※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない442話(エピローグ39話)あらすじ
不届きで愚かなエスカランテ。たかが盗み見た数言を一生の枷のように背負い、どれほどの月日をその中に閉じ込められて過ごしたのだろうか。彼は、一日たりとも忘れたことはないと言った。イネスは新しい服を着せてくれるカッセルに身を任せながら、逃げ出したい気持ちと、逃げてもただその場にへたり込んでしまいたいという身勝手な気持ちの間で揺れていた。
カッセルはバルコニーに出てみないかと穏やかに誘った。噴水で見たような海が見えるのだと。一見すると余裕があるように見えるが、その声には17歳で結婚した頃のたどたどしい緊張が滲んでいた。イネスの拒絶を恐れながらも一筋の期待で輝いていたあの頃の青い瞳。死体も同然の妻を抱きしめながらまたしても未来を想う、その滑稽なまでの愛に胸をかき乱される自分もまた同じだった。衝動に駆られるように頷いてしまう自分以上に滑稽なものなどない。
イネスが頷くと、カッセルは嬉しそうに微笑み、彼女の髪を整えながら、いつ目覚めても鏡の中で清潔な自分に出会えるようにしておきたかったのだと語った。他ならぬ彼の前でこそ一番綺麗な姿を見せたいと願い、それが叶わないなら見られない方がマシだと思っていることなど、彼は想像もしていなかった。それが愛の裏返しに他ならないということも。
上官エルバ少佐の官舎を力ずくで奪い取ったと少年のように恥じらいながら打ち明けるカッセルだった。彼女がロゴルーニョの丘から眺める海を好きだったことを思い出したのだと。当時、彼女はそんな素振りを少しも見せなかったのだから、これもまた彼が盗み読んだ手紙の内容なのだろう。イネスのこととなれば非常に勘が鋭い彼のことだから、自力で気づいた可能性もあるが、彼は彼女に関することでは決して安易に確信を持とうとはしなかった。ショールに包まれたまま抱かれて眺めた海は、柵の下を通り過ぎながら想像していたよりもずっと美しかった。
波が絶壁の下へ押し寄せては遠ざかる音が、どこか見知らぬ響きを帯びて――。マルベージャの病床から丸一年。苦痛という名の長い眠りからようやく覚めたかのようだった。三日後にはイネス自らの足でバルコニーへ、一週間後には書架に座れるようになり、半月で階段を降り、三十日後には庭を散歩した。花が咲き誇る春のことだった。
誰もがそれを「奇跡」と呼んだ。けれどイネスは、それがひょっとすると最後に許された贅沢なのかもしれないと知っていた。
――カッセル・エスカランテ・デ・エスポーサ
イネスが目覚めてから、カッセルにとって夢のような日々だった。だが丸60日、一度も意識を取り戻さないイネスを見守り続けた記憶が消えることはなかった。うっすら意識が戻れば悶え苦しむ姿を見るに忍びなく、再び眠ってほしいと願いながらも、一度でいいから目を開けてほしいと矛盾した祈りを捧げた。自分を見てくれなくていいから、せめて痛みだけでも忘れてほしいとも。彼女は丸一年、舌を噛み切りたくなるほどの激痛を一人で飲み込み続けていたのだ。
セシリアによれば、その状態ですら「かつて」に比べればまだましな方だと言った。少なくとも、たまに目を開けた時に言葉や声を発することができるからと。イネスは治りたいという意欲が常にあったわけではなく、最後の子を身ごもった頃から望みはないと考えていたそうだ。それでも処方を拒まなかった。故意に生を諦めることだけはできないと——それがイネスの唯一の意志だったと。たった一言の自分の約束が痛みにさらされる彼女を生に縛りつけていたという事実に、カッセルは打ちのめされた。
彼女があらゆる歳月を越えて生きていてくれたことを幸いだと思う一方で、その心がどれほど身勝手かを無視するのは難しかった。庭を横切る姿や書庫で本を手に取る光景が、叶うはずのない夢に思えることもあった。まばたきの間にすべてが消え、またベッドに伏して彼女の途切れそうな吐息を数えているのではないかと恐れた。いっそあの悪夢の日々こそを夢と呼ぶべきだろう。イネスが微笑みながら朝の挨拶を交わす今日だけが現実だった。
体が動くようになるとイネスは彼を突き放した。拒絶のために自分を痛めつける力なら今の彼女にはあり、その姿を正視できず彼は手を引くしかなかった。それでもカッセルは、自分の家でただ彼女を見つめられることを喜んだ。些細なことを成し遂げて喜ぶ姿に、愛おしさで崩れそうになった。彼女は奇跡のように回復し、夏の頃には門の外を歩き、馬車で礼拝堂へも出かけた。時折うっかり彼に微笑み、ふと思いやる言葉をかけたりもした。だから結局、彼女が何を言おうとも夢心地だった。
その幸せに油断していたのだろう。雨の降る夏の日、イネスが彼の馬を連れて姿を消した。
***
遠くへは行けないだろうという予想に反して、イネスはカルステラにはいなかった。カッセルは正気を失った様子で街中を彷徨った。意識が混濁したまま見知らぬ者に捕まったら、落馬したら——恐ろしい仮定が頭を巡る。あるいは、ただ彼から逃げようと決意したのだとしたら。憎い、顔も見たくないと口にしていたことが彼女の骨の髄まで本心なら、彼女にできないことなど何一つない。
お前を見つけられないと思っているのか、再び掴めないとでも——どんな思いで手を伸ばしたか分かっているのかと、カッセルは心の中で叫んだ。お前を失うくらいなら死ぬと。
カッセルは娘の墓の前で彼女を見つけた。まるで港で働く娘がピクニックにでも出かけたような軽装で、彼がいつも掛けてやっていたショールを敷いて座り、娘の墓石に花冠を被せている女を。彼は、自分の手ではどうすることもできない宿敵を見つめるように、長い間イネスを睨みつけた。イネスはメモを残しておいたこと、すぐ戻るつもりだったと小さな声で弁解したが、その言葉は喰らいつくようなキスに飲み込まれた。彼女の後頭部を掴んだ彼の、その手が、娘の墓に供えられたものと同じ花を、むしり取るように握りしめて荒々しく落とした。
馬に揺られて戻る道中、イネスは幼い頃ペレスで母と庭で花冠を作ったという数少ない母との幸せだった時間の思い出を語り続けた。強引に部屋に閉じ込めたい衝動を必死に抑えながら、カッセルは何も言わず彼女を2階へ運んだ。それから厩舎のすべての馬を外に出し、扉に釘を打ちつけた。窓辺に佇む彼女が、その様子を静かに見下ろしていた。オルガが修道院へ去ったという知らせが届いたのは、ちょうどその頃のことだった。
この結婚はどうせうまくいかない442話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あぁ……もどかしすぎる……

ついにオルガの近況が!気になってたんだよね

体を休める暇もなく、すぐに娘に会いに行くイネス・・・

なんでここまでしなきゃいけないのか、私にはさっぱり理解できないよ……

この二人、なんでこんなに悲しいの?
わたしの感想◎イネス、すごく回復した。でもまだイネスはカッセルに対して素直でないし、やはり本編の幸せな2人を知っているだけにつらい。この次のイネスの人生は最悪なのだけれど、オスカルと微妙な状態ながらも人生を普通に終えていたら、カッセルとの真のハッピーエンドは無かったと思うと、いろいろと複雑
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
443話(エピローグ40話)

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