※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない50話あらすじ
部屋の広さと家具の大きさがちぐはぐで滑稽なほどだったが、眺めだけはなかなかのものらしく、バルコニーへ出たイネスはしばらく戻ってこなかった。その隙にカッセルは目つきで家政婦にあれこれ指示を出した。忠実ではあるがカッセルをさほど敬っていない老家政婦アロンドラは、顔をしかめて手ぶりで抗弁した。荷物も多いのに突然こんな狭い家を選んで引っ越してきて、自分にどうしろというのかという恨み言が透けて見える、音もなく答えも返らない対話だった。
イネスが戻ってくると、二人は打ち合わせたように口を閉ざした。イネスは寝室を分けるつもりというよりも、この狭い部屋を二人で使うのが信じられないという様子で自分の寝室はどこかと尋ねた。カッセルは別室の選択肢を除外していたが、部屋がなくて無理やり一つにまとめた格好になっていた。
別の扉を開けてみたイネスが見つけたのは、すでにカッセルの衣服で半分以上埋まった夫婦の(カッセルが言うには)ドレスルームだった。アロンドラは夫婦の寝室のドレスルームは無条件で奥様のものだと宣言し、カッセルの服を今すぐ放り出す勢いでハンガーごと引っ張り出した。イネスはそれほど服を持っていないから一緒に使えばいいと止めたが、アロンドラは止まらなかった。
カッセルの半分ほどの身長で横幅はたっぷりあるアロンドラは、自分で配置した家具の間を器用に避けて歩き、イネスも悠々と通り抜けていく。結局、あちこちにぶつかるのはカッセルだけだった。不意に椅子の肘掛けを蹴って顔を歪めたが、イネスが振り返ると慌てて笑みを浮かべた。アロンドラはイネスを書架へ案内し、カルステラで大尉閣下が読書しているのをほとんど見たことがないから実質セニョーラ専用になると告げた。
察しが良いのはいいことだ。イネスを引き止めて、あれこれとアピールしているのも悪くない。彼の家政婦は、まるで新しい女主人に逃げられでもするのを恐れているかのようだった。あるいは、思ったより家が貧乏なことに驚いた息子の嫁が、逃げ出してしまうのではないかと戦々恐々としている未亡人のようでもあった。その意図は・・・まあ、いいだろう。すべては善意なのだから。
たまには読むこともあると反論しても、格好をつけているだけだ、書棚はクモの巣を払うのが精一杯だと容赦ない。公務も死んでも司令部で終わらせてくるそうで、家では仕事をしたくないのだと暴露した。イネスはなるほどと納得した。家政婦はひたすらイネスの退路を断つことに血眼だった。この官邸でのカッセル・エスカランテは、壁相手にビリヤードの賭けをし、一人でチェスを指し、友人もおらず、生まれてこのかた本を読んだこともない無教養な社会不適合者のように聞こえた。カッセルがいい加減にしろと目配せすると、アロンドラは任せておけと頼もしく頷いた。嫌な予感しかしない。
書斎の窓からは半分が海、もう半分はロゴルーニョの丘の海軍官舎が一望でき、寝室とは違う角度の夕日も楽しめるとアロンドラは熱心に売り込んだ。5年住んだ前の住人よりも、わずか5日の家政婦のほうがよほどこの家に詳しい。その説明の後には「どうかお願いですから帰らないでください」という懇願が透けて見えた。
エスポーサ城から3年前に連れてこられたアロンドラは極めて保守的な性格だった。しかるべき時期に結婚し子をたくさん産むべきだという信念の持ち主で、神が緻密に作り上げたかのような完璧な主人が、自堕落で放蕩な振る舞いでそれを台無しにしているのが我慢ならなかった。なぜ婚約者がいながら結婚しないのか、なぜ正気とは思えないことばかりするのか、司令部裏に押し寄せる女たちは何なのか、なぜ礼拝堂にそれとなく行かないようにしているのか――言葉遣いこそ丁寧だが容赦のない小言を浴びせ続けた。
彼女の姉妹や両親、亡き夫とその兄弟、さらにはその子供や孫に至るまで、一族全員がエスカランテ家に仕えてきた忠誠心と、白髪の老女は敬うべきというオルテガの文化のおかげで、カッセルの父でさえ彼女を無下にできなかった。だからカッセルも、神聖な顔を無駄にするとサタンのようになると面と向かって言われても、苦笑いするしかなかったのだ。
イネスが、主人は本も読まないのに配置だけは立派だと笑みを含んで呟いた。その微かな笑い声を聞いただけで、カッセルは滑稽な男になったことなどどうでもよくなった。アロンドラが机もセニョーラのものだと告げると、イネスは晴れやかな笑みで、気に入ったわ、とても、とアロンドラとカッセルを振り返り、答えた。カッセルは本当に、もう何だってよかった。
***
夕食後、二人は波音の聞こえる1階のテラスに明かりを灯して座っていた。テラスもまた手狭だったが、可愛らしいほど小さな庭に街灯のように立てられた真鍮のランプがロウソクの灯りで白い夏の花々を照らす光景は、なかなかにロマンチックだった。
それは前の住人エルバ少佐が妻とのカルステラでの新生活に浮かれて残した情熱の痕跡だった。日が暮れて海が見えない夜でも妻に美しいものを見ていてほしい、明かりを見るたびに自分を思い出してほしい、妻は真鍮の色が好きなのだと。カッセルを捕まえてどこに何があるか何時間も語り倒し、すべて自分の手で精魂込めて――正確には業者に注文して――作らせたと豪語していた。呆れるカッセルに、それを構想することがどれほど大変か分かるかと同じ話を最初から繰り返したものだった。
この結婚はどうせうまくいかない50話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あんなに忠実な家政婦のおばあちゃんがいるっていうのに、カッセル、あんたはそのスペックを持ちながら一体どうしてそんな生き方をしてるのよ

アロンドラ、もっとやって!

私の最推しに決定・・・

たった数言で、仕えている若旦那をちっぽけな存在に見せちゃう才能があるわ

声出して笑っちゃった。大好き!!!

「あなたの旦那は変だけど、あなたが住む家は変じゃないわよ。 逃げ出さないで」by アロンドラ

お手伝いさんのおばあちゃんがめちゃくちゃいい仕事してるのに、カッセルだけが適応できずに浮いちゃってるよ〜

男主人公をやり込めるアロンドラ最高〜!これからヒロインの心強い味方になってくれそう

神様からの恩恵を仇で返すとはって・・・

必死に庇おうとしているのか、それとも貶めようとしているのか分からないアロンドラのあの態度、最高に好き

エルバ少領にご褒美をあげてほしい

悲劇の中にある日常のコミカルさ。これから日常のささやかな幸せを味わえるようになりそうですね
わたしの感想◎アロンドラ、すごく良い〜親身になってくれる距離感の近さが、このこぢんまりとした邸とともにイネスの笑顔を引き出してくれたし、イネスの笑顔を見たカッセルの嬉しそうなことよ
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
51話

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