※未読の方はネタバレにご注意ください
Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。
韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前は特に固有名詞を日本語にする場合は異なる場合が多いので、あとで修正が入るかもしれません。
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
忘れられた野原301話あらすじ
もしかしたら自分が思っている以上に、彼の心の中に深く存在しているのではないか。タリアはその期待を振り払うようにカーンのうなじに顔をうずめた。無駄な期待の後の失望が怖かった。彼が自分を妻として大切にしてくれているという事実だけで満足すべきだった。
バルカスの手がスカートの裾の上にゆっくり置かれた。凧のついた硬い手が、シルク越しに傷痕をなぞり上げる。普段なら身の毛がよだつはずなのに、不思議と拒否感が湧かなかった。太ももから膝、ふくらはぎへと痕跡をなぞり降ろすのを静かに受け入れた。めくれた裾からひんやりした空気を感じる。彼が傷痕を見つめているのが分かり、カーンの毛を強く握った。
彼女を包む腕にかすかに力がこもった。傷痕が気持ち悪かったのかと思った瞬間、バルカスは彼女を横向かせ、両腕で隙間なく抱きすくめた。背中を包む温もりに、お腹の底から切ない幸福感が広がった。すべての悩みや心配、苦しみがきれいに洗い流されていくようだった。
やがて髪を撫でる手が止まり、バルカスは純粋な少年のような無垢な顔で深く眠りについていた。部屋に焚いた睡眠草が効いたらしい。タリアは額から鼻筋、唇へと続くラインを指先でなぞり、慎重に唇を重ねた。羽毛のように軽い口づけを何度か繰り返した後、カーンの視線に気づいて動きを止めた。狼は大人しく伏せたままだった。
いつも通りの穏やかな大人しい姿に安堵したタリアは、カーンの耳に触れながら小声でささやいた。今見たことは秘密よ、と。タリアは狼を胸元にぴったりと引き寄せて抱きしめ、目を閉じた。
***
カーンの異常な行動はその後も続いていた。問題になるほど彼女への執着が酷くなっていた。
詳しい内容と続きはピッコマでご覧ください!
「忘れられた野原」制作秘話が読める記事はこちらから↓
忘れられた野原301話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ライナは本当に厄介な人だ

カンカスがあからさまにティウランを警戒して犯人扱いしているのを見ると、むしろ犯人じゃなさそう。今までのバルカスの見当違いっぷりを考えると、これで合ってるわ

>バルカスのダメな勘を考えたら、これで合ってるわ

バルカスがカーンと張り合いながらタリアの胸に抱かれたとき、タリアは実は寝たふりをしていたというのも驚きだけど、こっそりキスまでしていたというのがさらに驚き……。あなたたち、どうして相手が寝ているときだけ素直になるの

異教徒の集会に参加したと偽証したのは、どうもライナみたいですね。 平民ではないライナだからこそ、異端審問官もその報告書を大司祭に提出したんじゃないでしょうか……

バルカンスも、彼なりに毒殺事件を防ごうと必死に頑張ってたんだな。でもそれがタリアの目には、どうしても独占欲と不安のせいにしか見えなかったんだろうな……。まあ、狼の姿でいったい何ができるのかって話だし、全力で阻止するのがカーンにとっては最善だったんだろうね……

カーンになって見たタリアの行動から、バルカスに向けた気持ちがどれほど深くて純粋な愛情だったのかを思い知るたびに、皿の水にでも顔を突っ込んで死にたくなりそう……。死ぬ前に見た日記は、まだ前菜にすぎなかったんだね……

??「俺の妻が、俺に隠れて俺にキスしただと? 知 ら な か っ た」

それはそれとして、あの兄妹が出てくるたびに、前大公にゲンコツを食らわせたくなる。子どもを! あんな! 向こう見ずな無鉄砲に育てやがって!

タリアがバルカスの腕の中にいると安心するように、バルカスもタリアのそばでしか熟睡できないんだよね。お互いがお互いにとって唯一の安らぎであり、眠り薬なのに、当人たちだけがそれに気づいていない

タリアはしばらく外に出ていなかったのに、ライナは何を見てタリアだと思ったんだろう……。シアカン城で上等な品を身につけていそうな女性なんて、タリアとライナくらいしかいないから、ライナは外見だけざっと見てタリアだと判断したのかな? よりによってタリアがティウランに銀のルビーのネックレスと絹を贈っていたし……

どうやらティウランがタリアに変装して城の外へ出て、異教徒の集会に参加したみたいですね。ライナが目撃したのは、タリアに変装したティウランだったんでしょう。ライナは世間知らずではあっても、陰湿に策略を巡らせるような人ではないですから

でも個人的には、タリアとバルカスには結ばれてほしくないです。あんな無能な男にタリアを任せるなんて無理。無能カスは死ぬほど苦労して、タリアは自分の幸せを探しに旅立ってほしい……。こっちに来たら、ここのお母さんたちが面倒を見てあげるから。
改めて見る無能カスの功績
・アイラを助けようとして、タリアの身体に傷を負わせる
・ガレスの策略に乗せられて、赤ちゃんを死産させる
・あのガレスを助けようとして、タリアを死なせる
お前の何を信じて、タリアを任せられるっていうの?

