方法でほとんど尺を使い切ってる気もしますが、知識が増えると思って……読みます!

大公妃の役割をしっかり全うしてるね!!!バルカスよ、うちのタリアはこういう子なんだよ!!!家でただ寝てばかりで、落ち込んで無気力に過ごすような子じゃないんだってば……。あんたはタリアのことを全然わかってない
わたしの感想◎事業を始めたらやることが多くて大変だから、タリアにしたら、ここからの時間の進みがあっという間に感じられそう
まとめ
忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
277話

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