※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない509話(外伝37話)あらすじ
夜のルシアーノは朝と変わらず、隣に座る新婦を同じ眼差しで見つめ、何百回と浴びせられる祝辞にも無関心な態度を崩さなかった。
無理やりな結婚は隠せないものだと誰かが呟いた。イネスは自分がこの結婚を推し進めた自覚はあったが、兄はもともとあんな表情をしている。ふと、昔は自分抜きでどうやって結婚できたのだろうかと思った。まともな精神状態ではなかった過去の自分が兄の結婚に役立てたはずもないが、最後に選んだのはルシアーノ・ヴァレスティナだった。25歳になってもデルフィーナのように強情な令嬢は、当時も彼女しかいなかったはずだ。
兄の隣で可憐で痛々しい表情のデルフィーナ。イネスが叩き込んだ「面の皮を厚く保て」の成果が、辛うじて今のあの姿だった。努力は無駄ではなかった。緊張を完全には隠せずとも、主賓席に座り続け、ぎこちなく微笑み、時折縋るような瞳でイネスを探す。その不憫な眼差しを、のちにカッセルは少し煩わしく感じるほどだった。
カッセルがなぜあのイグナシオの女がこちらを何度も見るのかと不満を漏らすと、イネスは懐いているだけだと答え、ワインを口に含んだ。普段は酒を飲まない彼女が飲んでいるのには理由があった。カルサーダ侯爵がイグナシオから持参した年代物の酒を、ヴァレスティナ小公爵夫妻の次という順番で、直々にイネスへ注いだのだ。
オルテガでは、婚礼の夜に交わされる酒は特別な意味を持つ。新婦の家が用意した最高の酒はあくまで新郎新婦のためのもので、残りがなければ皇族でさえ口にできない。わずか3杯分ほどしかない細いボトルを手にしたカルサーダ侯爵が皇帝の前を素通りした瞬間、会場は深い静寂に包まれた。
婚礼ミサの後の宴に、皇帝自らが足を運ばれたのだ。新婦側の秘蔵の酒が3杯分あるのなら、3杯目の主は当然、皇帝でなければならなかった。ところが、イグナシオの貴重な家宝だと言って皇帝に金杯を献上しておきながら、その杯を空のままにして、侯爵は足早に通り過ぎてしまったのである。
皇帝自ら親切にもその杯を差し出して待っていたにもかかわらず、侯爵はそれが目に入らないかのように通り過ぎた。一瞬にして、気まずい空気が宴会場全体を支配した。レオネルが珍しく狼狽し、慌てて皇帝の杯を満たしたが、その「珍しく狼狽した面持ち」が、結果としてマクシミリアーノを人前で二重に辱めることとなった。
さらにイハル公爵が、何事もなかったかのように振る舞うべきだろう、陛下が差し出した手のやり場に困る姿を人々に晒すな、といった面持ちで、これ見よがしに顔色を窺い出し、三度目の恥をかかせた。
カルサーダ侯爵はイネスのもとへ歩み寄り、娘を支えてくれた感謝を述べて皇帝の分まで酒を注いだ。その後の「小公爵夫人がお酒を好まないのは私も承知しておりますから、無理に飲み干さなくても結構です。夫君と仲良く分け合ってお飲みなさい」との付け足しが、おそらく五度目の屈辱だっただろう。
皇帝が待っていたのに、婿の妹に全てを注いだのだ。単にちょっとした誠意を示すためだけに。イグナシオ城に引きこもって研究漬けだと聞いていた侯爵が、世情に疎いのかと思っていたら、これほど配慮に欠けた振る舞いをするとは。しかし、イハル家の不名誉な火災を思い出せば、長女の結婚式に不義を働いた皇帝に祝いの酒を注ぎたくなかったのだろうと、侯爵の愚行はすぐに人々の記憶から消えた。
花嫁の大切な酒に穢れをつけたくなかったのだ、エスカランテ若公爵夫妻は酒を授かるには最もふさわしい、「自分の娘もあのように生きてほしい」という願いが込められている、二人の前になみなみと注がれた酒が二つの杯に分けられていたら、4杯目を受け取ったカッセルが皇帝の手前、気まずい思いをすることにななっただろう、などなどあらゆる憶測や仮説が飛び交うなか、エスカランテ若公爵夫妻は全く別の話をしていた。
カッセルが、デルフィーナは自分よりイネスばかり見ていると言い、本当は彼女が欲しかったのではないかと推測した。女性だから仕方なくルシアーノにしたのだと。イネスはデルフィーナが幼い頃からルシアーノに似た者に惹かれてきたことを知っていたが、カッセルには妻しか見えていないからそんなことが言えるのだと内心思った。リカルドの可愛さに息を呑み、イヴァナの中にすらルシアーノと似た部分を探していたデルフィーナは、今、兄が彼女に一瞬の視線を向けただけでも十分だとばかりに微笑んでいた。
宴では、ヴァレスティナ公爵夫人が実権を手放すまいと気弱な女を選んだのだという陰口が飛び交った。オルガは、とうの昔にそんな話が出ることを予想していて、あまりの悔しさに夜も眠れなかった。イネスが花嫁の後ろ盾として振る舞うほど、噂の矛先はイネスに向いた。いまだに実家を牛耳り続けたいから、あえて存在感のない女を兄の妻に選んだと。オルガにしてみれば、そんな言われようも到底納得できず、発狂しそうなほどだった。しかしイネスは気にしなかった。時間が経てば分かることだ。
彼女が無関心を装う兄の顔とレオナルド・ヘルベスを交互に見やり、視線に気づいたレオナルドと、ほんの一瞬向かい合って微笑んだ。結果、カッセルが彼女の頬を包み込んで自分の方へ向け、口づけた。わずかに含んでいたワインが彼女へ流れ、目をそらすなと囁いた。一体誰の結婚式なのかと怪しむ視線が、一斉に二人へと注がれた。
この結婚はどうせうまくいかない外伝37話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

デルフィーナの家系、すごく強くて芯が通っていて、ヴァレスティナ家にぴったりじゃないですか?間違っていることには絶対に屈しなさそうですね

いや〜、カッセルの嫉妬交じりの惚気っぷり、本当にすごいな

皇帝への5段階の屈辱、ざまあみろって感じですね

カッセルは隙あらば嫉妬してるね

カッセルの嫉妬は老若男女を問わないね!

カッセル〜!しっかりして〜〜

皇帝が、皇帝らしくないから、思いっきり見下されてる

カッセルの家の年長者たちも、デルフィーナの家の年長者たちも、みんな最高ですね。親戚付き合いの運まであるなんて。三つの家の大人たちのうち、オルガだけが問題だわ、オルガだけ

レオナルドは2回も逃したってこと?
わたしの感想◎すこしずつマクシミリアーノ皇帝の尊厳が削られていったり、カッセルが気が気じゃなかったり、主役たち以外にも目が離せない結婚式ですね
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
510話(外伝38話)

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