※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない441話(エピローグ38話)あらすじ
それからどれほど日が過ぎたか分からなかった。うわ言を漏らしては意識を失うことを繰り返していたイネスが、ある朝ふと苦痛のない覚醒を得た。腕を持ち上げると袖口は記憶と違っていた。カッセルが毎日欠かさず体を拭き、着替えをさせてくれていた証だった。
腕一本が動くだけで喜ばねばならない身の上を彼女は自嘲した。「手厚い管理」をされていたおかげで、ひどい悪臭こそ漂ってはいなかっただろうが、長く病床に伏し、たまの行事のように洗われるだけの体が、芳しいはずもなかった。どれほどの恥部を、羞恥を感じることさえできぬまま彼に晒してきたのだろうか。
かつて自分を整え、品位を保つことができていた時代など、もはや恋しくさえもなかったが、ひと一人の人間にも及ばない存在に成り果てたかのような屈辱は、今なお耐えがたいものだった。マルベージャの病床から起き上がれなくなって以来、彼女は一日の大半を、自力で用を足すことさえままならない状態で過ごしてきたからだ。
使用人にしばらく放置され、自分の体から漂う汚物の臭いの中で目覚める絶望。泣き叫んでも音にもならない無力感。最後にはただ誰かが来てくれることを願いすすり泣く瞬間の自己嫌悪。意識が途切れたことに感謝する時もあれば、知らぬ間に恥を晒した錯覚に苦しむ時もあった。ましてそれがカッセル・エスカランテの青い両の瞳の前であったなら。そのすべてをまざまざと見られてしまったとしたら。
彼が目覚めたかと声をかけた時、イネスは、ただ、このすべてを見せたくないだけなのにどうして分かってくれないのという恨めしさを飲み込み腕を退けた。素晴らしい日だと笑う彼は額に口づけ、冷たい風の匂いを纏っていた。だが、ふとリネンシャツ姿と見知らぬ部屋に違和感を覚えた。ここはどこかと訊くと、新しい部屋だと答えた。鏡台と机、ソファが隙間なく並ぶ手狭な空間に巨大なベッドだけが場違いだった。肩越しに海が見える窓から白いレースが揺れている。部屋から海が見えるなんて。ここはカルステラのあの家ではなかった。
幽閉したのかと警戒する彼女に、こんな粗末な家を選ぶわけがないと笑い、ロゴルーニョの丘の頂上だと告げた。
まさか。イネスは凍りついた。かつて手紙に綴った言葉が蘇る。あの丘の官舎が宮殿より素敵に見えたこと。毎朝海を見下ろす夢。もし生まれ変われるなら、違う身分で生まれたらあんな場所で生きたいという願い。あの手紙はすべて破棄したはずだと懸命に言い聞かせた。まさか、まさか。あんな滑稽な記録を彼が見たはずがない。羞恥心なら、今感じているものだけで十分だった。
官邸を完全に移したのかと問うと事もなげに頷き、温かい布でイネスの涙の跡を拭った。自分ごとここに来たのだと告げ、前の官邸は広すぎた、もうすぐ春が来る、天気のいい日にはバルコニーから景色を眺め、ダイニングで向かい合って食事ができると夢見るように微笑んで語った。家中どこであっても、彼女が自分の足で行きたい場所にいられるようにと。
何かに取り憑かれたように、彼女も数秒の間、彼と共に永遠のような夢を見た。けれど現実が崖のように突き落とし、回復したら馬でも盗んで逃げると吐き捨てた。彼はそうしてくれたら嬉しいと笑った。首筋をなぞる布が胸元へ降りた。ボタンを外しながら、想像するだけで体から血が流れ出る心地がするが、あの時の生気と意地が眩しいのだと呟いた。露わになった胸に、聖像に口づけるような敬虔さで唇を落とした。
痩せ細った体を隠す腕は力なく捕らえられ、枯れ枝のような腕を袖から引き出し指先まで丁寧に拭いていく。肩から鎖骨、胸元、脇腹へと布が降り、下着ごと引きずり下ろされる感触に彼女は嫌だと泣き出しそうな声を上げた。もう何度もしてきたことだとなだめたが、メイドの顔すら直視するのは辛く、なんとか顔も名前もない無形の存在だと思い込もうとしたというのに、カッセルだなんて。
いっそ死にたいと懇願する乾いた唇に点々と口づけを落とし、何も隠さなくていい、何も恥じることはない、君は今も頭の先から爪先まで美しい。聖遺物のように尊く、絵画のように完璧だ。君ほど美しい病人は、どこを探してもいないと囁いた。秘部を拭う手に泣き崩れる彼女の目元に唇を寄せ、自分にとって君より美しいものはないと告げた。
それは恐ろしいほどに、一片の偽りもない本心だった。しかし、彼女はもはや美しくなどなかったため、結局のところ、それは盲目の男が愛を告白しているに過ぎなかった。ここで自分たちは幸せになるのだと彼が言った時、イネスはおぼろげに悟った。彼が、出さなかったはずの手紙を読んだのだと。
この結婚はどうせうまくいかない441話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

作家さん…この作品を実写化して、Netflixで世界1位を狙ってみるのはどうでしょう…

涙が出る

前世の無意識が残っていて、現実でもあの家に行ったのかな

イネスが苦しむのも理解できる…。配偶者が病気の配偶者を看病することはできるけど、女性は愛する人の前ではいつも綺麗でいたいという気持ちもあるから

この家には、こんな意味があったんですね……

イネスをこんなにも愛おしく思っているなんて。まるで自分が愛されているみたいで胸がいっぱいになる

こうやって、ここまで辿り着いたんだね…

もう、キムチを漬けてる最中に(白菜の水を切ってる間に)涙を流すことになるなんて〜〜うわぁぁん〜ズビッ〜。カルステラの家

ふと、映画の『きみに読む物語(The Notebook)』を思い出しました…。私の人生最高の一本なのですが…

カッセルの愛…本当にもう、すごすぎる…(狂いそう…)

あの家、あの家だ!!
わたしの感想◎愛、だ
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
442話(エピローグ39話)

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