時間だけがひたすら流れ続け、 カーンは唸ってばかりで、 タリアもバルカスもお互いの顔色をうかがっているだけ。 ライナはひたすら絡んでくるし、 ティウランは……さっぱり分からない

眠っているバルカスにタリアがキスしているのを見て、バルカンはまず嫉妬したのかな。それとも、「あのとき、私にこっそりキスしてたんだな」って思ったのかな?

見てると、ライナが一番狂信者っぽい。「魔女、魔女」って騒いで、夜明け前にこっそり出ていくのを何度も見たって言うけど、あなたこそ夜明け前に寝転がって寝てもいないで何してるの?

眠っているバルカスの無垢で少年っぽい姿なんて、どうしても想像できないんですけど。眠っているバルカスにキスするタリアがかわいい

過去のカーンが、あのバルカス毒殺未遂事件の前からあんなに神経質だった理由が分かりましたね。それなら、過去のカーンも、さらに遠い過去から来たバルカスなんですか。どうか未来を変えられますように

ライナは、良く言えば純真で家族愛にあふれているけど、悪く言えば愚かで無知なんだよね。 そこらへんのありふれた定番ロマンスファンタジーみたいに、ただヒロインを嫉妬する悪女その1、みたいなつまらない立ち位置では絶対にない。 作中でタリアを悪女と呼ぶ人たちがみんなそうであるように、ライナにもきっと、タリアに対する悪意や先入観、偏見などを植え付けた人物がいるはず。おそらくそれはアイラ、あるいはアイラの側近だと思う

タリアが亡くなったとき、ライナが泣いているのを見て、ライナは異教徒であれ毒殺であれ、事件の直接的な犯人ではないと確信しました。これまでタリアを誤解していたけれど、攻城戦でタリアが人々を守る姿を見て、ほかの人たちと同じように誤解が解けたんだと思います。ライナ、今度タリアが戻ってきたら、申し訳なかった分、ちゃんと大切にしてあげてね

ふと、タリアの人生が「誰もいない、ひとりきりの悲しみの連続」だったことを改めて感じてしまって、つらいです

今、カーンの視点からは巧妙に描写されていないけど、未来を変えるためにカーンが何かを試みているのか……それとも、ただ本能のままに過去を再現しているのか、分からない。

192話を見ると、バルカスとタリアが食事をしているとき、タリアが緊張した顔で食器をあちこち置き直していた、という描写があるんですよね。もしかしてライナはアイラの手先で、本来はタリアの酒杯に毒を入れていたのに、タリアが食器を動かしているうちにバルカスの側に置いてしまったんじゃないでしょうか? だから、薬を入れた酒瓶(銀色の水差し)には何も異常がなく、タリアも酒に薬を入れたと言っていたのに、ライナが「あの女が……」

ヌックは、もうすぐ毒薬事件が起こることを知っているから、その薬自体を作れないようにしようとしているみたい……。でも、狼の体だから、ああするしかないんだろうな。その後は異教徒を疑わせる証拠が出てくるから、なおさらそうなんだと思う。

あのときマリセンが兵士を眠らせてまで外に出ていったのは、タリアのホムンクルスに会うためだったのかな? その存在があのとき秘密の通路を知り、城に忍び込んで城の構造を把握したんだろうね。今のタリアはたわごととして片づけるだろうけど、バルカス毒殺事件以降、事態がおかしな方向に進んでいると感じるようになりそう。 改めて、すべての事件の真相を知れるように、バルカスがカンに憑依する展開は神の一手だったと思います

話がそれるけど、いつかでいいから、 小説版27話/ウェブトゥーン版18話で、性的暴行を受けそうになったタリアにバルカスが 「好き勝手に体を弄びたいのか。そうしたいなら巡礼が終わってからにしろ。面倒なことを起こしたくない」 と言ったことに触れてほしい。そして、バルカスには狂ったように後悔して、苦しみ抜いてほしい。過去にヒロインが無理やり襲われそうになった場面を見ていたくせに、あんなことを言った奴がヒーローだなんて、どうしても許せない。どれだけ後悔して反省しても、どれだけ心温まる展開になっても、ずっと引っかかってる

織物事業まで後回しにして、一か月も外に出なかったのに、今になって何を見てライナを外に出すと言っているんですか?
[最近は織物事業も後回しにして、できるだけそばにいるようにしていたが、カンの不安はなかなか静まらなかった。 ほぼ一か月もの間、ろくに走ることもできず、庭をうろつくしかなかったのだから、苛立って気が立つのも無理はなかった。]

あのキス、胸が痛い……。本当にすごく好きなんですね

バルカス、お前どうするんだ? どう考えても、お前の妹がタリアにしたことはあまりにもひどいだろ? あとで戻ってきたら、あの女をぶっ飛ばしてやれ

ティウランが本当にタリアを裏切ったかどうかに関係なく、バルカスは、城が侵略される際にティウランが死亡する未来をすでに知っています。だったら、城が侵略されるその日まではできるだけ自制して、自分が閉じ込められる事態だけは避けるべきだったんじゃないですか? そうすれば、タリアとバルカスの夕食の席に乱入して毒殺を阻止できたし、ティウランも前の人生と同じように亡くなっていたはずなのに……
わたしの感想◎バルカスが足を触っていた時にタリアが起きていたなんて驚いた。それに、バルカスの腕の中でタリアが、心の底から幸福感を感じていたことも。いちごを食べた時を思い出した。良かったね〜タリア。あんなに悲しいことの後にもそう感じられる時があったんだね。あとは少しずつ未来が変わっていますように
まとめ
忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
302話

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